<お悩み>義母のプレゼントが好みじゃない
ネックレスやスカーフや、子どもの洋服などもいただくのですが、どれもこれも好みじゃない…。はっきり言ってもいい?
(36歳・既婚・3歳女児/美容)
<お答え>黙ってもらって、だんだん自分の好みに寄せていく
これは言っちゃダメ、「言ってもいい?」って聞いているけど絶対ダメ(笑)。言ったらあとに響くし、ショックですよ、お義母さんも。よかれと思ってあげているんでしょうし。
ただ、わかりますよ。ネックレスやスカーフ…まだいいもんだったらいいけど、〝これどこの?〟〝何の石じゃこのネックレスは〟っていうのありますよね(笑)。うちも私の母親がずっと子どもの服を送ってきていました。衝撃的だったのが、でっかい犬のアップリケがついている真っ赤なフリース。しかも、犬が舌をべろーんと出していて、どこで買ったんやこれ(笑)、と思いましたけど…。実の母だから、「もうええで」って言うんですけど、「選ぶのが楽しいから」と言っていました。
もらっておくのがいちばんなんですよね。で、これも前回の食べ物と同じで、どれかマシなものをほめてそっちに寄せる、でしょうね。私も、送られてきた中に好みの服があったら、「こういうの好きやねん」「子どもも喜んでたわ」とほめて、犬の服は「あの服は子どもが好きじゃないみたいで、着てくれへんねん」と伝え続けたら、だんだん好みの服が送られてくるようになりました。
あとは、「子どものジーパンよかったです。ジーパンほしいです!」とか、だれが買っても間違いないものをほめるのもありです。
でも、自分のものは困りますね。「今は子どもも小さいから、あんまりおしゃれもしないし、もったいないから、子どもの洋服をお願いします」って言ってみるのがいいんじゃないでしょうか。
取材・文/赤木さと子(スタッフ・オン) 写真/田中麻以
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放送作家
野々村友紀子
1974年生まれ。吉本総合芸能学院(NSC)卒業後、芸人として活動しその後現職。バラエティ番組の企画構成などを手掛ける。夫はお笑いコンビ、2丁拳銃の川谷修士さん。中学生と小学生の女の子を育てるワーママでもある。テレビ出演も増加中で、夫の相方への的確なダメ出しが話題に。現在はコメンテーターとしても活躍中。著書に『あの頃の自分にガツンと言いたい』『強く生きていくために あなたに伝えたいこと』(産業編集センター)、『パパになった旦那よ、ママの本音を聞け!』(赤ちゃんとママ社)、『夫が知らない家事リスト』(双葉社)。近著に『夫婦喧嘩は買ったらダメ。勝ったらダメ。』(産業編集センター)オフィシャルブログ「野々村友紀子の目から血出るくらい読んでブログ」
衣装協力:Loungedress