小さな繊維が海に流出? マイクロファイバー問題
近年問題になっている“マイクロファイバー”問題。
ポリエステルなどの化繊素材の洋服を洗濯する際に衣服から抜け落ちるごく小さくて微細なプラスチック繊維が、回収しきれずにそのまま河川や海に流れ込んでいる現象です。
生態系への影響のみならず、巡り巡って私たちの体内にも取り込まれる危険性がある状況を懸念し、アウトドアブランド「パタゴニア」が4年ほど前から販売を始めた“グッピーフレンドウォッシングバッグ”。
その名の通り、環境に配慮されたいわゆる“お洗濯ネット”は、目がとても細かいのが特徴。我が家でも洗濯ネットはずっと使っていましたが(写真右)、比べるとその違いは一目瞭然!これなら細かい繊維も流れ出さずにキャッチ出来そうです。
50×70cmとメンズウェアもしっかり入る大きさなので、お気に入りの洋服を傷めることなく大切にケア出来るのも安心。
約4,000円とちょっぴりお値段は張りますが、毎日洋服を着るだけでなく作る側の立場の人間としても、責任感を持って日々の小さなことから取り組んでいけたら。
1アイテム取り入れるだけで、気軽に環境保全に貢献出来るアイテムのご紹介でした。
Domanist
杉本緑
1児の母。洋服への愛が高じてアパレル業界へ飛び込み、某アパレル会社で企画、生産に携わる。舞台や落語などの芸術鑑賞で自らの感性を刺激。娘との日常を描いたユニークなイラストもSNSで発信中。
Instagram:https://www.instagram.com/green_sgmt/
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