グリーンレモンって?
グリーンレモンは、まだ実が青い時期に収穫したレモンのこと。国産イエローレモンの旬は冬ですが、国産のグリーンレモンが市場に出回るのは7月くらいからほんのわずかな夏の期間で、酸味と香りがより強く、とても爽やかな味です。果汁だけではなく、皮も使ってグリーンレモンならではの調味料や料理を作れば、初夏にピッタリのすがすがしい味わいが楽しめます!
管理栄養士に聞いた!グリーンレモンカードの作り方
バゲットにジャムやクリームのようにたっぷり塗って食べれば口の中いっぱいにグリーンレモンのさわやかな酸味と甘さが広がります。パンケーキやフレンチトーストのソースなど、他のスイーツと組み合わせもおすすめです!
【材料/2人分】
●グリーンレモン:2個
●卵:2個
●グラニュー糖:100g
●無塩バター:100g
●レモン果汁:40グラム
●バゲットなど:適量
【作り方】
(1) レモンは皮のグリーンの部分をすりおろす。(15g位)半分に切って果汁を絞る。バターは湯煎で溶かす。
(2) 卵はボウルに入れて溶きほぐし、グラニュー糖を加え混ぜる。1のレモン果汁も入れてさらに混ぜる。
(3) (2)を80度くらいの湯煎で温め固まらないように5分程ヘラで混ぜ、とろみがついてきたら1のバターとグリーンレモンの皮を混ぜる。
(4) (3)をザルで濾す。
(5) 消毒した瓶などに詰めて粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。お好みでバゲットやパンケーキなどにつける。
栄養Point
レモンは風邪予防や美肌づくりに良いとされるビタミンCを豊富に含む食材です。抗酸化力も高いエリオシトリンも含むのでお肌の老化予防の助けにも一役買います。また皮に特に多く含まれる香り成分リモネンは脳神経に直接働きかけ、リラックス効果が期待できます。甘いものを楽しみながら老化予防も心のリラックス効果も期待できるスイーツはとても嬉しいですよね。レモンに含まれるクエン酸は神経伝達物質の原料となるカルシウムの吸収を助ける働きもするので、イライラ予防に相乗効果をもたらします。
美味しく食べるPoint
■レモンは皮をすりおろしたあと十字に切って皮を下にして絞ると絞りやすく、そしてすりおろしで残った皮もきれいに使え、絞り汁にもさらに香りが移って香り高いレモン汁になります。
■とろみは少しもったりするくらいが目安。あまり固まらなかったら温度を少し上げてみても良いかもしれません。
■ザルで濾すと滑らかな口当たりに。濾した後にグリーンレモンの皮を加えると皮の風味や舌ざわりが変わって楽しめます。
■ポッカレモンでも同様に使用できます。
情報提供▶︎ポッカサッポロ
管理栄養士
渥美まゆ美
Smile meal代表。管理栄養士、フードコーディネーター、健康運動指導士。企業向け、地域向け健康寿命の延伸につながる活動や、セミナー講師を担当。TVや雑誌、イベント出演、出版やレシピ開発なども行う。