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LIFESTYLE雑学

2022.06.06

【卵の殻】捨てる前に!地球にやさしい再利用アイデア集

「卵の殻は再利用の万能選手」と言われても、ピンとこない人は多いかもしれません。生ゴミに思える卵の殻には、実はたくさんの再利用法があるのです。掃除・ガーデニング・子どもの自由研究・インテリアなど、捨てる前に試したい再利用アイデアを紹介します。

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卵の殻を食器・キッチンの汚れ落としに

卵の殻の主成分は、研磨剤としても使用されている「炭酸カルシウム」です。卵の殻の研磨性を利用すれば、食器・キッチンの汚れ落としができるのです。

卵を料理に使った後、殻は捨てずに洗ってストックしておきましょう。

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水筒やカップの茶渋を落とす

麦茶を入れた水筒や、カップに付いたコーヒー・紅茶・ほうじ茶の茶渋は、食器用洗剤でこするだけではなかなか落ちないもの。「飲み物を入れる水筒やカップに、漂白剤を使うのは抵抗がある」という人は、卵の殻を使った茶渋落としを試してみましょう。

カップの茶渋には、卵の殻を割って、殻の表面を直接こすりつけるだけでOKです。水筒の場合は、粗く砕いた卵の殻1個分と、汚れ落とし効果を高めるための熱湯を50mlほど注ぎます。しっかりフタをしたら3分ほど振りましょう。茶色い汚れがすっきり落ちて、面倒な茶渋落としが楽しくなるかもしれません。

シンク磨きにも活躍!

卵の殻の研磨性は、シンク磨きにも利用できます。クレンザーや洗剤を使わなくても、卵の殻でこするだけでシンクをきれいに掃除できるのです。

使用する殻の量は、一般的な広さのシンクなら卵1個で十分です。殻は小さく砕かずに、大きいまま使った方が磨きやすいでしょう。そのまま手に取ってこするのに抵抗があれば、排水口ネットやストッキングに殻を入れて磨きます。油のベタつきが気になるときは、少量の食器用洗剤を垂らして磨くと、すっきりと汚れを落とすことができます。

磨き終わったら水で汚れと殻を洗い流し、再利用が終わった殻は処分しましょう。

鍋やコンロ周りの焦げ付きにも

卵の殻は、タワシの代わりとして再利用することも可能です。排水口ネットやストッキングに卵2〜3個分の殻を入れたら、鍋底やコンロ周りの焦げ付きを磨きます。磨き終わった殻はそのまま捨てられるので、衛生的です。

注意点として、ホーローの鍋やフライパンのフッ素樹脂加工面など、研磨剤が使用できない傷つきやすい素材に、この方法は使えません。素材を確認してから使用するようにしましょう。

頑固な「鍋のこげ付き」の対処法|原因や落とす際の注意点も解説|Domani

布巾の汚れ落としに利用できる

布巾を煮沸消毒するとき、卵の殻を入れて一緒に煮ると、布巾の汚れ落ちアップが期待できます。卵の殻の成分「炭酸カルシウム」は、熱湯で煮ると湯に溶け出してアルカリ性の漂白成分となり、汚れを落とす役目を果たしてくれるのです。

水を張った鍋の中に、きれいに洗った卵の殻を3〜4個程度入れて、布巾と一緒に煮込みます。沸騰したら10分ほど煮て完了です。漂白剤ほどの強い漂白作用はありませんが、捨てる前の卵の殻で環境に優しく汚れ落としができます。

なお、煮沸消毒は綿や麻の布巾に適しています。ウールや化学繊維の布巾を煮沸すると、熱により縮んだり生地を傷めたりする可能性があるため注意しましょう。

ガーデニングの肥料や土壌改良に

卵の殻を使った肥料や土壌改良剤は、ホームセンターや園芸店などでも販売されていますが、家庭でも自作することができます。肥料の作り方や使い方を見ていきましょう。

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細かく砕いて肥料として活用

卵の殻の主成分「炭酸カルシウム」は、その名の通りカルシウムです。カルシウムは、植物の成長に欠かせない栄養素の一つですが、雨の多い日本では、土の中のカルシウムが流され不足しやすいという特徴があります。卵の殻を活用すれば、カルシウムの補給に期待できるのです。

