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野菜ジュースに期待できる4つの効果とは
血糖値上昇の抑制
野菜ジュースは食事の前に飲むことで、血糖値の上昇が抑えられると言われているそう。
空腹の状態でいきなり食事をしてしまうと、血糖値が急上昇し脂肪が蓄積されやすいのだそうですが、食事の前に野菜ジュースを飲んでおくことで血糖値の上昇を抑え、インスリンの分泌も抑制。結果的に太りにくくなると言われているのだそうです。
便秘の解消
野菜ジュースに含まれる食物繊維は、便秘の解消に効果的だと言われているようです。
ただし野菜ジュースは生の野菜に比べて、お通じをよくしてくれる「不溶性食物繊維」が少なく、ほとんどが「水溶性植物繊維」なのだそう。
便秘の種類によっては水溶性植物繊維で改善につながる場合もあるそうですが、しっかりと改善していきたい場合は、野菜ジュースより生野菜を摂取することが推奨されているのだそうです。
空腹感の抑制
野菜ジュースに含まれる水溶性食物繊維には、胃腸の中をゆっくり移動するという特性があるのだとか。そのため腹持ちがよく、ダイエット中の空腹感を抑えることに役立つと言われています。
次の食事までにお腹が空いて、ついついお菓子に手を出してしまうという人は、お菓子の代わりに野菜ジュースを取り入れてみても良いかもしれません。
美肌効果
野菜ジュースの種類にもよりますが、野菜ジュースにはビタミンCやビタミンA、ビタミンEなど美肌効果が期待できる栄養成分が含まれているそう。
とくに脂溶性ビタミンであるビタミンE、ビタミンAは製造過程で失われづらいと言われています。そのため、美容のために飲んでいるという人も多いようです。
野菜ジュースが「効果ない」と言われる理由
野菜ジュースの製造過程で減ってしまう栄養素がある
野菜ジュースを飲んでも「効果がない」と聞いたことがある方は多いかもしれません。なぜこういった噂が広まったのでしょうか。
理由のひとつに「野菜ジュースを製造する過程で減ってしまう栄養素がある」ということから「効果がない」と言われるようになってしまったとされています。
例えば、熱に弱いビタミンCは、加熱処理を加えるとその含有量が減ってしまうそう。野菜ジュースには食物繊維も含まれますが、野菜の搾りカスに含まれる「不溶性食物繊維」はほとんど含まれず、多くは「水溶性食物繊維」だと言われています。
実際に野菜を食べる場合とまったく同じ栄養素を摂ることはできない、ということから、野菜ジュースには「効果がない」と噂されることが多くなったのだそうです。
吸収率が高まる栄養素もある!
では、先述した野菜ジュースに期待できる効果は嘘なのかというと、そんなことはありません。
カルシウムやカリウムなど、加工処理しても減少しにくい栄養素はありますし、βカロテンやリコピンなど、加工して摂取することで逆に吸収率がアップする栄養素もあるとされています。
減少してしまう栄養素がある一方で、生の野菜とほとんど変わらぬ栄養素を摂取できるものや、加工後のほうが吸収率が上がる栄養素もある野菜ジュース。決して「効果がない」とは言えませんよね。
野菜ジュースを飲むことのメリットとデメリット
メリットは「手軽さ」「おいしさ」「栄養素」
野菜ジュースは手軽に野菜の栄養素を摂ることができます。価格も安く、生野菜と違い長期保存ができるためまとめてストックしておくことも可能。
野菜が苦手な人でも飲みやすく仕上げられている商品が多いため、なかなか野菜を食べてくれないお子さんにも抵抗なく飲めるでしょう。
また、βカロテンやリコピンなど野菜を生で食べるよりも吸収率が上がる栄養素もあるのはメリットと言えます。