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LIFESTYLE 四字熟語

2024.01.09

「表裏一体」とは?四字熟語の意味・類語・対義語・具体例などを一挙に紹介!

 

二律背反

「二律背反(にりつはいはん)」とは、論理学の専門用語です。「律」は物事の基準になる、定規のようなものを意味する漢字です。そして「二律」とは、異なる規定や真理が並ぶ状態を指しています。「背反」はそれらが相容れない状態を表します。

まとめると「二律背反」とは、反対の意見や規定が同時に存在しており、矛盾が生じている状態を指す言葉です。

両立し得ない

「両立し得ない」とは、異なる考えや規定が、同時に存在できない状態を指す言葉です。「二律背反」や「自家撞着」のような四文字熟語を、よりシンプルに言い換えた表現として使われます。

表裏一体の具体例

「表裏一体」の現実的な事例を、さらに詳しく探ってみましょう。社会には、表と裏が密接に結びついて切り離せない例が多く存在します。例えば、同じ人間である男女や光と影、勝負の勝ち負けなどです。いずれも一方が存在する場合、必然的にもう一方も存在することを意味しています。どちらかだけでは存在し得ないものであることを踏まえて、参考にしてください。

男性と女性 イラスト

(C)Adobe Stock

表裏一体の具体例
  1. 男と女
  2. 光と影
  3. 勝ちと負け

男と女

地球上の生物は、人間を含めてすべてが「男性(オス)」か「女性(メス)」に区分されます。女性が存在することで男性が生存でき、逆もまた然りです。種を存続するためには、男女どちらの存在も欠かせないため、どちらかが不足すれば、その生物は絶滅してしまいます。従って「男性」と「女性」は相互に依存する関係にあります。

光と影

どこかに「光」があれば、それには必ず「影」がついて回ります。これは物理的な光や影という概念だけにとどまらず、成功した人と失敗した人など、人の例にも当てはまります。

例えば、夢を実現して有名になった人(光)と、夢を諦めてしまった人(影)がいるでしょう。光と影は常にセットで存在しており、根本的には密接に結びついています。

勝ちと負け

競技やゲームなど、あらゆる勝負事には「勝ち」と「負け」が付きものです。より理解しやすい例えとしては「スポーツ」でしょう。野球やサッカーなどの試合では、片方が勝つともう片方は必ず負けます。引き分けがあるとしても、勝ちと負けがあるからこそ、競争が成り立つのです。勝者だけまたは、敗者だけが存在する勝負事はありません。

「表裏一体」を正確に使おう!

「表裏一体」について詳しく説明しました。普段はあまり深く考えない言葉でも、異なる角度から見てみると新たな興味が湧き、考察の余地があります。特に「表裏一体」の概念は哲学的な要素を含んでいるため、周囲との関係や日常のさまざまな事柄に置き換えて考えられるでしょう。「表裏一体」の意味を理解し、このような視点で周囲の物事を捉えてみるのも面白いかもしれません。

メイン・アイキャッチ画像:(C)Adobe Stock

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