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2023.06.30

追記とは? 意味や類語、追記メールを出す際の注意点などを解説

 

追記(ついき)とは、後から書き加えることやその文章のこと。類語・類似表現は、追伸・付記・補記・加筆など。追記でメールを出す際は、いくつかの注意点を押さえておきましょう。追記メールを出す際のポイントについても解説します。

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追記とは?

文章を書いていて、本文を書き終えた後にさらに伝えたいことを思い出した…というとき。こういう場合、本文の下に「追記」という形で伝えたい内容を書くことがあるかもしれません。

この記事では、「追記」という単語の意味や類語、追記する際に注意したいポイントなどについて解説します。

ペンで紙に書き込もうとする手元の写真

「追記」の読み方は「ついき」です。意味は「あとからさらに書き足すこと」(デジタル大辞泉)で、その文章自体も指します。ほかにもパソコン関連で、すでにデータが記録されたDVDやCDに、後からデータを追加することを指す場合も。また、契約書といった書類でも追記するケースがあります。

追記のメールを送るときに気をつけたいこと

すでに送ったメールの内容に後から追加したいことが生じたとき、追記用のメールを送信することになるかもしれません。そのような場合、相手にわかりやすく伝えるためにいくつか気をつけたい点があります。それらについて見ていきましょう。

ノートパソコンを操作している手元の写真

1:追記の趣旨を件名に記載する

送るメールが追記であることがすぐにわかるように、件名に追記である旨を書いておくのがおすすめです。これによって、似た件名であっても誤送信ではないことが相手側に伝わります。

2:本文はできるだけシンプルに書く

すでに前のメールで主な内容は伝えており、あくまで追記なので、メールの本文はシンプルにしたいもの。「先ほどお送りしたメールの追記になります」などと前置きして、追記内容を簡潔に記載しましょう。

3:相手に必要な情報のみを送る

記載する情報は、必要最低限にしたいところです。相手側にとっては、追記によってメールを読む手間が増えてしまうので、これ以上の負担をかけないように気を配りたいですね。

追記という手段はありますが、元のメールと追記メールのふたつに情報が分散されるため、なるべくひとつのメールにまとめて送りたいところ。書き忘れた情報がないか、メールを出す前に確認してみてください。

追記の類語・類似表現

追記と似た意味を持つ言葉には、どのようなものがあるのでしょうか? 覚えておくと、役に立つ場面も出てくるかもしれません。

資料に書き込もうとしている手元の写真

1:追伸

読みは「ついしん」。意味は「手紙などで、本文のあとに、さらに書き加える文」(デジタル大辞泉)です。「追って書き」などともいいます。

追伸の場合は、本文と直接関係のないことを書き加えたいときに使われたりもします。相手との心理的な距離を近づけたいときには有効です。

たとえば、相手への心遣いを表現するために、追伸で「追伸 暑い季節になりました。体調が崩れやすくなりますので、どうぞご自愛ください」と記載すると、相手のことを気遣っているのが伝わるでしょう。ほかにも、何か会話の話題として「追伸 最近、おいしそうなフレンチを見つけたので、今後ご一緒にどうでしょうか?」などと記載することも。

追伸も追記と同様に、メインの内容ではないので、なるべく簡潔にした方がベター。詳細に記載しなければならない場合は、別の手紙・メールとして伝えたほうがよいでしょう。

なお、ビジネス文書や目上の人あての手紙に「追伸」を書くことは基本的には失礼に当たるとされています。相手との関係性やシーンにもよりますが、使い方には気をつけましょう。

2:付記

読みは「ふき」。意味は「本文に付け加えて書きしるすこと。また、その部分」(デジタル大辞泉)。「附記」とも書きます。「参考資料を付記する」「脚注として付記する」などと言ったりします。

本文には書いていないものの、記載しておいたほうがよいと思われることを書く場合に使われます。

3:補記

ほき」と読みます。「補って書き足すこと。また、その語や文章」(デジタル大辞泉)という意味です。必要なことを追加で書き加えるニュアンスがあります。

4:加筆

かひつ」と読みます。「文章などを部分的に直したり、書き加えたりすること」(デジタル大辞泉)という意味。「追記」や「付記」は、本文とは別に記載される印象がありますが、「加筆」は本文そのものに新しく内容を書き加えるニュアンスがあります。「版を重ねるごとに加筆する」「単行本として刊行した本に大幅加筆した」などと表現することが多いです。

追記の英語表現

追記に関する表現は英語にもあります。それらについても確認していきましょう。

1:postscript

名詞で、主に手紙の追伸や、書物・論文などにおける追記や後記のことを指します。略して「P.S.」「PS」と表記することもあり、略語においては追記よりも追伸を意味します。

〈例〉
editor’s postscript(編集後記)

2:add

動詞の「add」には「追加する」という意味があります。したがって、「add a postscript」などと表現することで「追記する」という意味になります。

〈例文〉
He added a postscript to his letter.(彼は手紙に追伸をつけた)

最後に

追記は、文章などで後から書き加えることやその情報・内容を指すということがわかりました。ビジネスメールにおいて、追記メールを送る必要のあるケースが出てくるかもしれません。そんなときは、相手がメールを読むことが負担にならないよう、気を配れるようにしたいですね。

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