【面皰】ヒントは肌・痛い・皮脂
小さい子どもにはあまり見られないかもしれませんが、思春期や肌のトラブルなど肌にでできる【面皰】。
後ほど説明が出てきますが、【白面皰】【黒面皰】【赤面皰】といって【面皰】にもいろいろな種類があるようです。
大ヒントは「吹き出物」ということも。
分かりましたでしょうか??
正解は…
【にきび】
でした!
【面皰:にきび】
思春期の男女の顔・胸・背の毛包に生じる小さな丘疹(きゅうしん)や膿疱(のうほう)。皮脂の分泌が増えて毛穴に詰まり、炎症を起こしたもの。尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)。面皰(めんぽう)。アクネ。
〔補説〕毛穴が詰まり、分泌された皮脂が毛穴の奥にたまって膨らんだものを白にきび、たまった皮脂が毛穴を押し広げて空気に触れ、酸化して黒く見えるものを黒にきびという。そこから移行して、細菌が増殖し毛穴やその周囲に炎症が起きたものを赤にきびという。膿が出たり痛みを伴うことが多い。
【面皰】には白・黒・赤と、状態によって3つの言葉に分けられているのですね!
意味の中にある【丘疹】・【膿疱】とは?
【面皰】の意味に出てきた、【丘疹】・【膿疱】など、なんとなくわかりそうだけど普段あまり耳にしない言葉が使われていると、そもそもの内容が頭に入ってこない…という、辞書あるある。そんなわけで今回の意味に登場した、「?」な漢字の意味を一部抜粋して紹介します!
その1:【丘疹】
【丘疹:きゅう‐しん】
皮膚面から隆起した発疹のうち、待ち針の頭大から豌豆(えんどう)豆大のもの。
その2:【膿疱】
【膿疱:のう‐ほう】
皮膚にできた水疱で、中に膿がたまったもの。
その3:【尋常性】
【尋常性:じんじょう‐せい】
普通にみられ、ありふれているさま。また、そのような性質。おもに皮膚疾患について、治療の容易さや症状の重さによらず、広く一般的に発症することを指す。
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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