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2020.09.04

布団を干すおすすめの時間帯は?布団たたきに意味はないって本当!?

布団を快適に保ちたいなら、布団干しは欠かせません。ただし、布団を干すタイミングは季節や布団の種類を考慮する必要があります。布団を干すときに覚えておきたい、干す時間や時間帯、干し方を紹介します。定期的なお手入れで、布団を快適に保ちましょう。

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【目次】
布団を干すべき理由とは?
布団を干す時間帯は?
布団を干すコツや注意点

布団を干すべき理由とは?

布団を干す主な理由は、布団を乾燥させるためです。それではなぜ、布団を乾燥した状態に保つ必要があるのでしょうか。布団を干すべき理由について見ていきましょう。

布団 干す 時間

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湿気がカビやダニの原因に

湿った布団は、ダニやカビの温床になりやすいといわれています。

ダニは、湿った環境が大好きです。その上布団には人間の皮脂や髪の毛などが付着しており、ダニのエサにも困りません。「湿度があってエサが豊富」とダニに最適な環境がそろえば、ダニは際限なく増え続けていく恐れがあります。湿気が多ければカビも繁殖しやすくなり、快適に眠りたくても困難な状況になる可能性が。

加えて、ダニの死骸やカビはアレルゲンとなってアレルギーを発症させる可能性もあります。つまり、湿った布団は家族や自分の健康にとって大きなマイナスとなり得るのです。

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ふわふわになり寝心地がよくなる

布団を干せば、ふわふわ感が戻って寝心地がよくなるのも大きなメリットです。

そもそも人は、寝ている間におよそコップ1杯分は汗をかくといわれています。布団はこの寝汗を吸収しているため、干さないまま過ごしていると湿気でどんどん重くなってしまいます。体を横たえても硬く重く感じてしまっては、寝心地がよいとはいえません。

快適な寝心地をキープするためには、布団を積極的に日に当てて湿気を飛ばすことが必要です。

布団 干す 時間

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布団を干す時間帯は?

「湿気を取る」のが布団干しの目的ですから、布団は太陽が出ている間に干す必要があります。夜、ふかふかで心地よい布団で眠るためには、いつ・どのくらいを目安に布団を干せばよいのでしょうか?布団を干す時間帯について紹介します。

布団 干す 時間

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夕方までには取り込んで

布団を干すのに適した時間帯は、午前10時~午後3時の間です。この時間は季節を問わず太陽が高い位置にあり、日光がしっかりと布団に当たります。2~3時間程度干せば、心地よくふわふわした寝心地になるはずです。

昼間はオフィスで頑張っているワーママの中には、時間がないからと早朝に干したり夕方のわずかな時間に干したりしている人もいるのではないでしょうか。しかし、早朝や夕方は湿気の多い時間帯。布団を干すと余計に湿っぽくなることがあるので、避けましょう。

平日に時間が取れないなら、休日のみでも構いません。布団は良く晴れた昼間に干すのがおすすめです。

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夏と冬で干す時間を変える必要も

夏に布団を干すときは、1時間程度で済ませるのが望ましいとされます。一方、冬は、2~4時間程度干すのがベターです。

というのも、夏と冬では日差しの強さが全く違います。夏は日差しが強いぶん、布団が乾燥するまでにさほど時間はかかりません。長時間干すと布団が傷みやすくなるため、早めに取り込むのが望ましいとされます。

これに対し、冬は日差しが弱いため、布団が乾燥するまでに時間がかかります。「布団が乾燥した」という実感を得たいなら、夏より長めに干す必要があるのです。

布団を干すコツや注意点

布団を干すときは、干し方にも注意が必要です。適当に干していると布団の寿命が縮まり、寝心地が悪くなったりほころびや破れが出てきたりするかもしれません。

布団 干す 時間

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外に布団を干すときは、どのような点に注意すればよいのでしょうか。布団を干すときのコツや注意点を紹介します。

干す頻度は週1程度がおすすめ

家族が多ければ、布団を干すのも一苦労。しかし、布団の寝心地をよくしたいなら、週に1回は布団を天日干ししましょう。布団内部に湿気がたまりにくく、心地よいふわふわ感をキープしやすくなります。

とはいえ、干す頻度も夏と冬で変えるのがベターです。夏に寝汗をたくさんかいたときは、できれば都度干した方がその夜快適に眠れます。一方、布団が汗で汚れにくい冬は干す頻度を下げても構いません。2~3週間に1度ペースで十分ではないでしょうか。

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強くたたくのはNG

布団を干した後、布団たたきを使っていませんか?布団たたきを使うときは、たたかずに表面をなでるようにすべらせ、汚れを落としましょう。

「干した後の布団は強くたたく方がよい」と思っている人は多いですが、たたくと布団の繊維を傷めます。加えてダニの死骸が粉砕されて舞い上がるため、それを吸い込む羽目になります。健康上よいとはいえず、布団をたたくメリットはほぼありません。

ホコリが気になるときは、掃除機で表面を吸い取るのがベターです。

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カバーやシーツを使用して

カバーやシーツを外した状態で布団を干すと、紫外線ダメージで布団が劣化したり、日焼けしたりしやすくなります。布団を干すときは直射日光が直接当たらないよう、カバーやシーツを付けましょう

黒い色の布団干しカバーを使うと、太陽熱を吸収してくれるため布団の温度が上がり、短時間でも布団干しの効果が得られることもあるようです。

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布団の素材別の干し方

布団は素材によって、干し方を変える必要があります。

まず羽毛布団は、吸湿・放湿性に優れた素材です。湿気をため込みにくいため、長時間干す必要はありません。生地を傷めないようにするためにも、布団を干すのは月に1回程度がおすすめです。比較的日差しの弱い午前中に干しましょう。

綿布団は、吸湿性や保温性は高いものの、放湿性はさほどありません。布団をふわふわの状態を保つには週2回、片面1~2時間ずつ程度干すのがおすすめです。

さらに、へたりにくくホコリや臭いが付きにくい合繊(ポリエステル)布団は、週に1回程度の天日干しがおすすめです。夏は1~1時間30分、冬は2~3時間ほど干しましょう。

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