おしり筋を使えるようになるとやせやすくなる!おしり筋活性化エクササイズでキュッとした美桃尻を目指そう
お正月におしりが太る原因は、食べ過ぎでついた脂肪だけでなく、動かない生活による骨盤のゆがみなどがあります。けれど、おしりはダイエットでもなかなか落ちにくい部分です。骨盤矯正パーソナルトレーナー Naokoさんに伺うと「大切なのは“おしり筋”です。おしり筋をしっかり使えるようになるとやせやすいだけでなく、骨盤のゆがみが整い、筋肉がバランス良く使えるようになるので太りにくくなります」。簡単にできる「おしり筋活性化エクササイズ」をさっそく教えていただきました。
おしり筋活性化エクササイズ1「おしり歩き」
本来、歩く時はおしりの筋肉が使われるものですが、デスクワークやスマホ操作などで前かがみの姿勢が多い現代人は、おしり筋がなまけがち。すると、歩いてもおしり筋がきちんと働かないので、太りやすく垂れやすい状態に。「おしり歩き」はおしりの筋肉で押し出すように歩くことで、怠けていたおしり筋を活性化できます。通勤やウォーキングの際にとり入れるほか、自宅のリビングや庭で行ってもOKです。
おしり歩きのPoint1. おしりに手を当て、大股で歩く
背筋をまっすぐ伸ばし、肩を開いて猫背にならないようにします。おしりの下部分に手をあてます。歩く時は大股で、前足はかかとから着地し、後ろ足は床を蹴り上げるように踏み出します。後ろ足を蹴る時におしりの筋肉が縮んでいることをチェック。太もも内側の筋肉も使えていて、おしりに押されるイメージで前に進みます。
おしり歩きのPoint.2 左右それぞれの線上を歩く
歩く時は、左右の足幅をキープしたままで歩きます。1本の線上を歩く、モデルのようなウォーキングは太もも内側の筋肉がないとひざを痛める可能性があります。また、つま先を15度ほど外側に向けると歩きやすくなります。
おしり筋活性化エクササイズ2「片脚上げ」
横向きで寝たまま片脚を上げ下げする動きで、おしりの横の筋肉を鍛えます。ここが鍛えられるとおしりがキュッと引き締まるだけでなく、上向きの形になるので垂れにくくなります。
STEP1. 横向きで寝て左脚を少し上げる
体の右側が床につく形で横向きで寝て、頭から足先までは一直線上になるようにします。右手で頭を支え、左手は床に置いて体を安定させます。左脚を軽く真上に浮かせます。
STEP2. 息を吐きながら左脚を高く上げる
鼻から息を吸い、口をすぼめた状態でゆっくり息を吐きながら左脚を高く上げます。脚の力で上げるのではなく、お尻の筋肉を使って上げるのがポイント。息を吐ききったらゆっくり下の位置に戻します。これを3〜5回繰り返したら、反対の脚も同様に行います。
おしり筋活性化エクササイズは、無理のない範囲であれば1日何回でも、毎日でも行ってOKです。続けることでおしりやせが早く叶います。
撮影/古家佑実(SORANE) ヘア&メイク/佐伯エミー 構成/片山幸代
骨盤矯正パーソナルトレーナー
Naokoさん
整体トレーニングサロン「NaokoBodyworks」代表。20代の頃より、肥満をはじめ、肩こり、腰痛など多くの不調に悩まされ、ボディメンテナンスの分野に興味を持つようになる。出産後、体づくりを本格的に勉強し、ヨガ、ピラティス、解剖学、整体、エステ手技などを学び、独自のメソッドを開発。自身も14kgの減量に成功し、不調知らずの体を手に入れる。現在は、12,000人以上の女性たちにボディメイクやメンタルケアを行うほか、メディアでもエクササイズを発信。近著に「下半身ぽっこり解消ダイエット」(宝島社)、「体が硬くでもラクにできる! 1分おしり筋をのばすだけで劇的くびれ・美脚!-動画サービス付き」(学研プラス)がある。https://s-d-m.jp/talents/nakamura-naoko/