シリコンの意味とノンシリコンとの違い
そもそもシリコンって?
シャンプーに含まれるシリコンはどのような役割があるのでしょうか。
シリコンとは、髪の表面を覆うキューティクルをダメージから守るのに効果的な成分です。髪の表面を覆うキューティクルは、ダメージを受けるとはがれてしまいます。髪のツヤやなめらかな指通りのもとであるキューティクルがはがれてしまうと、髪はパサつき、枝毛・切れ毛などさまざまなトラブルが起きてしまうのです。
そのため、シリコンで髪の表面をコーティングし、キューティクルが受けるダメージを抑えることで、髪トラブルを予防します。メチコン・シロキサン・シリル・シランといった成分の表記があれば、それはシリコンシャンプーです。
シリコンとノンシリコンの違い
シャンプーのように、洗い流さないトリートメントにも「シリコン入り」と「ノンシリコン」タイプがあります。
・シリコン入り
髪をしっとりまとまりある仕上がりにしたいときに。手触りがよくツヤもアップすると言われています。
・ノンシリコン
髪が細くて柔らかい人、ハリ・コシを出したいときに。また、敏感肌の人はノンシリコンタイプを選ぶことが推奨されています。
ノンシリコンのおすすめトリートメント
アミノ酸配合「MAROA」のトリートメント
アミノ酸系界面活性剤をベースにしたノンシリコン処方のトリートメント。オーガニックハーブエキス配合で、うるおいに満ちたたまとまる艶髪へ導きます。
▲右:MAROA ナチュラルオイルトリートメント(500ml)
ナチュラルコスメブランド【ヴァントルテ】のトリートメント
11の無添加処方により、敏感になりがちな頭皮や手をやさしく守り、使用感や仕上がりのよさにこだわりました。
ツバキ種子油、バオバブ種子油、ホホバ種子油など13種のボタニカルエキスが贅沢に配合され、べたつきやかゆみ、雑菌から頭皮を守ります。頭皮環境とヘアサイクルに働きかけるキャピキシルを高濃度に配合。女性特有のバランスの乱れを整え、芯から美しい髪へ導きます。
▲ヴァントルテ ボタニカルリペアトリートメント 180g
植物由来のオイルを配合したトリートメント
髪の根元から使える、ノンシリコーンのヘアトリートメント。ふんわりまとまる、指通りなめらかな髪へ。髪にボリュームが出にくい人におすすめです。
▲ウタウ バランシングケア トリートメント 200g /500g /450g (詰替)
ノンシリコンのコンディショナーやヘアパック
アヴェダのサップモス ウェイトレス ハイドレーション コンディショナー
乾燥毛のケアにはアヴェダ の「サップモス」がおすすめ。髪に優しく水分を与え髪の悩みを解決する、自然界由来のヘアケアです。重さを与えることなく髪に水分を補給。すぐになじんで髪のもつれをほぐします。 内側に水分を閉じ込めながら、さらっとまとまる髪へ導く、シリコン フリーのコンディショナー。
▲(左)サップモス ウェイトレス ハイドレーション コンディショナー 200mL /(右)同 400mL
4Uのヘアクレンズパック
「洗浄」と「保湿」を同時に叶える濃密クリームで、毎日のシャンプー、コンディショナー、トリートメントが1ステップに。「電子」の力を生み出し毛質を改善する保湿成分が配合され、美しい髪へと導きます。合成ポリマーやシリコン不使用。
トリートメントやコンディショナーの使い方
ツヤをよみがえらせるトリートメント方法
トリートメントやコンディショナーの使い方シャンプーを終えたら、トリートメントで栄養補給し、コンディショナーで指通りを整えると仕上がりを高められます。この2つは混同しがちですが、トリートメントは髪の内部の状態を整えるために使用するアイテムで、コンディショナーは髪の表面を滑らかにして摩擦から守る効果があります。
軽く髪を絞ってから使う
トリートメントやコンディショナーは、髪の水気を軽く切ってから使用します。びしょぬれだと成分が水分と一緒に流れていってしまい、効果が薄れてしまいます。よく浸透させたい場合、軽くタオルドライしてから塗布するとよいですが、あまりに髪が乾いた状態だと髪の毛全体に広がりにくくなるので、軽く水を絞った状態で使うのがおすすめです。
トリートメントやコンディショナーを塗るときもシャンプーをするときと同様に、髪を強くこすったり揉んだりしないよう注意してください。毛先を中心に全体的に塗布できたら、目が粗いコームで毛先をとかすとムラなく伸ばせます。
塗った状態で「3~5分」程度放置するとよく浸透しますが、アイテムによって推奨する放置時間が違うので、使用方法をよく読んで使うようにしましょう。
頭皮には付けない
トリートメントやコンディショナーは、毛先から付けていきます。ロングヘアの人は毛先から耳の下あたりまでを目安に使用することがおすすめです。髪が短い人は、少なくとも根元から2~3cmは離して塗布しましょう。
頭皮に付着すると、毛穴を詰まらせる原因となることがあります。トリートメントに含まれる油分が刺激になって、吹き出物ができたり皮脂が過剰になったりすることもあるため、頭皮に付けないように注意しましょう
すすぎはしっかりと
トリートメントやコンディショナーを使用した後は、しっかりとすすぐことが大事です。髪の毛にトリートメント成分が残っていると、髪が焼けたり変色したりすることもあります。
頭皮にすすぎ残しがあると、頭皮や皮膚のトラブルを招くこともあるため、耳の裏・首・うなじなどに付着した泡もよく流しましょう。肌が敏感な人は、特にすすぎ残しがないように気を付けてください。
トリートメントには洗い流さずに使うタイプもあります。洗い流すタイプとアウトバストリートメントを併用するなど、髪の傷みに合わせて使い分けるのもおすすめです。