【悴む】寒すぎると手足はどうなる?
りっしんべんに「卒」と書く【悴】、音読みでは「すい」と読みますが訓読みでは【悴む】をなんと読むか知っていますか?
知っている漢字でも訓読みや音読みにすると、とたんに分からなくなることってありますよね。さて、では【悴む】はなんと読むのでしょうか?
今の時期のように寒いとき、主に手や足に起こる状態です。
例文をあげると、「外にいると寒すぎて手が悴む」がヒント!
分かりましたでしょうか??
正解は…
【かじかむ】
でした!
【悴む:かじかむ】
《古くは「かしかむ」》
寒さのため手足が凍えて思うように動かなくなる。かじける。
「手が―・んで箸が持てない」
【悴む】は冬の季語!他にはどんな言葉がある?
冬の季語その1:一の酉
【一の酉:いちのとり】
11月の最初の酉の日。また、その日に開かれる鷲神社の祭礼。酉の市。初酉。《季 冬》
冬の季語その2:木綿綿
【木綿綿:もめんわた】
綿花を精製して一定の厚みにのばしたもの。布団や衣類などの中に入れる。わた。《季 冬》
冬の季語その3:茎漬(け)
【茎漬(け):くきづけ】
ダイコンやカブなどを茎や葉と一緒に塩漬けにしたもの。《季 冬》
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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