【目次】
・困り眉の整え方
・自眉を活かしてつくる柔らかメイク
・「顔ヨガ」で困り顔を卒業!
困り眉の整え方
いつも泣きそうな極細困り眉を今っぽ美人眉に
もとから毛量が少なく、直線的に生えている。その上、少ないながらに眉頭はかなり内側に入っているため、顔に困り感が出てしまう結果に。また眉山が存在しないことから、表情までぺったりとした印象になっており、さらに薄幸な印象に見えてしまいます。
Before
すっぴん眉
メーク後の【眉間開け太眉】
いちばんの悩み、まっすぐすぎる問題は、パウダーで眉山を意図的につくって、眉尻を下げて描くことでメリハリを生むことで解決。眉間は鼻筋の骨格に沿ってカットし、十分に眉間に空間を。明るさを眉マスカラでプラスしました。
まっすぐすぎる眉には、眉尻の描き方を基本の描き方よりも下げたほうがベター。それによって、もとの眉に眉山ができたように見えます。眉幅にあったブラシを使うと一発で決まります。
Point
困り眉にありがちまっすぐさには、ゆるやかな眉尻カーブをプラスして
まるで別人級の美人に!?40代に効く魔法の【眉間開け太眉】をDomani読者がやってみた【その3】
自眉を活かしてつくる柔らかメイク
大人の〝優しげ太眉〟をつくる基本の「き」
優しげ眉をつくるカギは、地眉をいかした質感と、顔から浮かない仕上がり。パウダーとペンシル、そして少しのコツを覚えるだけで、優しい眉が完成します。
ステップ1 スクリューブラシで毛を上に立てる
素の眉にアイブロウパレットに付いているスクリューブラシをあてます。眉の下辺から上辺に向かって、ブラシをサッと動かして、眉毛を軽くとかしながら、毛を起こすように。
ステップ2 パウダーで眉の中央から外へ描く
アイブロウパレットの濃いほうのパウダーをブラシにとり、眉頭から1㎝くらいの位置から描き始める。内側から外側へ向かって、眉の太さが均一になるように描くのがポイント。
ステップ3 ブラシを眉頭方向に戻してなじませる
ステップ2のブラシを、最初にあてた眉頭へ戻すように動かして。ブラシに残ったパウダ ーで描くので濃くならず、自然と顔になじんでいきます。
ステップ4 眉尻&足りないところをペンシルで足す
細くなる眉尻はペンシルで足して、眉尻の長さが口角のライン上に来るように伸ばして。さらに、毛量が部分的に足りないところは、ペンシルで毛を生やすように描いて補って。消えやすいので、しっかりめに描いたほうがベター。
ステップ5 仕上げに輪郭をスクリューブラシでぼかす
最後に、眉の輪郭にポンポンと置くようにスクリューブラシを動かし、輪郭をぼかす。これをすると、眉だけが主張した感じにならないので、必ずしたいプロセスです。
40代の怖見えを今すぐストップする!魔法の【眉間開け太眉】実践編1
「顔ヨガ」で困り顔を卒業!
焦りやすい! 緊張しやすい! そんな人にもおすすめのトレーニング
「感じの良い表情は信頼感や信用を生むので、例えば後輩が失敗したときに注意しなくてはならない場面でも、言葉に説得力が増し、素直に聞き入れてもうらことができると思います。少なくとも叱られている方は、威圧感や恐怖感など悪い印象は抱かないでしょう(顔ヨガインストラクター・小島和子先生)」
〝おいしい顔(前歯を8本見せる笑顔トレーニング)〟開始!
1. 前歯が8本見えるくらい口角を上げる
小島先生「口元から上の歯のみ8本見えるくらい口角を上げましょう。口角を上げるときは頬を上げることを意識して」
小島先生「トレーニングは必ず鏡を見ながら実践します」
2. 舌で上の歯を舐めるように左右にゆっくり動かす
小島先生「『舌を動かすと下顎が出てしまう』『舌と一緒に顎も動いてしまう』という人は、指で顎を抑えながらトレーニングを」
呼吸するのを忘れずリラックスした気持ちでおこなう
小島先生「楽しいことを考えながらトライすると頬も上がりやすくなります。練習中、気づいたら息を止めながらやっている人もいるので、呼吸することを忘れずに (緊張しやすい人にありがちなんです!)。リラックスしながらやりましょう」
焦りやすい人、緊張しやすい人にもおすすめ
小島先生「会議など人前で話す機会が多い方に伺いますが、プレゼンするときに口元が緊張で震えた経験はありませんか? 私も人前で話す職業をしていますが、以前は緊張すると口元が震え、早口になる癖がありました。実はこれも表情筋を鍛えることで克服することができるんです。
表情筋を動かして話すと、喋るスピードは自然と落ち、噛まずに話すことができるようになります。すると気持ちも落ち着いて頭の中で言葉を選びながら流暢に話せるようになります。私自身もこのトレーニングで見た目が若返っただけでなく、気持ちが前向きになり、人と接するのが得意になるなど、内側の部分も生まれ変わりました。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください」
口元の筋肉の凝りをほぐして笑顔美人に! 舌を使った表情筋のエクササイズ 【「顔ヨガ」で理想の女性に! Lesson2】
目の表情でその人の印象が決まる
「目は口ほどにものを言う」とはいいますが、まさにそれは事実で、目の表情で相手に与える印象もかなり違うのだとか。顔ヨガインストラクター・小島和子先生に話を伺いました!
