マスクをしつつ水分補給に紫外線対策…。夏は何かと忙しいから、食でひと工夫!
「飲む」だけじゃない、「食べて」水分補給も夏の習慣に
頻繁にマスクを外すことに気が引けるということもあり、こまめな水分摂取ができない日もある…。だからこそ、1日3回の食事時間を活用して、有効に水分を摂り入れたいもの。
覚えておきたいのは、お茶やお水だけでなく、料理からも水分確保はできるということ。代表格は夏野菜でもある、トマト、なす、きゅうりなど。体を冷やす役目もあるので、活用しない手はありません。ラタトゥイユにしたり、そこまで手をかけなくてもオリーブオイルとレモン汁などで和えたり、多めに作り置きをして、夏の定番食に。
紫外線対策は大事。でもビタミンD不足も深刻
日焼け止めや日傘による紫外線対策が、夏だけでなく一年中大事だということは、すでによく知られていること。ですが、対策「しすぎ」も最近また新たな問題を生んでいるといいます。
日光に当たらない生活が続くと、「ビタミンD」が不足するという問題です。乳幼児では骨が硬くならない病気(くる病)を引き起こしたり、成人でも骨軟化症や骨粗鬆症を発症する原因になったり。食事からビタミンDを摂取するには、魚、卵や肉類などを食べること。夏こそ魚を食に摂り入れて、未来の元気を蓄えて!
瞳も日焼けする!? 緑黄色野菜で対策を
紫外線の影響を受けるのは、肌だけではありません。実は、私たちの瞳もダメージを受けているのです。太陽光線を多く受けた瞳によって、脳は肌のメラニン色素を刺激して日焼けしたのと同じ状態をつくってしまいます。日傘をさしていても、目から日焼けしてしまうというわけです。
日差しが強いときは、サングラスは必須アイテムだし、鶏むね肉やレバー(ビタミンAを含む)を食事に取り入れて目の細胞保護を。ルテインを多く含むブロッコリーやほうれん草・パセリ・かぼちゃ、抗酸化作用の強いリコピンを含むトマトやスイカもおすすめです。
日焼け止めを塗っているから大丈夫、とも言い切れないのが紫外線対策。外から・中から、全方位の対策で、ヘルシーに夏を乗り切りましょう!
情報提供/ワコール