Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE雑学

2022.04.09

【花より団子】どういう意味? 類義語をすべて知っているかチェックしてみよう!



「花より団子」とは、外観より実質を尊ぶことを指す言葉です。今回は、「花より団子」の詳しい意味や言葉の由来、使い方、例文をわかりやすくご紹介します。言い換えができる類語や対義語も解説しているため、正しく言葉を理解したい方はぜひ参考にしてください。

Tags:

「花より団子」の基礎知識

「花より団子」の読み方は「はなよりだんご」です。この言葉は「花見より団子」と表現する人もいるようですがこれは誤りのため、「花より団子」と正しく覚えましょう。意味は風流さよりも実利のほうをとることを指します。

花より団子

はじめに、「花より団子」という表現の詳しい意味や語源、使い方、例文、使う際の注意点などについて、詳しくチェックしていきましょう。

「花より団子」とは外観より実質を尊ぶこと

【花(はな)より団子(だんご)】
風流より実利のほうをとること。外観よりも実質を尊ぶことのたとえ。

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

「花より団子」とは、その言葉のとおり「花を愛でることよりも団子を食べることを尊ぶこと」というたとえです。つまり、花を愛でるような見た目の美しさや風流さよりも、団子を食べるような実利を選ぶことを意味しています。外観よりも現実的な利益が大事だと伝えたいときや、上品さやおもむきが理解できないことをたとえるときなどに使われる表現です。

「花より団子」の由来・語源

「花より団子」は、「江戸いろはかるた」や「尾張(大阪)いろはかるた」のひとつでした。「花」とは花見のことを指します。

花見が始まった時期といわれている奈良時代は、桜ではなく梅を主に貴族が鑑賞しながら和歌を詠むなどしていました。平安時代になると梅ではなく桜を鑑賞するようになります安土桃山時代に豊臣秀吉が開催した醍醐の花見は数千人が参加する豪華絢爛な宴で、花見団子の始まりだといわれる団子がそこで振る舞われたのです。

その後江戸時代には花見の文化が庶民にも広まり、時代が進むごとにだんだんと風流さよりも団子が目当てになっていきました。それをたとえて、実利を選ぶことや風流を楽しめない人を揶揄する言葉として「花より団子」ができたのです。

「花より団子」の使い方や例文

「花より団子」の使い方を例文でチェックしながら確認していきましょう。先述のとおり「花より団子」の使い方には、外観よりも現実的な利益が大事だと伝えるときと、上品さやおもむきが理解できないとたとえるときの2つがあります。以下、「花より団子」の使い方の例文です。

僕は小さい頃から【花より団子】で、褒められるよりもお小遣いを増やして貰ったほうがありがたかったな。
・私が勤める会社では毎年お花見を開催していますが、みんないつも【花より団子】でわいわいと楽しんで飲むのがメインになっています。
・せっかくきれいな場所に来ているのに、あなたはさっきから食べてばかりだね。まさに【花より団子】だ。

「花より団子」を使う際の注意点

「花より団子」を使う際には、注意しておきたいポイントがあります。「花より団子」は自分のことだけではなく他人のことに対しても使える言葉ですが、基本的に他人に対してはあまり多用するべきではないということです。

他人に対して「花より団子」を使う場合、美しさや風流さを理解できないことについて馬鹿にするようなニュアンスがあります。近年マイノリティな考え方に対しても尊重するようになっていますし、価値観は人によって違うものです。他人に対して使う場合は仲のいい人を少しからかう程度にして、相手を不快にさせないように気を付けましょう。

とくに、上司や先輩のことを「花より団子」と表現するのは礼儀に欠けます。「花より団子」を使う際には注意してください。

「花より団子」の類義語と対義語

「花より団子」と言い換えができる類義語と、反対の意味を持つ対義語は以下のとおりです。

花より団子

【花より団子の類語】
「色気より食い気」、「名を捨てて実を取る」、「詩を作るより田を作れ」、「花の下より鼻の下」、「恋するより徳をしろ」、「一中節よりかつお節」、「見栄張るより頬張れ」、「理詰めより重詰め」、「義理張るより頬張れ」、「挨拶より円札」

【花より団子の対義語】
「馬子にも衣装」、「武士は食わねど高楊枝」

「花より団子」の類語と対義語について、それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

【類義語1】色気より食い気

「花より団子」の類語にはたくさんの種類がありますが、今回は「色気より食い気」と「名を捨てて実を取る」についてご紹介します。

色気より食い気」の読み方は「いろけよりくいけ」です。「恋するより徳をしろ」や「花の下より鼻の下」にもいえますが、「花より団子」で比較している「風流さと食欲」とは対象が微妙に違い、「色気より食い気」は「恋愛感情と食欲」、「恋するより徳をしろ」は「恋愛感情と道徳」が比較対象となっています。

しかし、なにかを引き合いに出してほかのもののほうがいいと表現していることは一緒のため、類語のひとつだといえるでしょう。

【類義語2】名を捨てて実を取る

「名を捨てて実を取る」も花より団子の類語のひとつで、「なをすててじつをとる」と読みます。「名を捨てて実を取る」とは、「名誉や名声などのうわべだけの体裁を重視するより、名誉は人に譲るなどしたとしても実利を取ったほうが賢明である」ということわざです。一時的な批判を受けることになってでも、本当に利益になることを求めるときなどに使います。

「名を捨てて実を取る」という表現は、ビジネスシーンでも使いやすい言葉です。しかし、実利を得ようとし過ぎた結果なりふり構わないような状態になると、体裁だけではなく実利にも影響が出てしまうため注意しましょう。

対義語は「馬子にも衣装」

「花より団子」の対義語は「馬子にも衣装」で、「まごにもいしょう」と読みます。「馬子にも衣装」とは、「つまらぬ者でも外形を飾るとりっぱに見えること」をたとえた慣用句であり、外観や見栄を重要視している表現です。見栄よりも実際の利益を重視し、外見的な美しさを軽視している「花より団子」とは反対の意味にあたる言葉だといえます。

まとめ

「花より団子」とは、花を愛でるような見た目の美しさや風流さよりも、団子を食べるような実利を選ぶことを意味する言葉です。使い方は2種類あり、外観よりも現実的な利益が大事だと伝えたり、上品さやおもむきが理解できないとたとえたりすることがあります。

花より団子

自分に対して使う場合も他人のことを表現する場合もありますが、相手に対して使うのであれば失礼に当たらないように注意してください。言葉が持っている意味や語源、使い方、類語、対義語などをしっかりとチェックして、さまざまな言葉を正しく使えるようになりましょう。

こちらの記事もおすすめ

お花見は古くからある日本の文化|起源や食について学ぼう
【入園・入学式の服装】色で選ぶママのセレモニースタイル

写真・イラスト/(C) Shutterstock.com

Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら


Read Moreおすすめの関連記事