キレイ好きな人の心理、性格
仕事をしていて、デスクがいつも片付いている人や、書類の場所をきちんと把握している人が目に留まったことはありませんか? キレイ好きな人に共通する特徴を知ることは、キレイ好きになるための大切なポイント。代表的な特徴を三つ紹介します。
几帳面で真面目な性格
キレイ好きな人には、几帳面で真面目な性格の人が多いといわれます。几帳面な人は細かいところまで目が届き、作業を一つずつ確実にこなす真面目さがあります。
きちんとしている一方で、ほかの人が気付かないような細かな点まで気になってしまい、ストレスを抱えやすい一面も持つのも特徴です。こだわりの強さや頑固さがあるともいえるでしょう。
キレイ好きな人は誠実で、いい加減なところがなく、先々のことを考えて行動します。身の回りが常に整理整頓されているのは、「散らかる前に何をしたらよいか」を考えて行動しているからなのです。
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白黒はっきりつける完璧主義者
キレイ好きな人には、中途半端を嫌う傾向があります。常に自分にとって完璧な水準を保とうとするため、納得するまでやめられないのです。
例えば、キレイ好きな人はモノを探す時間をなくすために、自分なりのルールを決めて行動します。「この書類はこのファイルで保管する」「よく使う付箋は一番上の引き出しにしまう」というように、モノの定位置をあらかじめ決めているため迷う必要がありません。
決めたことをやり続ける力がある一方で、こだわりが強いために周囲の人から融通が利かないと思われてしまう場合も。時に周りの人が困ってしまうこともあるでしょう。
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汚いと気になる、掃除は当たり前
キレイ好きな人は、汚れを見つけたりモノが散らかっていたりすると、気になって落ち着きません。キレイな状態を保つことが当然と思っているため、汚れを見つけるとそれを見逃すことができないのです。
キレイな状態が通常なので、キレイではない場所に自然と目が向いてしまいます。人によって程度は異なるものの、潔癖な傾向が見られ、汚れに対してストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
キレイ好きな人にとって掃除は日課です。習慣化されているため、毎日抵抗なく自然にできてしまいます。むしろ、掃除がストレス発散になるという人も多いのです。
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キレイ好きになるための習慣
一気にまとめて掃除するのでなく、小さなところから毎日コツコツ掃除することが、キレイ好きになるためのコツと言えます。どんなにキレイ好きな人でも、一度に広い範囲を掃除するのは大変。短時間の掃除を習慣にすることで、無理なく長期的にキレイな状態を保てます。
モノの定位置を決めておく
片付けのポイントは、「モノの居場所を決める」ことと「使う人に合わせて収納場所を決める」ことの2点です。
「モノの居場所を決める」というのは、あらかじめモノの定位置を決めておくということです。どこで誰が使うのか、どのくらいの使用頻度なのかを踏まえ、使う人の手が届きやすいところに設定しましょう。手が届きやすければ、使った後に片付けやすくもなります。
「使う人に合わせて収納場所を決める」というのは、収納があるからそこにモノをしまうのではなく、使う人の動きや体格に合わせて収納場所を自分で作るということです。例えば、子どもが使うおもちゃは子どもの手が届く低い場所に収納ボックスを設置するとよいでしょう。使いやすいだけでなく、子どもにも片付けの習慣が身に付きます。