Contents
「明朗快活」の基礎知識
「明朗快活」とは、人の性格について表現する言葉であり、性格が明るくほがらかであることを表す四字熟語です。就職や転職の面接などで自己PRをするために使われることもある言葉で、「明朗快活な人」というように使います。それでは、「明朗快活」の詳しい意味や読み方、由来・語源、使い方、例文について、詳しくチェックしていきましょう。
「明朗快活」とは明るくほがらかなこと
【明朗（めい‐ろう）‐ラウ】
＜名・形動＞
・こだわりがなく、明るくほがらかなこと。また、そのさま。「健康で―な青年」「―快活」
・内容をはっきりと示して、うそやごまかしがないこと。また、そのさま。「―な人事」「―会計」
めいろうさ＜名＞
（引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より）
「明朗快活」とは、明るくて元気な様子であることを指す言葉です。性格を表す際にも使える言葉で、自分の性格について履歴書や面接の自己PRのときにも使えます。
ビジネスシーンで自分をアピールできるポイントとして使える言葉であり、同じ意味でも「いつも元気で明るい性格です」というよりも「明朗快活な性格です」と伝えたほうがビジネスでは好印象を与えやすいでしょう。
「明朗快活」の読み方
「明朗快活」の読み方は「めいろうかいかつ」です。「明朗」を読み間違えてしまうことがあるため、「みんろう」や「みょうろう」などと読んでしまわないように気を付けましょう。
また、「明朗快活」は漢字を間違えてしまうケースもあるようです。間違えやすい部分は「朗」の字で、誤って「郎」と表記してしまう場合があるため、誤用には注意しましょう。
「明朗快活」の由来・語源
「明朗快活」の由来は、「明朗」と「快活」の2つの熟語があわさってできたといわれています。「明朗」とは「嘘やごまかしがないさま」や「明るくてほがらかな様子」を表現する言葉です。一方、「快活」とは、性格や人柄について「明るく元気のよいさま」を表しています。
「明朗」と「快活」という言葉自体が意味が近い類語であり、それら2つの言葉を重ねたものが「明朗快活」です。似た言葉に「明朗会計」がありますが、これは「ごまかしがなくはっきりしている会計」という意味で使われています。
使い方は「明朗快活な人」など
先述のとおり、「明朗快活」は明るくてほがらかな様子を意味する言葉です。そのため、「明朗快活」を使う際にはポジティブな内容の誉め言葉として使ったり、ビジネスシーンで自分をアピールするために使ったりします。
「明朗快活な人」や「明朗快活な性格」、「明朗快活なキャラクター」などというように使います。ビジネスシーンでアピールポイントとして使う場合には、具体的なエピソードとともに使うことで、より相手にイメージが伝わりやすくなるでしょう。
「明朗快活」を使った例文
「明朗快活」を使った例文は以下のとおりです。
・母は昔から【明朗快活】な性格で、周りから好かれている人だ。
・あの店のスタッフはみんな【明朗快活】でしっかりと説明してくれるので、いつも任せています。
・彼はクールな人かと思っていたけれど、実際に接してみたら【明朗快活】でコミュニケーション能力が高くて、あっという間に仲良くなったよ。
このほか、ビジネスシーンでアピールする場合の例は以下のとおりです。
・私はいつも前向きな考え方をするよう心がけており、友人からはよく【明朗快活】な性格だと言われます。
「明朗快活」の類語と対義語
「明朗快活」を言い換えできる類語と対義語の例は以下のとおりです。
【明朗快活の類語】
「明朗闊達」、「元気溌刺」、「豪放磊落」、「天真爛漫」
【明朗快活の対義語】
「鬱鬱怏怏」、「陰々滅々」
「明朗快活」自体の意味だけではなくあわせて類語と対義語についても理解することで、幅広い表現ができるようになります。「明朗快活」の類語と対義語をそれぞれチェックしていきましょう。
