Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE暮らし

2022.01.12

疲れが取れない人がやりがち帰宅後の「悪習慣」 |仕事後もストレスを感じる人の疲労リセット法

疲れて家に帰るとついついソファに座りこんでしまい、そのままダラダラと時間が過ぎてしまう――家での時間をメリハリなく過ごしてしまうのは、自律神経を乱す要因です! 自律神経研究の第一人者である小林弘幸先生は、帰宅したらすぐに「1日をリセットする」ことで、仕事後も大きな充実感を得られるといいます。『「自律神経を整える1日の過ごし方」を聞いてきました』から詳しく紹介します。 1回目:何だかパッとしない朝に「自律神経」整える仕込み 2回目:昼休みに仕事する人が自律神経を乱す「腸的」理由

Tags:

――「どうして昨日、返信しなかったの?」と次の日に言われるんじゃないかな、と考えてしまうんですけど……。

小林:メールに返信しないくらいで何かいってくる上司は、ちょっと考えものですよ。無視するわけではなくて、次の日、直接返事をすれば大丈夫だと思いますよ。夜は、自分中心な過ごし方をしても誰にも文句はいわれません。誰かに嫌われることを恐れないようにしましょう。

――そうですよね。次の日に、直接返事をすることにします。

小林:対人関係はストレスの大部分を占めますが、メールだと24時間どこにいても人とつながることができます。「ブラック刺激」から身を守るために、とくに夜は人と適切な距離感をとることを意識してください。

ストレス軽減には、リラックス方法を増やすこと

疲れが取れない悪習慣疲労疲れリセット法解消法

――わかりました。ところで、「ホワイト刺激」には、どんなものがありますか?

小林:私の場合は、タブレットやスマホに、ネット上でみつけた、真っ白な秋田犬の子犬の画像を入れています。まるまるとした可愛らしい無垢な表情を見ていると、一瞬で心が和みます。

――秋田犬の子犬の画像ですか。たしかに癒されそうですね。

小林:見るだけで自然に顔がほころんでしまうような画像はおすすめです。交感神経の過剰な興奮が抑まり、副交感神経の働きがアップします。心が落ち着く風景を見ることも、ストレスを軽くする効果があります。ほかにも、私はテレビドラマが好きで、お気に入りのドラマがあると、予定を入れずに真っ直ぐに家に帰ります。最終回が近づくと暗くなることもありますが。

ちょっとした楽しみ、小さな幸せでもいいので、自分なりのリラックス法を複数持っていたほうがいいでしょう。視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚など五感の癒しを活用することで、副交感神経の働きをより高めます。

――顔がほころぶ画像を見たり、ドラマを見たり、気軽なものでいいんですね。音楽を聴いたり、読書をしたりするのも良さそう。

小林:もちろんです。脳が心地良いと思えることが重要です。そのときにアロマを焚いて香りをプラスしてみてください。ラベンダーの香りは、リラクゼーション効果や睡眠効果が高いアルファ波が増加するし、日本的な香りでも、杉や檜には交感神経の過剰な働きを鎮めるという効果があります。

自分が癒される香りを嗅ぐことで「ブラック刺激」を遠ざけて、夜の熟睡力を高めることができます。

また、好きな音楽を聴くことも気持ちを鎮めるのでおすすめです。最近の研究では、「ド」の音を528Hzの周波数に設定した音階でつくられた音楽が、自律神経を整えることがわかっています。この「528Hz音楽」は音楽配信などでもあるので一度聴いてみてはどうでしょう。

「なんとなく…」の不安や疲れがスーッと消える「自律神経を整える1日の過ごし方」を聞いてきました

「なんとなく…」の不安や疲れがスーッと消える「自律神経を整える1日の過ごし方」を聞いてきました(日本実業出版社)

順天堂大学医学部教授、日本スポーツ協会公認スポーツドクター

小林 弘幸(こばやし ひろゆき)

1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属イギリス王立小児病院外科、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任する。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に携わる。また、順天堂大学に日本初の便秘外来を開設し、腸内環境を整えるストレッチを考案するなど、さまざまな形で健康な心と体の作り方を提案している。『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)、『死ぬまでボケない 小林式グーパー体操』(光文社)など著書多数。

画像ALT
東洋経済オンライン

東洋経済オンラインは、独自に取材した経済関連ニュースを中心とした情報配信プラットフォームです。

1 2 3
Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら

Read Moreおすすめの関連記事