メンションとは何?
メンションとは、おもにソーシャルメディアやSNSなど、インターネット上で使用される用語です。特定の個人や組織を指名し、メッセージや投稿を送信する機能を意味しています。
英単語の「mention」に由来する言葉で、もともとの単語の意味には「言及する」「名前を挙げる」などがあります。
メンションは、ソーシャルメディアやビジネスチャットツールなど、さまざまなオンラインプラットフォームで広く使用されています。
■メンションを使えるSNSやツールは?
メンションを使えるSNSは、Twitter・LINE・Instagram・Facebook・TikTok・YouTubeなどです。メンションでは、通常「@」という記号を使います。@の後にメッセージを送るユーザー名やアカウント名を続けて使用するのが、一般的なパターンです。
メンションは、SNSのほかにもSlack・Teams・Chatwork・LINE WORKSなど、多くのビジネスチャットツールでも使えます。
■リプライとの違いは?
メンションは、特定のユーザーにメッセージを送るために使用されますが、リプライは、既存のメッセージや投稿に対して返信するために使用されます。リプライは、特定の投稿に対して返信することにより、コミュニケーションを継続する手段です。
メンションは特定のユーザーにメッセージを送る手段であるのに対して、リプライは既存の会話に参加する手段ともいえるでしょう。
メンションを使うメリット3つ
さまざまなSNSやソーシャルメディア、ビジネスチャットツールなどにメンションの機能が装備されているのは、メンションを使うことによりさまざまなメリットがあるからです。おもなメリットとして、以下のようなことが挙げられます。
・やりとりの時間の短縮につながる
・確認もれを防げる
・グループでも利用できる
それぞれのメリットについて解説します。
1.やりとりの時間の短縮につながる
メンションの大きなメリットは、相手にメッセージをすぐに伝えられるため、やりとりの時間の短縮につながることです。1対1のやり取りならば、メールなどでメッセージを送る方法もありますが、グループ内で特定の人にメッセージを読んでほしい場合には、メンションがより効率的です。
SNSやビジネスチャットで、よりすばやくコミュニケーションを取りたいときには、メンションの活用をおすすめします。ツールによっては、過去のメンションの履歴を参照することもできるため、これまでのやりとりを確認する時間の短縮も期待できるでしょう。
2.確認もれを防げる
ビジネスチャットツールやSNSなどでメンション機能を使用すると、メッセージを送信した相手に通知が届きます。スマホの通知機能などにも、自分あてのメッセージのあったことが表示されるため、見落としや確認もれを防げるのです。
多くのビジネスチャットツールやSNSでは、メンション機能が使用された際にメッセージ部分の色が変化するなどの工夫がされています。確認もれや見落としを減らせることは、メンションの大きなメリットといえるでしょう。