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2023.06.23

会社代表で2児の母! Domaniインサイトディレクターに就任【福吉彩子さん】ってこんな人!

 

6月からDomaniインサイトディレクターとした活動をはじめた福吉彩子さん。元々Domanistとしてファッション企画やライフスタイル企画に参加していましたが、まだまだ知らない方も多いと思うので、今回は、福吉さんがどんな人なのかを深掘り! インサイトディレクターとしてどんなことに取り組みたいかなども聞きました。

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会社代表・読者モデル…さまざまな顔をもつ2児の母

6月からDomaniインサイトディレクターとして新たな試みに挑戦している福吉彩子さん。福吉さんは、マーケティングリサーチの会社代表として働きつつ、中学3年生(長男)と中学1年生(長女)を育てる多忙なママ。仕事の合間を縫って、Domanistとしても活躍してきました。そんな福吉さんのライフスタイルに迫ります。

2018年よりDomanistとして活動

自身のインスタグラムで「働く母さんのコーディネート」を発信するなど、ファッションが大好き。以前から読者モデルとして活動していましたが、2018年からはDomaniの専属読者モデルとして、雑誌の企画やWEBコンテンツに多数出演。

等身大の選びやコメントが大好評

福吉さん撮影写真

トレンド靴やデニム・黒パンツの履き比べといった企画に参加。ワーママ目線で本当に使える靴を選んで紹介してくれたり、履き比べ企画でのリアルなコメントが読者にも評判でした。

私服SNAPの常連に!

私服SNAP紹介

きちんと感がありつつどこか女らしい着こなしで私服SNAP企画にも度々登場。ZARAやGUといった取り入れやすいブランドをMIXした高見えコーデが得意! 卒入園式のようなオケージョンスタイルや旅先コーデなども紹介してくれました。

「お気に入りの私服を紹介したり、スタイリストさんが用意してくださった衣装を着ての撮影はとても楽しいものでした。特に衣装での撮影は、自分ではなかなか見つけられないアイテムが多く、小物もメイクも参考になるものばかり。トレンドを発信すつ人の側で刺激を受けるのが、数ヶ月に一度の楽しみに!」(福吉彩子さん 以下「」同)

大手企業を退職後、フリーランスコンサルタントを経て企業へ

フリーの経て企業へ

新卒でP&Gジャパンに入社し、15年間在籍。同社を退職後、フリーランスのコンサルタントとして活動を開始。そのころから一緒に仕事をしていたビジネスパートナーとの協業を得て、昨年マーケティングリサーチ会社「& Insight」を設立し、独立。マーケティングリサーチの企画・実行・分析を請け負う事業と、マーケティングリサーチャーを育成し、企業に派遣する事業を展開している。

子供との時間をつくるために大手企業を退職

新卒から大手企業でバリバリ働いていた福吉さん。やりがいのある仕事に満足していたにも関わらず退社を決意したその理由は?

「P&Gに在籍していた間はずっとフルタイムで働いていました。子供を保育園に8時半から預け、週に3回はシッターさんにお迎えから21時ごろまでサポートを依頼。加えて月に1、2回は国内出張、年に1、2回は海外出張へ。そんな生活が7 年続き、昇進もしてキャリアも積み上がってきたころ、会社を辞める決断をしました。理由は、当時保育園年長だった長男の様子に異変を感じたこと。通い慣れた保育園なのに、朝送るときに泣きわめいて暴れるようになったんです。保育園最後の運動会も出たくないと当日ボイコット。『かあさんに失敗するところをみられたくないんだ』と、後で話してくれました。

長男の話を聞くまで、息子の異変に気がつけなかったことを反省したと同時に、今の働き方では子供たちをしっかり見ることが自分には難しいと感じ、働き方を変えることで家族との関わり方を見直す決意をしました」

仕事と家庭を両立しやすいフリーランスコンサルタントの道へ

「転職先にマーケティングリサーチ部がないから、人材育成してくれない?」という話を、元P&Gの先輩から受けたのがきっかけでフリーランスの仕事を開始。

「退社するときは、肩書きがなくなるが途方もなく不安でした。何者でもない自分になるような気がして、怖かったんです。でも、いざ手放してみると、それは思ったほど重要ではなくて。もちろん、前社での経験や繋がりがあったこそ今の自分があるので、会社には感謝しています。でも、フリーランスになって得たのは家族との時間と心のゆとり。当時の私には、そちらのほうが必要だったんです」

2022年7月に事業を法人化、会社代表に

「仕事を続けるうちに、マーケティングリサーチができる人材を育成する事業も走らせたくなり、会社を設立しました。私の会社の業務は、例えば育児や介護などで働き方が限定されている方であっても、能力によって自分で働く時間を選べる完全リモート対応の働き方。またマーケティングリサーチ業界の仕事内容は、あまり知られていないということもあり、こういう仕事や働き方があるということを、多くの方に知ってもらいたいと思っています」

