そもそもリプライとは?
多くの人がインターネット上でやり取りをする昨今。リプライという言葉を耳にしたことのある人が大半なのではないでしょうか?
当たり前に使われるようになったからこそ、意味をしっかり押さえておきたい言葉です。本記事では、リプライの意味やリプライのやり方、用途などをSNSごとに紹介します。主にLINEとTwitterについて見ていきましょう。
リプライの意味
「リプライ」の本来の言葉の意味は「回答」や「返事」です。英語では「reply」と表記します。インターネットの普及に伴って「受信したメッセージに対して返信すること」や「返信したメッセージのこと」、「Twitterにおいて特定の相手に返信のツイートをすること」を指すようになりました。
リプライを省略して「リプ」と呼ぶこともあります。「リプを送る」「リプが返ってきた」などと使われることが多いです。
LINEのリプライ機能を紹介
おおまかなリプライの意味をおさらいしたので、次は具体的なSNSの例を挙げてみましょう。連絡ツールとして多くのユーザーに使われているLINEでのリプライとはどのようなものでしょうか?
グループで特定の相手に向けて発信できる
LINEのリプライでは、相手のメッセージを引用するかたちで自分のメッセージを送ることができます(2023年6月時点)。特にグループ内のチャットで便利な機能です。グループでのトークは、複数人がひとつのチャット画面でやり取りをするため、誰が誰の発言について話しているのか、どの話題に反応しているのかがわかりにくくなりがち。そのため誤解を招いたり、認識ミスが引き起こされたりすることも考えられます。
そんなときには、このリプライ機能を活用しましょう。反応したい相手のメッセージの吹き出しを長押しし、リプライを選択。そして自分のメッセージを連ねて返信します。
どの会話についての返信なのかわかりやすい
LINEのリプライはグループ内の会話だけでなく、個人間のやり取りでも便利な機能です。1対1であっても、LINEでのやり取りが続いていくうちに、だんだん話題が増えてしまうことはありませんか。どの会話(吹き出し)に対しての返信なのかがわかりにくいなと思ったら、リプライ機能の出番です。
また、リプライ機能を使うことで流れてしまった過去の話題についても触れやすくなります。リプライ機能で返信すると、引用した会話と新たに書き加えた自身のメッセージが一緒に表示されます。引用した会話の部分をタップすると、その会話(吹き出し)の部分までトーク画面を自動的に遡ることができるのです。そのため、どんな文脈だったのかも確認することができ、認識のずれを防ぐことができます。
Twitterのリプライ機能を紹介
続いてTwitterのリプライ機能についても紹介します。
特定のツイートに対して返信できる
Twitterは、不特定多数の人に向けて発信するのに適したSNSです。一方、特定のアカウントに向けてツイート(発信)することもできます。
相手のツイートに対してコメントを送ることは、「リプライする」「リプを送る」などと呼ばれています。Twitterでの「リプライ」には、ふたつのやり方があります。ひとつは、相手のツイートの下にある返信ボタンから送る方法。もうひとつは、相手のツイートを開き「返信をツイート」欄から送る方法があります。
リプライできる相手を制限することができる
Twitterには、自分がしたツイートに対してリプライできる相手を制限する機能があります。特に公開アカウントの場合、見知らぬ人から心ないリプライを送られることもあるため、そういったトラブルに巻き込まれないように自衛する機能です。
2023年6月の時点では、ツイートに返信できるアカウントの選択肢として「全員」「フォローしているアカウント」「@ツイートしたアカウントのみ」があります。変更があるかもしれないので、詳細はTwitterのヘルプサイトを確認してください。
リプライとメンション、リツイートの違いとは?
最後に、SNSに関するよく使われる用語として、メンションとリツイートを紹介します。リプライと混同されやすいので、その違いについても押さえておきましょう。
メンション
「メンション」には「言及すること」という意味があり、SNSなどでは「特定のユーザーを指名し、メッセージや投稿を送信すること」を指します。英語では「mention」と表記します。
リプライは既存のメッセージや投稿に対して返信するために使用されるものですが、基本的にメンションは、新規・既存メッセージ問わず活用できます。
リツイート
「リツイート」は「RT」とも表記され、「Twitterにおいて、他者や自分の既存のツイートを引用して再投稿すること」です。自分のフォロワーに、引用元を示して共有することができる機能です。英語で「retweet」と表記します。
最後に
本記事では、リプライの意味やSNSにおけるリプライのやり方などについて紹介しました。SNSそれぞれの用途に合わせたリプライ機能があるとわかったのではないでしょうか? 文章でのコミュニケーションは、表情や声色がわからない分、より誤解を招きやすい場面も。どの話題に対しての反応なのかを示すリプライ機能を駆使して、スムーズにコミュニケーションを取っていきたいですね。
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