「4歳」女児の「反抗期」その特徴は
・大人顔負けの口達者で反抗
言語能力が高いとされる「4歳女児」は、大人顔負けの話し方でパパママを困らせることが出てきます。言うことを聞かなくなるのは男児と同じですが、大人のように理屈をつけて文句を言い、反抗します。大人の揚げ足を取るなどして、大人びた言葉を使うのも特徴です。
・拗ねたり、へそを曲げるということも
女児の場合、体全体を使って意思表示というよりも、態度で気持ちや意思を表現することが多いように見受けられます。拗ねて話さなくなったり、大人の言うことを無視したりということも。気分や機嫌が悪いことを態度で表現し、パパママや周りの大人がかまってくれるのを待っているということもあります。
参考:ベネッセ教育情報サイト どうする?! 主張の増える4歳児! 反抗期への対応方法 (benesse.jp)
大人もイライラする「4歳反抗期」、どう対処する?
「反抗期」と頭ではわかっていても、それが毎日続くとなると、大人もイライラしてしまいますよね。「4歳反抗期」に役立つ対処法をいくつかご紹介します。ぜひ参考になさってください。
まずは大人が「そういう時期」だと受け入れる
「反抗期」は誰にでもあるもの。いろいろな感情が芽生え、それを言葉や態度で表現できるようになった証ともとれますので、まずは大人がそれを受け入れてあげましょう。子供の言うことややることに対して全てを真に受けるのではなく、受け流してもいいかなということは気にしないのも一つです。また、やりたがることは、まず任せてみるのもいいですね。上手く行かなくて子供がイライラしても、手を出さずにそっと見守ると決めて接してみましょう。
それをした理由を聞く
攻撃的な態度をとりケンカになってしまう、注意しているのにわざと危険なことを繰り返すという場合は、頭ごなしに怒るのではなく、それをした理由を聞くのもひとつです。大人が冷静に理由を聞くことで、子供の感情が落ち着いたり、子供が気持ちを話すことができるかもしれません。大人がイライラして怒るだけだと、子供はもっとイライラしたり、余計にエスカレートしたりということも。怒るのではなく、「話を聞く」という気持ちで接してみましょう。
注意するときや叱るときは、その場で
人前で拗ねたり癇癪を起したりというのも、「4歳反抗期」ではよくあることです。人の目を気にしてその場では叱らないということもあるかもしれませんが、これは「反抗期」の子供にとっては逆効果ということも。子供は時間が経つと忘れてしまうことも多く、なぜ自分が叱られているのかわからないということがあります。その場で注意する、叱るということを意識するようにしてください。
「4歳反抗期」だからこそ、パパママからスキンシップを
パパママを困らせるようなことをしたり、口達者に反抗したとしても、「4歳」はまだ生まれて4年。まだまだパパママや大人に甘えたい気持ちが強い年齢です。
反抗的な態度をとるのも、自分のことをわかってほしいという気持ちの表れであることも多いので、子供の気持ちが落ち着いたら、パパママや大人からスキンシップをとるのもいいですね。ハグしたり手をつないだり、言葉で「大好きだよ」と伝えたりしてみては。「4歳」の「反抗期」だからこそ、今まで以上のスキンシップを意識しましょう。
参考:ベネッセ教育情報サイト イヤイヤ期はいつから始まるの? 7つの対処法とイヤイヤ期の子どもの行動(benesse.jp)
最後に
子供だけでなく大人もイライラしやすい「4歳反抗期」。まずは大人が子供の状態を受け入れることが大切です。「反抗期」だからこそ、スキンシップをとり大人の気持ちを伝えてみるのもひとつ。「反抗期」は続くものですから、パパママや周りの大人も上手くリフレッシュをしながら乗り越えましょう。