卵の殻を再利用した肥料の作り方と使い方は、以下の通りです。

【作り方】
1.卵の殻を洗って乾燥させる
2.厚手のビニール袋に入れて麺棒ですりつぶすか、電動ミキサーで粉末状にする

【使い方】
細かくした卵の殻を、株元から少し離してまく

卵の殻の炭酸カルシウムは水に溶けにくい性質があるため、ゆっくりと植物に吸収され、穏やかに効果を発揮します。

酸性に傾いた土壌の改良にも

日本の土壌は、酸性雨の影響で酸性に傾きやすいとされています。また、植物の生育によっても、土は酸性に傾くのです。

植物ごとの差はありますが、一般的に植物の生育に適している土の酸性度は、弱酸性といわれています。卵の殻の成分である炭酸カルシウムはアルカリ性のため、土に混ぜると、酸性に大きく傾いた土をアルカリ性に傾けるように、つまり弱酸性に近づけるように働いてくれるのだとか。

このように、卵の殻は土壌の改良にも役立てることができるのです。炭酸カルシウムは水に溶けにくい性質のため、土壌を緩やかに弱酸性へと移行できます。

子どもと楽しむ!夏休みの自由研究や工作に

卵の殻を、自由研究や工作に使うアイデアを紹介します。環境に優しい工作にもなるので、ぜひ子どもと挑戦してみてください。

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チョークを作ってみよう

卵の殻を使って、チョークを作ることができます。作る工程を写真に撮ってまとめたら、夏休みの自由研究にもなるでしょう。

殻に色付けしてモザイクアートに

色付けした卵の殻で作るモザイクアートは、迫力満点です。作品作りを楽しみながら、細かい作業で集中力を養うこともできるでしょう。

卵の殻に絵の具で色付けした後、ニスを塗って殻に光沢を出すと、タイル画のように仕上がります。子どもと一緒にいろいろ試してみては?

多肉植物を植えるミニプランター

卵のコロンとしたかわいらしい形を利用して、多肉植物を植えるプランターに変身させましょう。いくつか並べて飾ると、一層おしゃれに演出できます。作る際は、卵の上部だけを割るのがポイントです。

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【タイプ別】人気の多肉植物の代表種|育て方や元気がないときの対処法も紹介|Domani

卵の殻の再利用はエコになる

卵の殻の再利用は家庭でも取り入れられますが、企業レベルでも再利用の開発が進んでいます。卵の殻が再利用されるようになった背景や、卵の殻を利用したリサイクル製品を紹介します。

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日本は卵の消費量世界第2位

肉や魚に比べ、安くて手に入りやすい卵は、調理も簡単で手軽にタンパク質を摂取することができます。そのため、毎日の食卓に卵料理を出す家庭も多いのではないでしょうか?

2020年の日本人の卵の年間消費量は、1人あたり340個で、これは世界第2位の数値です。また、日本の食品工場から出る卵の殻の廃棄量は、年間約20万tと膨大で、企業も廃棄方法に頭を悩ませていました。

その悩みを解決するために、廃棄する卵の殻を利用したリサイクル製品を開発する企業が増えています。

参考:鶏卵の需給見通し|一般社団法人 日本養鶏協会

卵の殻はさまざまな製品に再利用されている

これまでは捨てるしかなかった卵の殻ですが、近年ではさまざまなリサイクル製品が生まれています。

例えば、運動場や学校の校庭のライン引きに使用される白い粉は、主成分が消石灰のものが主流でした。消石灰は、目に入ると角膜や結膜を傷つけるため、健康被害が不安視されています。そこで、安心してスポーツを楽しむために、100%卵の殻で作られた「リサイクル白線」が誕生したのです。

また、プラスチックを60%削減し、代わりに卵の殻を配合した新素材「プラシェル樹脂」は、これまでの石油系樹脂製品の代替として開発されました。

家庭でも気軽にできる卵の殻の再利用法を取り入れてみると、地球に優しい暮らし方がもっと身近になるかもしれません。

参考:グラウンド用品|天神白墨 日本白墨工業株式会社
参考:カネパッケージ 株式会社-環境新素材プラシェル

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