小島先生「頬を少し上げると下まぶたもつられて閉じてしまう…そんな人はいませんか? これはしたたかな印象を相手に与えてしまうことがあります。
また加齢とともにまぶたが重たくなり、目が開けづらい…と、やや顎を上げ見下ろしたようなポーズで書類や他人を見る癖がある方も態度が大きく見えてしまいます。やっている本人は一切そんなつもりはなかったとしても、他人が受け取る印象は異なることも。そこで今回は目の周りに付いた筋肉『眼輪筋』を鍛え、好感のある目元のつくり方を教えます! 」
眼輪筋を鍛えるワンツーステップ
1. 目をぐっと大きく見開き3秒間キープ
小島先生「目を見開くときは瞼を上に持ち上げようとするのではなく、眼球を前に突き出すイメージで力を入れます」
2. 目の力を緩めてリラックス
小島先生「1と2を交互に数回繰り返すことで、眼輪筋が鍛えられ、目力がアップします」
額に力が入ってしまう人は〝おでこロック〟で回避!
小島先生「眼輪筋より額の筋肉の方が圧倒的に面積が広いため、瞼を大きく開けようとすると、同時に額も上がっていたりしませんか? 額の筋肉を使って目を開ける癖がついてしまうと、いつも驚いたような表情に見えてしまいます。また美容面では額にシワが入りやすくなってしまうというリスクも…。額が上がりやすい人は〝おでこロック〟でおでこを軽く抑え、目を開けるときに額もつられて上がらないようにしましょう」
目の大きさに左右差がある人は片目を隠してトレーニング
小島先生「目の大きさは左右で違う人も多いと思います。効き目の方が大きいですし、噛み癖によっても大きさは変わるんです。目の大きさが明らかに非対称で気になる人は、大きい方の目を片手で隠し、先ほどのトレーニングを実践してみてください」
筋肉の動かし方を覚えるまでは鏡をよく見てレッスンを
小島先生「筋肉を使っている場所や正しい目の開け方の感覚を覚えるまで、鏡の前で練習を。また鏡を見るときは自分の目線から逸らさないようにしましょう。これを続けることで、他人の目を見て話すのが苦手だった人も自然と相手の目を見て話せるようになります」
まぶたのたるみに負けない! 眼輪筋を鍛えて目力アップを狙え! 【「顔ヨガ」で理想の女性に! Lesson3】
顔ヨガのビフォーアフター
表情筋を使う機会が減ってしまったことであらわれる、顔の「たるみ」や「ほうれい線」…。これまで顔ヨガインストラクター・小島和子先生の指導のもと、エクササイズを続けた結果は……?!
▲谷口智恵子さん 写真左/レクチャー直前、写真右/レクチャー直後。
他人からなぜか「大丈夫? 」と聞かれたりすることもあるという谷口さんは、「困り顔」に見えるのが悩み。今回の〝おいしい顔〟のエクササイズで鍛えた口周りの筋肉をしっかり使い、唇から前歯8本がのぞく端正な笑顔に。
「瞼を上げようとすると同時に額も上がってしまい、それで眉尻が下がってしまうのが「困り顔」の原因らしいのですが、 先生から「このままだと額に深いシワが入る」と言われ、前のめりで眼輪筋を鍛えるエクササイズに耳を傾けました(笑)。」( Domanist 谷口智恵子さん)
▲谷口智恵子さん(T) 写真左/レクチャーを受けてから10日後、写真右/レクチャーを受けてから20日後。
瞼を上げると額が連動して動いてしまう谷口さん。〝おでこロック〟で額が上がるのを抑え、眼輪筋を使って目元を開けるエクササイズを続けたのだとか。より目元の印象もアップ! 「表情筋の使い方を覚え、困り顔も早く卒業します! 」(撮影/本人)
頬や瞼のたるみ、ほうれい線…気になる衰えは「顔ヨガ」で本当に解決できるのか!? 実践してみたら…【「顔ヨガ」で理想の女性に! 番外編】