初夏から始めたい“観葉植物の飾り方”
観葉植物は置き場所や飾り方を一工夫するだけで、もっと気軽に生活の中に取り入れやすくなります。春からの新生活も少し落ち着き、家の中に目を配る多少の余裕ができた今、ラクして素敵な部屋を目指しましょう。
1:一箇所に集めて育てる
はじめは太陽の光があたる環境のよい場所に、一箇所に集めて置くことで、手入れのしやすさが格段に上がります。
水やりをする時にまとめてできるので、水の入ったコップを片手に家のあちこちを動き回る必要がなくなり、「あそこだけ水やりを忘れた!」なんてこともありません。
また嬉しいことに、散らばって植物を配置するより集中させることで視覚的に緑量が増えて感じるので、空間コーディネートの観点からもおすすめなのです。
2:高さを出して飾る
床に並べて育てている方は、ラックや棚など少し高さのある場所に飾ってみてはいかがでしょうか?
人の目線に近い場所に飾ることで、よりグリーンのボリュームもアップしたように感じられます。
お気に入りの観葉植物が増えてくると、置くスペースがない!ということにもなりやすいので、ラックなどを上手く使って飾ってみましょう。
ラックのデザインは、おうちのインテリアの素材の色・マテリアルに合わせて選ぶと部屋全体の雰囲気にも馴染みやすくおすすめです。
もっと手軽にスタートしたい人は、スツールなどの上に植物を置くだけで◯。
床から少し離した位置に飾ると空気の流れが生まれやすくなるので、育成上の観点からもおすすめです。
3:お気に入りグッズと一緒に飾る
本、雑貨、器、香水、アクセサリー、推し活アイテムなど… なんでもお好きなものを一緒に飾ってみてください!
オリジナリティをぎゅっと凝縮して自分だけのスペースをつくることで、見るたびに気分があがり、日々のお手入れも楽しくなりそう。
硬い質感の機器類や本などの直線が目立つアイテムも、植物と一緒に飾ることで柔らかい印象で包んでくれて、面白い発見がありますよ。
ぜひ手軽に植物のある時間をお楽しみください。
“感葉植物”として、「観る」だけでなく「感じる」植物をお届けする植物のオンラインショップ。ひとつひとつの植物の個性にあわせて、関わり方をご提案。植物との新しい関係が築ける空間コーディネートを叶えます。
撮影・記事/parkERs(株式会社パーク・コーポレーション)
parkERs(パーカーズ)
フラワーショップ「青山フラワーマーケット」を展開するパーク・コーポレーションの空間デザインブランド。「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに、公園の心地よさを室内に取り込むデザインを追求。都会の中では気づきにくくなった自然をデザインによって身近にし、「人の感覚を呼び起こす空間デザイン」で新しい価値を生み出している。
市野澤未和(左)
プランツコーディネーターとして、都市部の室内を中心に植物を用いた空間デザインを手がける。
森美波(右)
「公園の心地よさを表現する空間デザイン」に携わる中で得た気づき・最新情報等を発信。
HP:parkERs(パーカーズ)
Instagram:@parkers_official
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