【目次】
・圧力鍋の魅力とは?
・圧力鍋の選び方
・圧力鍋のおすすめ人気メーカー
・おすすめの圧力鍋
圧力鍋の魅力とは?
通常の鍋に比べ高温調理ができる調理器具
圧力鍋とは一般的に「高温調理が可能」な鍋のことをいいます。
調理の際、鍋が密閉されるので、水蒸気の逃げ場がなくなり内部は高圧状態に。圧力をかけることで素材が一気に柔らかく仕上がり、短時間で調理が可能になるのだそうです。
圧力鍋は主に2種類ある
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圧力鍋は主に「ガス火を使用する圧力鍋」と「自動で圧力や温度を調整してくれる電気圧力鍋」の2種類あるといわれています。
ガス火を使用する圧力鍋
ガス火を使用するので、調理の際は火の調整が必要。通常、圧力がかかったら弱火にしたり消したりしてから放置します。火にかけたまま目を離すと、焦げ付きや煮崩れなどが起きる可能性も。使い方に慣れていない人は注意が必要です。
自動で圧力や温度を調整してくれる電気圧力鍋
電気圧力鍋は圧力や温度を自動で調整してくれます。基本的に食材を入れてスイッチを押した後はほったらかしでよく、火事ややけどの心配も少ないといわれています。子どもがいる家庭や従来の圧力鍋に苦手意識のある方におすすめされています。
圧力鍋の選び方
圧力のかけ方の違いで選ぶ
一般的に圧力鍋の圧力のかけ方は以下の2種類あるといわれています。
おもり式
蒸気が出る際音が出る仕様の圧力鍋。圧力がかかっているときは〝シュッシュ〟といった音が出るため、火力調整のタイミングがわかりやすいといわれています。
スプリング式
圧力調整がおもり式よりも簡単にできるスプリング式は、蒸気口のバネひとつで低圧から高圧まで調整が可能だそう。ただし音が出ないタイプなので、圧力がかかったタイミングが図りづらいというデメリットがあるようです。
鍋の素材で選ぶ
圧力鍋を選ぶときは、鍋の「素材」にも注目してみましょう。
ステンレス素材
ステンレス素材の圧力鍋は、熱伝導率が低く鍋のまわりが温まりにくいという特徴がある一方、保温性が高いというメリットがあります。余熱調理が可能なため、煮込み料理をよく作る人におすすめだそう。
アルミ素材
アルミ素材の圧力鍋は熱伝導率が高く軽量なのが特徴です。圧力がすぐにかかるため時短調理にピッタリだそう。ただし冷めやすいという性質や、高温・強いアルカリ性に弱いという特徴も持っているそうです。
多層構造
ステンレス素材の圧力鍋とアルミ素材の圧力鍋、それぞれの特徴を組み合わせたタイプ。圧力がすぐにかかる上、保温力にも優れているため、時短調理も可能だといわれています。
サイズと容量で選ぶ
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圧力鍋は一度に必要な量を調理できるものなら、何度も食材をセットする必要がありません。一般的には家族の人数+1lの容量を目安に選ぶことが推奨されているようです。
3~4人家族なら4l、5人以上なら6lといったように「やや余裕のある容量」を選ぶことがおすすめされています。
電気圧力鍋は加熱方式をチェック
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電気圧力鍋を購入する際は、加熱方式をチェックしておきましょう。ヒーターの種類は以下の2種類です。
マイコン式
鍋底についた電気ヒーターで加熱するタイプ。600~800Wの製品が多いそうで、電気代が抑えられるのが特徴です。そのため、頻繁に電気圧力鍋を利用する人に向いているといわれています。
IH式
鍋の側面や底面に加熱コイルが設置されたタイプ。電磁誘導で鍋全体を素早く加熱してくれます。消費電力は1200W前後と高めですが、ムラのない調理ができるといわれています。そのため、煮込み料理をよく作る人に適しています。
圧力鍋のおすすめ人気メーカー
フィスラー
フィスラーは175年の歴史を誇るドイツの高級調理ブランド。
圧力鍋はもちろん、料理ビギナーにも優しい設計の鍋シリーズを多々販売しています。細かな気配りを施した設計で、幅広いラインナップで世界中の料理好きに愛されているようです。
ティファール
取っ手が取れるフライパンで知られる「T-fal(ティファール)」も人気のあるメーカーです。
圧力鍋だけでなくフライパンやアイロンなども展開しているのだとか。初心者でも使いやすい機能を備え、厳しい安全基準もクリアしているので安心して使えるようです。
アイリスオーヤマ
電気圧力鍋 4.0L ブラック PMPC-MA4-B
家電から便利グッズまで、さまざまなアイテムがそろう「アイリスオーヤマ」も注目のメーカーです。
通常の圧力鍋はもちろん、機能性に優れた電気圧力鍋まで、料理好きを唸らせるキッチン家電を数多く販売しているそう。
人気の電気圧力鍋は、豚の角煮、アクアパッツァ、無水カレー、スポンジケーキなど、なんと90種類のレシピを自動メニューと連動できるのだとか!
おすすめの圧力鍋
フィスラー|圧力鍋 プレミアムプラス
ガラスフタ、蒸し器、蒸し器用三脚、料理ブックつき
1時間煮込んだような煮込み料理が、なんと15分で完成する圧力鍋。素材の中まで味がしみ、野菜はトロトロ、お肉はホロホロに!さらに煮込みだけでなく蒸し料理も可能という万能さ。圧力は素材に合わせて3段階に調整可能。
シロカ|電気圧力鍋 SP-D131
食材を入れスイッチを押すだけで料理が完成する電気圧力鍋。難しい火加減も面倒な時間計測も不要で、煮込み料理から蒸し料理、炒飯、無水料理、スロー調理、温めなおしと一台6役の優秀さ!蓋が取れ丸洗いできるのでお手入れも簡単。
「わが家では毎月2回ぐらいは週末電気圧力鍋が登場します。娘が大好きで家族でよくつくっているのが、玉ねぎたっぷり無水カレー、イワシのトマト煮、ポトフの3つ。特にイワシは骨までやらかくなるので、毎回残さず食べてくれます。カレーは肉もやらかく、玉ねぎもトロトロで甘さ抜群に仕上がりますよ(小学生大好き味)。普段は会社に持ってく玄米ご飯を炊いています。普通の炊飯器で炊くときのように、前日から水に浸さずに炊いてもおいしく炊けるので、時短に繋がります。また、夜、ごはんを炊き忘れていても20分で炊けますし、普通のスーパーで揃う調味料でつくれるレシピが沢山あるので、ピンチに強く、本当に助かっています」(シロカプロダクトマネジメント部 企画チーム・9歳女児の父 峯村さん)
シナジートレーディング|電気圧力鍋 インスタントポット
煮込み料理はもちろん、豆料理、さらに自家製ヨーグルトまで作れてしまう電気圧力鍋。3段階の温度調整が可能で、圧力も入れた食材の量によって自動的にコントロール可能。パネル表示がシンプルで、操作が簡単なのも嬉しいポイント。
「忙しい一日のなかで特に頭を悩ませるのが夕食。出かける前に具材と調味料を入れ、タイマーをセットしておけば、帰宅後子どもを待たせずに夕食にすることができるだけでなく、夕食準備のストレスから解放されました(笑)。何より、煮込み料理、豆料理など時間がかかる調理が驚くほど簡単になったのはありがたい限りです」(Domanist サカモト真代さん)