家に帰れば中学生の母の顔

福吉さん家族写真▲春休みに家族でバリ島へ

中3長男と中1長女の母として、家では家事や育児に奮闘中。

「今年長女の中学受験を終え、ひと息ついたところです。この受験という機会を通して初めて見た娘の弱さや強さ、諦めない根性。合否に対して起伏する感情を処理しながら、彼女のすべてを包含せねばならぬ親としての力量。いろんな気持ちが詰まった、それはそれは濃密な期間でした」

一度離れた受験勉強を6年生の夏前に再開

「長男は中学受験を検討しはじめた際に、地元の中学に進学すると自分で決めました。長女は小学3年生の冬に中学受験をすることを決め、大手の塾に通いはじめました。しかし、すぐにコロナ禍に突入し、通塾が難しい・受験をする学校見学にも行けないなどモチベーションの維持が難しく、1年で中学受験を断念。今振り返ってみると、当時は私が塾の宿題等勉強のサポートを100%していたこともあり、テストの成績で一喜一憂することも。親子関係もよくなかったと思います。

その後、小学6年生の夏前に『やっぱり中学受験をやりたい、どうしても受けたい学校がある』と手紙を渡されました。塾をやめた後に長女の中でさまざまな思いがあったこと、通っていた小学校での環境や人間関係、そして何より憧れる人との出会いが影響したのだと思います。本人が自分の意志で決めた進路だということもあり、そこからの自走は目を見張るものがありました

『中学受験はしない』と決めた長男も今は真剣に高校受験に向き合っています。ふたりの様子を見ていて、受験には本人に適したタイミングがあるのだなと感じました」

子供は親の『期待』を敏感に感じ取っている

長女の受験を通して福吉さんが感じたこと、成長したことは?

「親が子供の進路に対して深入りをしすぎないことが大事だなと学びました。もちろん、親が進路に対してある程度の方向付けをしたり、オプションを提示したりと環境を整えることは重要だと感じていますが、親があれこれ口や手を出しすぎに『見守る』ことが、親子関係を良好に保つ上でも重要だったのではないかと思います。特に小学生は高学年といえどまだまだ子供。親との関係が悪いことはあらゆる場面に影響を及ぼしますし、それは中学受験が終わってからも続くもの。

また、受験を自分事化するのとしないとでは、受験に対する取り組み方が全く異なることも痛感しました。子供は親の『期待』を予想以上に敏感に感じ取り、プレッシャーを受けてしまうことを忘れずにいようと思っています」

夫婦がお互いを尊重し合う態度を子供に見せるよう意識

中学生という多感な時期の子育てにをするうえで、夫婦間で決めていることとは?

「夫とはもともとは会社の同僚ですが、今でも仕事を相談をする良きパートナーです。夫婦間で決めていることは、夫婦のお互いへの態度が、子供が親に対してとる態度に直結するので、(特に、夫の私への態度は息子の私への態度に、私の夫への態度は娘の夫への態度に)子供たちに接する態度以上に、夫婦が仲良くする尊重する態度を見せることを意識しています。

また、子供たちになるべくたくさんの経験をさせるため、長男が小5くらいから月に1回必ず家族4人で1泊以上の旅行に出かけようと決めています。子供の成長に伴い、家族で出かけることがは徐々に難しくなるでしょうから、キャンプや帰省なども含め、みんなで出かける機会を大事にしています」

同世代からこそ感じ取れるインサイトディレクターを目ざして

読者モデルとして、働く女性として、母として…。いろいろな顔をもつ福吉さんのライフスタイルを見てきました。インサイトディレクターとは、消費者の気持ちやその背景にある意識を探り、それを商品開発や宣伝広告に取り入れていく仕事。Domani読者と同世代で同じ感覚をもつ福吉さんだからこそ見えてくる、「本当に欲しいもの」や「頼りたいサービス」などがあるのではないでしょうか。

「私自身の経験を踏まえながら、働く30〜40代女性の思いや願い、口に出してはなかなか言えないことを含めて浮き彫りにし、よりよいサービスや商品の開発・PRにつなげていければと思っています」

等身大の感性と、仕事で培ってきたマーケティング能力を生かして新たに分野に挑戦する、インサイトディレクター 福吉彩子さんにご期待ください! 

画像ALT

Domaniインサイトディレクター

福吉彩子

外資系企業で15年・フリーランスを経てコンサルティングを設立。中学生ママになり子育てが次のステージに入ったことを実感中。最近始めた趣味はギター、ドラムをやっている息子とのセッションが今の目標♡「ワーママ・オブ・ザ・イヤー2016」受賞者。

IG:https://www.instagram.com/fuku44aya

構成/木戸恵子

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