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職場などに、「この人は、あまり心を開いて話してくれないな…」と感じる人はいますか? こちらは本音で話をしたいのに、なかなか打ち解けてくれず、付き合いにくいと思うこともあるでしょう。もしくは、自分自身がそのタイプに該当するという人もいるかもしれませんね。
そこで本記事では、身近なところに心を開いてくれない人がいるかどうか、Domani読者にアンケートを実施。心を閉ざしている人の特徴や他人に心を開く方法について解説します。
【目次】
そもそも「心を開く」とはどういう意味?
まずは、「心を開く」という言葉の意味を改めてチェックしていきましょう。
「心を開く」
(1) 本心を明らかにする。心の奥底をうちあける。「―・いて語り尽くす」
(2) 親しい気持ちになる。うちとける。「あたたかい言葉に―・く」
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用
『デジタル大辞泉』によると、「心を開く」には主に2つの意味があるようですね。親しい気持ちになることはたびたびあったとしても、心の奥底にある考えをうちあけることは少ないという人が多いのではないでしょうか?
実際のところみなさんどのような人に「心を開いていない」と感じるのか、アンケートの結果に移ります。
【質問1】身近に「心を開いていない(閉ざす)」と思う人はいる?
まずはじめに、周囲に「心を開いていない」と感じる人がいるかどうかを質問しました。その結果「はい」と回答したのは30.2%で、およそ3割となりました。
※アンケートは30〜45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
【質問2】心を開けない・閉ざす人にみられる特徴とは?
続いて、みなさんがどんな相手に「心を開いていない」という印象を受けるのか、代表的な回答を紹介します。
自分のことを話さない
「あまり自分のことを話さない」(40代・愛知県・子ども2人)
「プライベートな話をしない」(30代・山口県・子ども2人)
「自分のことは一切言わない」(40代・神奈川県・子ども1人)
目が合わない
「挨拶しても返事をしない、目が合わない」(40代・熊本県・子ども2人)
「目を見て話さない」(30代・富山県・子ども1人)
壁を感じる
「アドバイスしても聞かない。踏み込めないし、自らこちら側に寄ろうとせず壁を作る」(30代・兵庫県・子ども1人)
会話が弾まない
「話しかけても返事が『はい』か『いいえ』でしかない」(40代・神奈川県・子ども2人)
自分の考えを話さない
「相手の考えを聞きにくいとき」(40代・沖縄県・子ども2人)
「話し合いをしても、なかなか本音を言わない」(30代・愛知県・子ども1人)
遠慮する
「必要以上に遠慮する。自分に借りを作りたくないのかなと思う」(40代・愛知県・子ども2人)
アンケートの結果、自分のことや思っていることをあまり話そうとしない人などに、「心を開いていない」と感じる人が多い傾向があるようですね。「自分がそうだが、『これを言っても仕方ないだろう』と諦めて心の扉を閉めてしまう(30代・千葉県・子ども1人)」という回答もありました。
人に自分から心を開くメリット
大人になればなるほど、過去に信頼していた人から裏切られたり、嘘をつかれたりした経験があると、簡単に人を信用することができなくなることもあるかもしれません。しかし、誰に対しても心を閉ざしていると、深い信頼関係を築くことが難しいですよね。
なかなか他人と打ち解けられない人は、自分から心を開くとどんないいことがあるのかを理解することからはじめてみましょう。
信頼関係が築ける
最初は勇気がいるかもしれませんが、自分から心を開くことで、他人との信頼関係が築きやすくなるでしょう。「私はこう思っている」という本音や感情を共有することで、相手も同じように心を開きやすくなります。
信頼関係があると、仕事のプロジェクトでもチームメンバー間で協力し合いながらスムーズに仕事を進めることができます。プライベートでも、困ったときにママ友などからサポートを得やすくなるでしょう。
ストレスが軽減する
心を開いて本音を話すことで、ストレスが軽減するでしょう。自分の内面を誰かに話すことで、抱えている悩みや不安が外に出され、気持ちが軽くなります。信頼できる相手に話を聞いてもらうことで、孤独感やプレッシャーが和らぎ、心理的な負担が少なくなるはずです。
また、他人からのアドバイスをもらうことで、問題解決の糸口が見つかり、より前向きな気持ちで日常を過ごせるようになりますよ。
人間関係が円滑になる
心を開くことで、人間関係が円滑になることもメリットの一つ。自分の気持ちや考えを率直に伝えることで、相手も同じように感じていることを共有しやすくなります。対話を重ねることで誤解が減り、コミュニケーションがスムーズになるでしょう。お互いの立場や悩みを理解し合うことで、いざというときにお互いが助け合うことができますね。
【質問3】心を開く方法とは?
日々たくさんの人と接する中で、「人見知りだけれど、この人とはもっと話してみたい」と思える人が現れることもありますよね。もう少しこの人と距離を縮めたいと思ったときに、みなさんどんなことを意識するのでしょうか? アンケートの中から代表的な回答をピックアップしました。
話しかける
「何度も話しかけてみる」(40代・愛知県・子ども2人)
「雑談をする」(40代・沖縄県・子ども2人)
「時間をかけて話をしていくしかない。信用できる人間だと思ってもらえるまで」(30代・山口県・子ども2人)