「旺盛」の意味や読み方とは?
「旺盛」が付く言葉に「食欲旺盛」があります。「食欲旺盛」は食欲が盛んであることや、そのような人に対して使う言葉。「食欲旺盛」な人をイメージしながら、「旺盛」の詳しい意味や読み方からチェックしていきましょう。
読み方と意味
「旺盛」は「おうせい」と読みます。意味は以下の通りです。
活動力が非常に盛んであること。また、そのさま。(小学館『デジタル大辞泉』より)
「旺」と「盛」、それぞれの文字が持つ意味をみてみましょう。「旺」は、「盛んなさま」または「美しく光り輝く」という意味も持ちます。そして「盛」は「勢いがさかんであること」「さかえる」という意味。「旺盛」は「盛んなさま」を表す字が重なり、「非常にさかんなこと」を表しています。
「盛ん」、「盛大」の違いとは?
「旺盛」と「盛ん」、「盛大」、これらの言葉は「さかんである」という同じ意味を持つ言葉。しかし、使うシーンは異なります。それぞれの違いについて説明します。
「盛ん(さかん)」
「盛ん」は「勢いが強いさま」を表す言葉。「火が盛んに燃える」や「盛んな声援」など、勢いよく何かが行われている時に用います。
「盛大(せいだい)」
「盛大」は「非常に盛んなこと」「大規模なこと」という意味。主に、集会や儀式が立派で規模が大きい際に「盛大な式典」「盛大な披露宴」などと表現されます。
使い方を例文でチェック
「旺盛」は主に、「〇〇旺盛」や「旺盛な〇〇」という使い方をします。それでは、実際に例文で使い方をチェックしていきましょう。
「彼女は好奇心旺盛で常に新しい物事を学ぼうという姿勢がみられる」
「好奇心旺盛」とは「珍しい物事や未だに体験したことのない物事に対して関心や興味を持つこと、知りたい、体験したいと盛んに思うこと」。また、そのような人を「好奇心旺盛な人」といいます。「好奇心旺盛」は積極的に知識を得ようとする前向きなイメージを与えるため、就職活動における自己PRなどにも用いられます。
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「彼は旺盛な創作活動で素晴らしい作品を世に出し続けた」
「旺盛な創作活動」とは「盛んに新しい作品を生み出す活動をすること」という意味。このフレーズは、「彼は盛んに新しい作品を作り、その素晴らしい作品を世に出し続けた」ということをいっています。