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爪周りのトラブルの一つでもある「ささくれ」。気になるからといって、無理に引っ張って抜くのはNG。細菌が入って悪化する原因になります。ではささくれができないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか?おすすめケアやアイテムを解説していきます。
ささくれや爪の割れ。指先トラブルの原因&対策
爪は、髪の毛や皮膚と同じケラチンというタンパク質からできていますが、そのケラチンを構成するアミノ酸の組織が他とは異なり、3層構造で硬くなっています。このケラチンの間の水分と油分のバランスが崩れると乾燥し、爪周りの皮膚がささくれたり、爪が割れやすくなるのです。そのままにしておくと、ささくれや割れた部分が何かにひっかかったり、雑菌が入り込んだりして、症状をより悪化させてしまう可能性もあります。
爪の水分と油分不足
「特に爪のケアはしていない」という人もいるのではないでしょうか?しかし、爪も皮膚の一部ですから、何のケアもしないでいると、どんどん水分や油分が不足しやすくなります。毎日の家事は、爪が水に触れる水仕事が多いものです。そのままケアをしないと、水分と油分のバランスが崩れてて乾燥し、ささくれなどのトラブルが生じやすくなります。また、除光液を頻繁に使用することも、指先の乾燥につながるので気を付けましょう。
栄養バランスの偏り
栄養不足など栄養のバランスが偏ると肌荒れが起こるのと同様に、爪にもトラブルが起こります。大切なのはタンパク質、ビタミンA、そして鉄分です。
ケラチンは「タンパク質」からできているため、タンパク質不足も爪が割れる原因です。タンパク質は、肉や魚、豆類など多くの食材に含まれています。「ビタミンA」が不足すると、爪が乾燥しやすくなり、爪割れにつながります。ビタミンAは、爪を作るケラチンの形成にも欠かせない栄養素です。ほうれん草や人参などの緑黄色野菜に多く含まれているので、積極的に食べるようにしましょう。また、鉄分が減少すると爪が反り返ることがあります。レバーや海藻、赤身のお肉なども積極的に摂りたい食品です。
ささくれができてしまったら
ささくれは根元から除去すること
■使用アイテム
▲KOBAKO コンパクトニッパー(貝印)
小回りの利くコンパクトな刃で、硬くなった角質やささくれをオフ。必要以上に切りすぎる心配はありません。
甘皮ケア用に購入したセットのニッパーが超優秀。1,000円ちょっとだったのですが、これがとても使いやすくてアタリ!なアイテムでした。
ワセリンでうるうる♡ささくれケア
「ワセリン+手袋」で忙しいワーママでもしっとり手先
メイルサロンに行く暇もなく、荒れが気になるケア前の手…ワセリンと手袋を使った「ながらケア」でしっとりうるうるに!
HOW TO
まずはワセリンをこのくらい塗布します。
揉み込むとこんな感じ。爪や、ささくれができやすい指先にはしっかり塗り込みます。ベトベトなのでこのままの状態では家事はおろか何もできません。
そこで活躍するのが手袋なんです。コットン100%なのでやわらかくて気持ちいい! 洗濯物を畳んだり子どもたちの持ち物をチェック&準備したり、パソコンを触ってもOK。洗い物以外は家事ができるので“ながら美容”がかないます。1時間ほどこのままにしておくと…
BEFORE→AFTER
これはスゴイ! 1時間のケアでささくれやゴワついた皮膚がやわらかくしっとりとした状態になりました。どんなにハンドクリームをこまめに塗っていてもすぐに乾燥してガサガサになっていた手先が、女性らしいふっくらとした手に!
忙しいワーママの皆さんもこれならきっとできるはず。家事をしながら若々しい手元になれるので、ぜひお試しください!
指先をマッサージして血行促進
ハンドクリームやネイルオイルを塗ったついでに簡単ケア
ネイルエステは指先から人間本来の美しさを取り戻すマッサージ。体の内側からきれいになれると言われています。「自律神経のバランスを整える」「免疫力向上」「疲れの回復とリラックス効果」「丈夫な爪が生える体づくり」「血行改善により爪が健康的なピンク色に」とこれら5つの嬉しい効果が。免疫力アップに効果的なのが指先にある「井穴(せいけつ)」というツボ。
井穴は爪を作る「爪母」付近にあり、マッサージすることで体の末端の指先まで血行を改善することができ、血液中の栄養の循環と老廃物の停滞を解消できます。今回は、自宅でできるネイルエステのやり方をご紹介します。