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2023.06.06

「抱負」の意味とは?目標とはどう違う?抱負の立て方や例文・よく似た言葉をご紹介

抱負とは心の中に抱く決意や計画のことで、目標とは異なります。ただ願望を述べるだけでなく、目標を達成するためにどのような行動をとるのかを具体的にすることが大切です。本記事では抱負の意味や目標との違い、立てる方法についてご紹介します。

抱負とは?

抱負は「ほうふ」と読みます。心の中に持っている決意や計画を指す言葉です。単に「〇〇をしたい、〇〇になりたい」という願望ではなく、そのような願望を達成するために具体的に何をするかを考えます。抱負を立てることで、目標や目的が自ずと明確になります。

将来の目標 イメージイラスト

ここでは、抱負の意味や目標との違い、抱負を立てるメリットをみていきましょう。

■目標との違い

抱負は、目標とは異なります。目標は自分が目指すゴールであり、そこに至るプロセスは問われません。一方、抱負は目標とともに目標を達成するまでのプロセスも含まれます

なお、抱負の「負」は「負ける」という意味ではありません。「請け負う」などの「負う」という意味があり、心に抱いた決意・計画を負っているという意味合いです。

■抱負を立てるメリット

抱負を立てることで、自分が目指す方向が明確になります。目標と目標に向けたプロセスが明らかになり、具体的な行動を考えることができます。目標に向かって行動し、進捗を振り返って自分の進歩を確認することで、充実した日々を送ることもできるでしょう。抱負を持ち、目標に向かって計画を立てる人は、周りからの信用も得やすくなります。

抱負の例文

抱負を使った例文をいくつかご紹介します。例文を見ることで、抱負についての理解が深まるでしょう。

富士山の上に立つ男性 イラスト

・彼は新入社員の歓迎会で、入社に向けた抱負を語った

・新年を迎え、社員一人ひとりが1年の抱負を披露することになった

・新しい社長は就任にあたり、全社員に今後の抱負を伝えた

・今年こそは目標を実現させようと、彼は具体的な抱負を立てることにした

 

抱負を立てる方法

抱負を立てる際は、以下の方法で行うのがおすすめです。

・悩みや課題を書き出す
・自分の理想を具体的に考える
・具体的な数字や期限をつける

ステップアップ イメージイラスト

まず、悩みや課題を明確にすることで、何をすればいいのかがわかってきます。自分の理想も見えてくるでしょう。抱負を実現させるには、具体的な数字や期限をつけることも大切です。

ここでは、抱負を立てる方法について解説します。

■悩みや課題を書き出す

抱負を立てる際は、まず悩みや課題を書き出します。心で思うのではなく、書き出して可視化することが大切です。「仕事で成果を出せない」「ダイエットに成功できない」など現在の悩みや課題を思いつくままに書き出しましょう。

視覚化することで、解決に向けて何ができるかを考えやすくなります。悩みや課題が明らかになることでするべきことも明確になり、抱負を立てやすくなるでしょう。

■自分の理想を具体的に考える

課題を見つけられないときは、自分の理想像について具体的に考えてみましょう。「スキルアップして昇格したい」「英会話をマスターして海外の人と交流したい」というように、自分の理想像を具体的に想像します。

理想を具体化することで、どうすれば理想に近づくことができるか、自分には何が足りていないのかが見えてきます。周囲に憧れている人がいる場合は、その人をモデルにするのもよいでしょう。

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