【目次】
・かゆみや黒ずみ…デリケートゾーンの「お悩み対策」
・今すぐはじめたい!デリケートゾーンの「正しいケアステップ」
かゆみや黒ずみ…デリケートゾーンの「お悩み対策」
かゆみは脱毛や使用生理アイテムの見直しで対策
植物療法士の森田敦子先生によれば、アンダーヘアを整えることは、欧米ではすでに常識なのだとか。
「欧米で は脇の毛と同様にアンダーヘアを整えることは、ムレやかゆみ、においの回避という点からすでに常識。特に、Iゾ ーン、Oゾーンの処理は高齢化社会では必須に。アンダーヘアがあるのとないのでは、介護にあたっての快適さも違ってきますからね」(森田先生)
森田先生は医療機関でのレーザー脱毛を推奨しているそう。
「今までよりもレーザーの機械も進化し、値段も施術も手軽になってきました。何かあったときには医者にすぐに診てもらえるので医療系がやはり安心です」(森田先生)
また、デリケートゾーンはとても繊細。膣への影響を考えると、生理用品は肌に優しいものをセレクトするのをおすすめするそう。
「膣周りはデリケートゾーンと呼ばれているとおり、繊細で敏感。特に膣の中は、角質層がないため、触れたもの、塗ったものをダイレクトに吸収してしまいます。膣への影響を最優先に考えると、生理用品はオーガニックコットンでつくられているものがおすすめです」(森田先生)
(左)サロン ド ナナデェコール ナナデェコール ライラックショーツ ¥4,200
(中)コスメキッチン ナトラケア ウルトラパッド スーパー(ふつうの日〜多い日用)10個入り¥620
(右)パノコトレーディング シシフィーユ サニタリーパッド 多い日用(羽つき)16個入り ¥600
今すぐはじめるアンダーヘアの白髪対策&アソコの粘液力をあげるためにすべきこと
気になるにおいは専用洗浄剤でオフ!
森田先生によれば、においだけでなく、ムレやかゆみは、アンダーヘアについた汗や尿、大陰唇や小陰唇の溝の部分に溜まる恥垢が酸化することで起こるそう。
専用洗浄剤で粘液を守りながら膣を洗うことが大事だと言います。
「ムレやかゆみ、においは、アンダーヘアについた汗や尿、大陰唇や小陰唇の溝の部分に溜まる恥垢といったものが酸化することで起こります。それらの汚れを落とすとき、洗浄力の強いボディソープや石けんを使うと膣の中を守っている大切な粘液まで洗い落とされてしまうリスクが高まります。粘液を守るには、膣の中に洗浄成分が少し入ってしまったとしても大丈夫なように設計されている、専用洗浄剤で洗いましょう」(森田先生)
しっかり保湿すれば黒ずみを防げる!
優しく洗浄することに加え、デリケートゾーンを保湿をすることで黒ずみを防ぐことができるそう。
「その後は、膣周り全体に専用のクリームを塗って保湿を。肌のターンオーバーが促されることで膣周りの黒ずみを防ぎ、弾力もキープできます。特に乾きが気になる方は、入浴後に専用ローションを膣の中に塗って潤いを与えるのも効果的。SEX時の潤滑剤としても使えるものも」(森田先生)
(左)コスメキッチン ピュビケア オーガニック フェミニン シフォン ソープ ビターオレンジ&レモン 220mL ¥2,100
(中)ハナミスイ イン クリア 3本入り ¥1,200
(右)コスメキッチン ビオトゥルム フェミニンクリーム 75mL ¥3,700
アソコが潤うために大切な3か条。1自分の体を見る 2触れ合い。さて3は?
今すぐはじめたい!デリケートゾーンの「正しいケアステップ」
まずはデリケートゾーンの湿い力をチェック!
以下の質問、当てはまるものをチェックしてみて!
□ 目や口の中の乾き(ドライマウス)を感じる
□ 最近、キュンキュンすることがない
□ 笑いたくないときでもとりあえず笑顔をつくってしまう
□ 自分の膣を最近見たことがない
□ 無理なダイエットに挑みがち
□ 最近、ささいなことでイライラする
□ SEXのときに痛みがある
□ 膣周りをボディソープで洗っている
□ 眠りにつきにくく、眠りも浅い
□ 排卵前でも性欲がわかない
6個以上当てはまった人は、危険信号!
目や口が乾きやすいと、膣の粘液がサラッとしすぎている・膣が乾燥気味、などの可能性があります。
また、デリケートゾーンの潤いは、感情やストレスとも密接に関係しているため、イライラなども乾きにつながってしまいます。
【ステップ1】毛を処理する
パナソニック VIOフェリエ ES-WV60-S ¥5,980
「VIOケアでニオイやかゆみなどの不快感が解消した」との声は多いもの。医療レーザー脱毛がおすすめですが、なかなか一気に脱毛できない、という人は、優しくスピーディーに毛をカットできる防水シェーバーがおすすめ。
まるごと洗えるのでお手入れも楽チンです。
【ステップ2】専用洗浄料で優しく洗う
アンティーム フェミニンウォッシュ FF [無香料] 120㎖ ¥2,000
デリケートゾーンの粘膜は、他の部分の皮膚と比べると、経皮吸収率が約42倍高いと言われているのだとか。
大切なのは、「常在菌や潤いを残して、においやかゆみの元を落とす」こと。デリケートゾーン専用の洗浄料や、トウキ根エキスやドクダミエキスなど、漢方生薬の恵みが入ったデリケートゾーンに優しい洗浄剤がおすすめです。
洗うときはゴシゴシこすらずに、優しくなでるように洗って。
【ステップ3】顔と同じようにデリケートゾーンも保湿をする
シンプリス センシュアル フェミニン デュオセラム 22.5g ¥6,300
デリケートゾーンは、下着との擦れ、ムレ、脱毛や座圧など、日々過酷な状況におかれています。こうしたことが原因で黒ずんだりしぼんで形が変わったりするのも無理ありません。
そのため、できるだけ膣をうるおすことが大切。
専用の美容液などで、ふっくらとしたやわらかな肌を目指しましょう!
【ステップ4】たるみ防止にオイルマッサージも効果的
森田さん曰く、膣の弾力をキープするには、膣の中のマッサージが有効だそう。
「将来に渡って膣の弾力を保っていくには、膣の中のマッサージが有効です。膣が乾きやすくなっている方や膣の老化が気になる方は、普段から行いましょう。高齢になれば、どうしてもあらゆるところがたるみます。ところが、膣周りに関しては、早めにケアをすればピンと保てるんです」(森田先生)
特に乾きを感じていないという人でも黒ずみ予防にも効果的なので、週末のスペシャルケアに、専用オイルによるマッサージを取り入れてみるのをおすすめします。
(左)BCL ウーマンエッセンシャルズ マッサージオイル 100mL ¥4,200
(右)サンルイ・インターナッショナル インティメール バーシングオイル 30mL ¥10,000
あなたのアソコたるんでない?プリンとさせるためにはオイルで…
【ステップ5】外出先でのにおいケアにはフレグランスミストを
THREE ピュリファイングインティメイトミスト 30mL ¥3,800
デリケートゾーンにも使える天然由来成分99%のフレグランスミストなら、外出先でのにおいケアにぴったり!ティッシュに2〜3プッシュ吹きかけて優しく拭き取るだけ。精油、ボタニカルウォーターと植物エキスのすっきりとした香りで、不快なにおいをおさえましょう。