【目次】
・育児でストレスを感じる理由は?
・ストレスの原因を解消しよう
・【育児のストレス】発散する方法
・【自宅でできる】リフレッシュ方法
育児でストレスを感じる理由は?
育児中は楽しいことがたくさんありますが、知らないうちにストレスがたまってしまうこともあります。では、育児でストレスを感じてしまうのはなぜなのでしょうか?
疲れがたまっているから
育児期間はやることがたくさんあり、睡眠時間が少なくなりがちです。特に授乳が必要な赤ちゃんがいると、夜中でも数時間おきに起きなければならないため、まとまった睡眠を取ることができません。また、産後はホルモンバランスの変化もあり、自分の気持ちをうまくコントロールできないことがあります。そのような状況で、慣れない育児と家事に追われると、どんどん疲れがたまってしまうのです。
子どもが起きている間は、危険な目に遭わないよう常に気を配る必要があります。やっと子どもが寝ても、家事が山積みというケースも、少なくありません。子どもがある程度成長するまでは、このような状況が続くため、疲れをため込んでしまうママも多いのです。
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自分の時間がないから
育児中は体だけでなく、精神的にも疲れてしまう場面が多々あります。育児中はほとんどの時間を子どもと一緒に過ごすことになるため、気分転換をしたくてもなかなか自分だけの時間を作るのは難しいものです。「自分のために時間を使うのが難しい」と悩むママも多いのではないでしょうか?どれだけ子どもをかわいいと思っていても、四六時中一緒では気が休まる暇がありません。
ワンオペ育児になってしまっている場合は、特に自分の時間を作るのが難しくなります。子どもや家のことを何も考えず1人になれる時間がないことが、育児ストレスの原因の一つになってしまうのです。
ストレスの原因を解消しよう
育児中は忙しく、ストレスがたまりやすい状況にあります。しかし、やり方次第でストレスをためずに過ごすことは可能です。ストレスの原因を解消して、伸び伸びと育児を楽しみましょう。
完璧を目指さない
育児と家事を両立している場合、完璧に物事をこなそうとするのはおすすめできません。育児は子どもが成長するまで長く続くため、ずっと気を張っていては疲れてしまいます。そうならないためには、完璧を目指すのをやめ、少し気を抜いてみることも大切です。育児中は予想外の出来事も多く、自分の思ったようにいかないことがたくさんあります。できなかったことに目を向けるのではなく、「今日できたこと」を一つでも見つけて、自分を褒めてあげましょう。
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体調を整える
体調が悪くなると、精神的にもつらくなってしまいます。その状態で育児を続けているとどんどん悪化してしまうため、体調を整えておくことはとても重要です。育児中は睡眠不足になりがちですが、しっかり眠ることは健康のために欠かせないこと。子どもが寝ている間に家事を済ませるのがルーティーンになっているママも、たまには子どもと一緒に昼寝したり、早く就寝して、体調管理をするように心掛けましょう。
残っている家事が気になるかもしれませんが、しっかり睡眠を取り、疲れを取った方が家事や育児の効率もアップします。スムーズにこなせるようになれば、ストレスもたまりにくくなるため、一石二鳥です。
周りに頼る
育児を1人で抱え込むと、疲れやストレスがたまる一方です。そんなときは周りの人に頼って、休息できる時間を持ちましょう。数時間だけでもパパや両親に子どもを預けられれば、その間にリフレッシュできます。身近に頼れる人がいない場合は、託児サービスや保育園の一時預かりを利用するのもおすすめです。子どもを人に預けることに、罪悪感を覚える人もいるかもしれません。しかし、短い時間でも子どもと離れてみることで、また新たな気持ちで向き合えます。
育児のストレスを発散する方法
育児でストレスがたまってしまったときは、早めに発散して解消したいものです。では、育児のストレスを発散するには、どのような方法があるのでしょうか?
友人とコミュニケーションをとる
ストレス発散方法の一つが、友人と話をしたり、出かけてみたりなどコミュニケーションをとることです。短い時間でも気分転換になるので、気兼ねなく話せる友人を誘ってみましょう。悩みや愚痴を聞いてもらうだけでも、気持ちが落ち着きます。
出かける際に子どもを預けるのが難しい場合は、ママ友と一緒に出掛けるのもおすすめです。同じ年齢の子どもがいれば、子どもたちも楽しめます。危険がないように見守りは必要ですが、子ども同士の仲も深まるはずです。共通の悩みを持っているケースもあるため、話をすることで、お互いにストレスが発散できるかもしれません。
軽い運動をする
体を動かすのも、ストレス解消法の一つです。激しい運動をすると疲れ過ぎてしまう可能性がありますが、軽いウォーキングやジョギングなどであれば、リフレッシュにつながります。育児中は疲れもあって、なかなか体を動かす気持ちにならないかもしれません。しかし、家から出て外の空気を吸い、景色を見ながら少し歩くだけでも、よい気分転換です。
育児中はまとまった時間を取れず、運動不足になりがちです。お風呂上がりにストレッチするなど、家の中で体を動かすように心掛けるだけでも、凝り固まった体がほぐれ、ストレス解消になるでしょう。
好きなものを食べる
好きなものを食べるのも、ストレス解消には効果的です。例えば、普段は買わないような豪華なスイーツを、自分へのごほうびに買って気分転換してみましょう。買いに出掛けるのが難しい場合は、デリバリーを活用するのもおすすめです。好きな料理を家まで届けてもらえば、ご飯を作ったり、片付けたりする手間が省けるというメリットもあります。食べ過ぎるのは体によくありませんが、たまには好きなものを食べてプチぜいたくをしてみましょう。
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自宅でできるリフレッシュ方法
自宅でリフレッシュすることができれば、育児の合間にもストレスが解消できます。自宅でできる、おすすめのリフレッシュ方法を紹介しましょう。
ゆっくりお風呂に入る
ゆっくりと入浴タイムを楽しむのも、自宅で簡単にできるリラックス方法の一つです。忙しいときや夏場はシャワーで済ませてしまう人もいますが、なるべく湯船に入って体を温めましょう。そうすることで睡眠の質がよくなり、疲れが取れやすくなります。育児中は、子どもと一緒にお風呂に入ることが多く、バタバタしがちです。週に1~2回程度は子どものお風呂をパパに任せて、1人でゆっくりお風呂に入る時間を作りましょう。
音楽・映画鑑賞をする
赤ちゃんが眠っている間は、ママの気分転換をする絶好のチャンスです。一緒に眠って休むこともおすすめですが、ときには音楽を聴いたり、好きな映画鑑賞を楽しんで、自分の好きなものに浸れる時間をつくりましょう。好きな音楽を聴いてもOKですが、リラクゼーション効果のある音楽を流すのも◎。また、感動的な映画を見て、涙を流すのも効果があります。思い切り泣いて感情を吐き出すことで、気持ちがすっきりして、前向きな気持ちになれるかもしれません。
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