5.嘘をつくことに抵抗がない
目的のために手段を選ばないため、利益や成功のためであれば嘘をつくことに躊躇することがありません。中には、嘘をついているという意識そのものが薄いケースも。また、なにかにつけて言い訳も多い節があります。
利己主義の強みはここ!
一般的には、利己主義に対して肯定的な意見は少ないもの。「他人のために尽くす」といった考えの方が評価される傾向にあります。
一方で、利己主義の特徴が強みとなる場面ももちろんあります。例えば、強い成功欲求があり、成功者になる可能性が高いなど(利己的の度合いにもよる)。人生で使える時間には限りがあります。その中で、利己主義者は自分が優先している事柄に時間を費やすことができるのです。
利己主義者との上手な付き合い方
さまざまな特徴がある利己主義者ですが、見方を変えれば「自分の欲求に素直な人」と捉えることもできます。また、芯が強いという見方もできるでしょう。
そのため、利己主義者の周りにいる皆さんがストレスを感じてしまう要因は、利己主義者に合わせ過ぎているためかもしれません。そう感じた際は、以下のポイントを意識してみてください。
1.嫌なことは嫌だとはっきり伝える
利己主義な人は、自分の都合を優先するため、相手の気持ちを汲み取ることが苦手な可能性があります。相手が嫌がっていると気づけないのです。そのため、嫌なことはハッキリと伝えることで、利己主義の人も理解してくれるかもしれません。
2.弱点を見せない
人と仲良くなるために自己開示は必要ですが、相手が利己主義者である場合はマイナスに働く可能性があります。弱点となる情報が、みなさんへの攻撃ポイントとなってしまい得るからです。弱みを見せるなら、ある程度の信頼関係を気づいてからがベターかもしれません。
3.目的について話し合ってみる
これは、チームやコミュニティでの活動が主となりますが、チームとしての目的の一部に、利己主義者の目的をもってくる方法です。
つまり、チームの目的が達成されれば、利己主義者の目的も達成される体制を作ってみるのです。利己主義者の特徴は、チームとして弱みとなる傾向が強いですが、強みとなれば貢献できるポイントは多いことでしょう。
お互いの目的・やりたいことについて話し合い、上手く合致すればシナジーを生むこともできるかもしれません。
利己主義は英語でどう表現するの?
一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、利己主義は英語で「egoism(エゴイズム)」と表現します。また、利己主義な人を「egoist(エゴイスト)」と表現します。
Egoは「自己」という意味を持っており、自分の名前などを検索し、ネット上の評判を確認する「エゴサーチ」などにも使われています。
最後に
利己主義者は、自己中心的な考え方などネガティブな特徴を挙げられがち。しかし、私たちはみんな利己的な一面を持っているといえます。ただ、社会では一人で生きていくことはできません。他人に助けられることの方が多いでしょう。だからこそ、利己的な一面を理解しつつ、利他的な行動をとっていけるよう努力していきたいところです。
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