1：義父との離婚後も良い関係を続けたいと提案され…
「顔立ちが昔の映画女優のように整っていて、とても実年齢には見えない義母は、小さいながらもおしゃれなカフェを経営しています。チャキチャキとして爽やかな性格なので、これまで嫁姑問題に悩まされたこともありません。ところが、そんな義母から先日『相談がある』と言われ、義母のお店に行った際に、なんと『私ね、彼氏がいるの』と打ち明けられたんです…。
お義父さんは地味なタイプで、正直、垢抜けた義母と釣り合いが取れないなぁと見ていたので、ある意味で納得ではありましたが…。聞けば、恋のお相手とはもう4年の付き合いで、そろそろ離婚をして恋人との再婚を考えているとのこと。それで、離婚をしても孫には会いたいから義父に何を言われても、離婚後もこれまで通り、嫁姑の関係を続けていきましょうという話でした。義両親が離婚しても、夫の父母であることには変わりないので了承しましたが、60代になって不倫からの再婚かぁ…と衝撃的でしたね」（38歳女性／サービス）
2：不倫現場を目撃後、毎月の口止め料が振り込まれるように
「私の暮らすエリアは繁華街が限られるため、外食に行くと知人に会うこともしばしばです。先日は、昼間に久しぶりにママ友とランチに行ったのですが…。なんと、行った先のレストランで義母が年下の男性と親密そうに並んで食事をしている姿を目撃してしまいました。
普段より派手なメイクに、見たこともないようなおしゃれな格好をして、楽しそうに男性と肩を寄せ合っていたので、一目で『これはただならぬ関係だな』と察しましたよ。こちらの視線に気づいたのか、しばらくしてから義母と目が合ったのですが、その場ではお互いに他人のフリを続けました。そして、その日の夕方に義母から電話を着信。『あの人は、自宅に来ている庭師さん』で『関係は1年ほど続いている』と打ち明けられました。
なんて答えるべきか困っていると、義母から『見なかったことにしてちょうだい。その代わり、お小遣いをあげるから』と言われました。私の口座を以前に義母に別件で伝えたことがあったのですが、それ以降、毎月2万円が私の口座に振り込まれています。いわゆる口止め料ってことなんだと思いますが、夫にも言うわけにいかず、正直しんどいです」（39歳女性／パート）
■口止めされても夫には真実を伝えるべき
Domani世代の義母世代にあたる女性の不倫は、そこまで多い話ではないはずですが、女性の社会進出が進むにつれ出会いの幅が広がり、既婚者でも男女の関係に走ってしまう人も残念ながら増えているようです。義母の不倫を知っても、夫にそれを打ち明けることができない場合には、妻は悶々と苦悩を抱えることに。しかし「これは、やっぱり黙っているべきではない」と思える事態なのであれば、たとえ義母に口止めされていたとしても、夫には打ち明けておくほうが、後日のトラブルを防止する術になるでしょう。「君は知っていて、黙っていたの？」となれば、夫婦の信頼関係にも亀裂が走るきっかけになりかねません。
取材・文／並木まき
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