Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE レジャー

2022.07.01

【世界の手仕事】カラフル雑貨に心躍る「BASHO」のポップアップショップに行ってみた

世界の手仕事を中心に扱うバイヤーによるSHOP、「BASHO」をご存知でしょうか?セレクトされる雑貨たちはとにかく可愛いが大渋滞。恵比寿で7月7日(木)まで開催中の期間限定POP UP「そろそろ行こうよあの場所に。」の様子をレポートします!

Tags:

「BASHO」には手仕事の魅力がいっぱい!

「BASHO」(@basho_kiyosumi)は4人のバイヤーさんによる空想SHOP。普段はそれぞれの店舗やオンラインショップで商品を販売していますが、不定期でBASHOとして集結してPOP UPを開催しています。今回は、有隣堂 アトレ恵比寿店で7月7日(木)まで開催中の「そろそろ行こうよあの場所に。」にお邪魔しました。

注目すべきは世界各国の手仕事で作られた雑貨やお洋服たち。伝統技法で作られるその多くは各地のお母さんたちの手によるもの。そう、これは世界のワーママの手仕事でもあるのです!  ひとつとして同じものはなく、その唯一無二の出会いも大きな魅力と言えます。

個性豊かな4人のバイヤーさんと、おすすめ雑貨たちをご紹介

今回BASHOで楽しめるのは、東欧・モロッコ・イラン・インド・タイからバイイングされた雑貨たち。それぞれのバイヤーさんと、筆者が注目したアイテムをご紹介します!

【OKKO YOKKO】イランの手編み靴下と手吹きガラス

OKKO YOKKO(@okkoyokko)はイランとタイの雑貨を取り扱っており、今回ご紹介したいのはイランのもの。まずはほっこり感が堪らない手編み靴下♡ イラン北部の小さな村に暮らす編み物名人のおばあちゃんたちが、家事の合間にせっせと縫ってバザールの商人に売っているのだとか。冬に人気と思いきや、冷房対策でこの季節に買っていく女性の方がとても多いそう。
ベビー用のミニサイズもあり、我が家のチビも赤ちゃん時代に愛用していました。


柄もそれぞれに意味があるのも面白いポイント。写真の靴下の足裏部分、ギザギザした縦縞模様は「羊の腸」を表しており、長寿や健康を願う意味が込められているそうです。「足の裏から健康」って世界の共通意識なのね…と思わされます。

昨年、有隣堂さんでこちらの靴下を取り扱ったところ大反響だったそうで、これを受けて今回のPOP UPが実現したとのこと!


ホットドリンクにも使える手吹きガラスは、首都テヘランの工房で2000年以上前から変わらぬ技法で作られているもの。機械で大量生産されたものにはない、いびつさが手仕事の証。大きめの花瓶もあって素敵でした。

【東欧民芸クリコ】東欧のヴィンテージ刺繍ブラウス


主にウクライナやルーマニアの伝統的刺繍ブラウスを取り扱っているクリコ(@kuriko_kuri)。オーナーの栗山加奈子さんのニックネームがそのまま屋号になっています。センス溢れる確かな目利きにファンも多く、バイイングされた刺繍ブラウスはため息が出るほど繊細なものばかり。国によって刺繍の色やモチーフが違うのも面白いです。谷中に実店舗を構えており、東欧以外の国の商品も楽しむことが出来るんですよ。伝統衣装をUNIQLOやZARAとMIXして、さらりと普段使いに着こなすクリコさんご自身のファッションも本当に素敵で必見です!

【fabracadabra】インドのカンタ刺繍ジャケットとブロックプリントブラウス


Fabracadabra(@fabracadabrajapan)はデザイナーのナカムラ フミコさんによる、made in Indiaの洋服&雑貨のブランドです。


布の強度を高めるため、縦線状に縫われるこのカンタ刺繍(手刺し子)、実はインド女性の古いサリーやファブリックが、幾重にも下に重ねて縫われていることをご存知ですか? 厚みがあるのですが、綿が入っているのではないんです。そのため、破れた隙間から思いがけない色や柄がひょっこり顔を出すこともしばしば。

インドではカンタ刺繡は洋服に使うものではなく、家庭のお母さんが古着を重ねて縫い、大きめの織物に仕上げるもの。かつては嫁入り道具として娘に持たせていたそうです。これらを洋服にアレンジし始めたフミコさんは、まさに先駆者の1人。究極のアップサイクル&リサイクルと言えるこのカンタ刺繡の洋服は、今欧米でも注目されているのだとか!

そしてインドと言えばお馴染み、ブロックプリントを使ったラバリ風のブラウスも、柄から形までとっても可愛いのです。これらのお洋服のデザインや布選びは、すべてフミコさんによるものです。

【shuiya shuiya】モロッコのお花ボタンアクセサリー


筆者も大好きなモロッコ。お店の名前「shuiya shuiya(シュイヤ シュイヤ)」(@morocco_shuiya.shuiya)とはアラビア語でゆっくりゆっくり、という意味。モロッコ中部のアトラス山脈の麓町に暮らすワーママ・ワーグランマによるこちらのお花ボタンは、サボテンの繊維糸を使った繊細な造り。モロッコは総じて色鮮やかな雑貨がとても多く、現地の女性たちの色彩感覚やセンスが魅力のひとつだと感じます。こちらのお花ボタンアクセサリー、浴衣や着物にも相性が良さそうです。

世界のワーママの手仕事を垣間見られる、BASHO

紹介した雑貨以外にも可愛いものであふれるこのBASHO、ディスプレイすべてが魅力的で筆者も興奮しっぱなしでした! まだ世界を自由に旅するには時間がかかりそうな昨今。各国の手仕事に触れて、その国の文化や繊細さを感じるのはいかがでしょうか。

雑貨でめぐる世界の手仕事「そろそろ行こうよあのBASHOに」は、有隣堂 アトレ恵比寿店で7月7日まで開催中です。まもなく開催期間終了ですので、ぜひ足を運んでみてください!

Domanist

菱沼阿弥

新卒でホテルに就職後、「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」で働いた経験をもつ。今までに訪れた国は25カ国ほど。産後は旅好きのアンテナを活かし、国内旅行にハマり中。ファッションアイテムも旅目線で選びがち。
Instagram:https://www.instagram.com/ayapecotrip/

こちらの記事もたくさん読まれています

【3COINS注目アイテム】水遊びや泥んこ遊びの必需品!キッズ用プレイウェア
子連れで行く「三鷹の森ジブリ美術館」お出かけレポート

Read Moreおすすめの関連記事

スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!