会社への結婚報告はいつが良い?
結婚することが決まったら、やるべきことはたくさんあります。中でも、「会社への結婚報告」は慎重に行いたいもの。結婚報告をするにしても、「誰に」「いつ」「どのように」報告すべきか迷う方も多いでしょう。特に職場では、報告の仕方に配慮が必要です。せっかくのお祝い事ですから、気持ちよく進められるように、準備をしっかりしておきましょう。
周りに配慮しながらも、段階を踏んで報告していくために、おさえるべきポイントを確認していきましょう。
いつ伝えるのがベスト?
結婚後も同じ職場で働く場合、結婚したら退職する場合で大きく異なります。それぞれの場合について、紹介します。
結婚後も同じ職場で働く場合
従業員が結婚するとなると、会社は、福利厚生面での変更や健康保険証の名義変更など、さまざまな手続きを行う必要が出てきます。結婚報告が遅くなるということは、こうした手続きも遅くなるということ。そうであるなら、入籍前に結婚報告をしておいた方がベター。上司や関係部署の準備もスムーズに進みます。
なお、結婚式に上司を招待する場合は、結婚式の予定や会場を早めに知らせておきましょう。反対に、招待しない場合は「結婚式は身内だけで行います」などというように報告の際には気遣いの一言を添えると◎ 結婚式の予定がない場合も、その旨を伝えておくことをおすすめします。
結婚後に退職する場合
結婚後、退職の予定がある場合は、まず会社の就業規則を確認。就業規則にのっとって、周囲に迷惑をかけないタイミングで報告をしましょう。
職場での結婚報告。誰に、どのような順番で、伝える?
会社の中では「誰に」「どの順番」で報告するのがよいのでしょう? 一般的には、直属の上司からです。先述したように、仕事のやりくりや諸手続きをお願いすることになるので、丁寧に行いましょう。
その後は、更に上の上司、同じ部署の同僚、他部署の方という順番になります。
なお、何らかの事情で会社内で直属の上司よりも先に伝えたいという人がいる場合は、「公表時期が来るまで、社内ではまだ内緒にしておいてほしい」旨を、くれぐれもお願いしておきましょう。直属の上司が噂などであなたの結婚を知ったとしたら、それは配慮不足です。上司との円満な関係を築くためにも、注意してください。
なお、派遣として働いている方は、派遣元(派遣会社)が雇用主です。したがって、派遣会社の担当にまずは報告するのがよいでしょう。
結婚報告はどのように伝える? 報告の仕方と例文
続いては、報告の内容や方法について。上司や同僚など、相手により報告内容や方法は異なります。それぞれチェックしてください。
伝えるべきポイント
会社への結婚報告はただ「結婚します!」だけではNGです。特に直属の上司への結婚報告の場合、次の項目を必ず報告するようにしましょう。
・入籍時期
・結婚式の有無
・結婚後の働き方
・職場での苗字
・長期休暇取得の有無
・妊娠・出産について(※授かり婚の場合)
・更に上の上司や同僚への報告方法の確認