書き方のポイント
「連絡事項」は、「今日は16時にお迎えに行きます」というように、端的にわかりやすく書けばOK。
「家庭での様子」は、保育士がイメージしやすいように書くのがポイントです。子どもの成長や楽しかったこと、子どもが話してくれた保育園での話など、ぜひ状況を踏まえて書いてみてください。保育士が子どもと話すきっかけにもなるそうです。
例えば「嫌いな人参を、頑張って自分から食べました!」「おばあちゃんが遊びに来てくれて、ニコニコの1日でした」「保育園で〇〇ちゃんと遊んだ話を、楽しそうにしてくれました」という感じです。
また、「最近、保育園に行くのをいやがります。どうすればよいでしょうか」というような困りごとを書いておけば、保育士も園での子どもの様子に気を配ることができます。
保育士からのアドバイスや質問が書かれている時には、返事をするのを忘れずに。これも大切なポイントの一つです。
どうしても連絡帳が書けない時は、無理して書かなくても大丈夫。「特に変わったことはない」と、受け取ってもらえるそうです。基本的に、連絡帳にNGはありません。文章が苦手ならイラストでもよいので、ぜひ連絡帳を楽しみながら書いてみてください。
家庭での様子を伝える例文を紹介
では、具体的にどのように家庭での様子を伝えればよいのでしょうか。例文で見ていきましょう。
初日の例文
簡単な挨拶と、保育士に知ってほしい子どもの性質や特徴を伝えます。自己紹介をするイメージです。
初めまして、〇〇です。家では〇〇ちゃんと呼んでいます。母親が見えなくなるとすぐに泣いてしまうので、保育園に慣れてくれるか心配です。家では絵本が大好きです。よろしくお願いします。
本日からお世話になります〇〇です。活発で外遊びが大好きなので、公園でよく遊んでいます。最近虫に興味があるみたいで、すぐに触りに行くのでドキドキです。書類にも記入しましたが、牛乳と卵にアレルギーがあります、よろしくお願いします。
0歳児の例文
0歳児は、どんどん新しくできることが増えていく時期。ぜひその成長を書いておいてください。また、些細な心配事も保育士と共有することが大切です。
はじめて寝返りができました! 最初はビックリしたような顔でしたが、「すごいね~」と声をかけると笑顔で喜んでいました。
つかまり立ちができるようになりました! ただ、すぐにこけてしまうので頭をぶつけないか心配です。家では気を付けて見ていますが、保育園でもよろしくお願いします。
昨日帰宅してから、機嫌が悪くてミルクもあまり飲みません。熱はないのですが、今朝も機嫌が悪くて少し心配です。保育園でも変わった様子がないか、注意しておいてください。
土日のことを伝える例文
家族との休日の過ごし方を、そのまま伝えればOK。お出かけなどの楽しい出来事は、保育士と子どもが一緒にお話しできるように詳しく書いてください。
家族でスーパーへ買い物に行きました。おもちゃを買ってほしそうでしたが、“お誕生日まで待つ”と約束できました! 成長したな~。晩御飯は大好物の焼き肉で、ビックリするぐらいモリモリ沢山食べました。
一人で初めて、おじいちゃんの家にお泊まりしました! 寝る時に少し泣いたみたいですが、本人は「泣いてない!」と言っています。虫取りに行ったり、かき氷を自分で作ったり、とても楽しかったみたいです。
最後に
「保育園の連絡帳」について、何を書くかイメージは掴めましたか? 実は、多くの保育園では「連絡帳」に「家庭での様子」を書くのは3歳児までだそう。子どもが一番成長する3年間の記録を残すつもりで、保育士とのコミュニケーションを楽しみながら連絡帳を書いてみてください。
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