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2022.12.25

実はかなり汚れてる!適切なお手入れで「ソファ」もすっきり【1日1か所ゆるっと大掃除】

布、合成皮革、天然皮革など、素材によってお手入れ方法が違うソファ。「間違ったら嫌だな」と恐る恐るお手入れしている方も多いのでは? そこで今回は、お洗濯のプロに、素材別の正しいケア方法を教わりました。

Text:
keiko kido
Tags:

汚れをすっきり!正しいソファのお手入れ方法

毎日使っているソファは、大掃除でぜひお手入れしたいもののひとつですが、どのようにケアすればいいのでしょうか? お洗濯のプロ、ライオン株式会社 お洗濯マイスターの大貫和泉さんに教えてもらいました。

【布張りソファの場合】

グレーのソファ

【1】色物や柄物は色落ちしやすいかをまず確認。洗剤(おしゃれ着用洗剤「アクロン」)の原液を白い布につけて、ソファの目立たない所をたたき、布に色が移るかを見て、色落ちしなかったら(2)の工程へ。

※洗剤で色落ちした場合、水で色落ちするか確認し、OKだったら(2)の工程は水のみで行う。水でも色落ちする場合は、メーカーや購入店にご相談ください。

【2】水4Lに対し、おしゃれ着用洗剤「アクロン」10mlを溶かし、洗剤のうすめ液をつくり、いらなくなった布にうすめ液をつけて固く絞ったあと、ソファをふき取る。

【3】汚れが取れたら、ソファについた洗剤液を除くため、水で濡らし固く絞った布でふき取る。洗剤分をできるだけ取り除くため、布はこまめに水ですすぐ。水がついた部分と乾いている部分の境目を、濡れたタオルで軽くたたいてぼかすと、輪ジミができにくくなる。

【4】濡れた部分の上から乾いた布を当て、水分をできるだけ取る。冬場は乾きにくいので、扇風機の風を当てるという方法も!

【合成皮革のソファの場合】

白いソファ

水洗い可能なマークがついていたり、商品自体が水や洗剤を使ってのお手入れが可能なことをうたっている場合は、布張りソファと同じ方法でOK!

【天然皮革のソファ場合】

洗えないので、日ごろから、専用ブラシでのブラッシングや乾拭きをしてホコリを取る。濡らしてしまったときは、乾いたタオルでたたくようにして水分を吸い取り、乾かす。

「布張りや合成皮革の場合は、色落ちしなければ洗剤を使ってお手入れすることができます。洗えない素材のソファは特に、日ごろからホコリなどを溜めないようにしましょう」(大貫さん)

「ソファは基本乾拭き」と思っている方も多いはず。洗剤が使えるケースがあるとは驚きですね!自宅のソファの素材を確認して、年末の大掃除に役立ててください!

協力/ライオン株式会社 生活情報サイト「Lidea」

ライオン株式会社 お洗濯マイスター

大貫和泉

消費生活アドバイザー、繊維製品品質管理士、健康予防管理専門士、洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わってきた経験と母親としての経験と研究活動を融合し、日々のお洗濯に役立つ情報をわかりやすく伝えている。

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