歓送迎会や花見etc.お酒を飲む機会が増えるときこそ「まるごとレモン食」を!
春にむけて、会食やお酒を飲む機会が増えてきますよね。今の状況ではみんなで集まることもなかなか叶いませんが、お家での気軽な晩酌も楽しみのひとつ。でも、お酒はむくみにダイレクトにつながってしまうので注意が必要です。
「お酒はもちろんですが、おつまみの塩分にも気をつけて下さい。塩分過多の食事はNa +(ナトリウムイオン)が増えてむくみやすくなります。お家で料理をつくる場合は、むくみを和らげてくれるレモンを加えてみてください。塩分が少なくても味が整うので、むくみ対策にもなりますよ。今回ご紹介する『はちみつレモン漬け』は私もよく食べているもの。簡単につくれててアレンジも効くので、ぜひ試してみてください」(山崎先生)
「まるごとレモン食」レシピ
トーストや紅茶に!「はちみつレモン漬け」
<材料>
レモン(国産): 2個 はちみつ:300g
<つくり方>
1) レモンの皮をよく洗い水気を拭き、5mm幅程にスライスする。
2)衛生的な保存容器に1のレモンを半分入れ、はちみつを半分入れる。残りのレモンとはちみつも加えて蓋をし、冷蔵庫で1晩置く。
爽やかなレモンの風味とクリームチーズのコクが相性抜群!
「はちみつレモントースト」
<材料> 2人分
食パン(6枚切り):2枚 はちみつレモン漬け(上で紹介したもの):6枚 シナモンパウダー:適量
A)はちみつレモン漬け汁:大さじ1 クリームチーズ:60g
<つくり方>
1)Aをなめらかになるまで混ぜ合わせる。
2)1を食パン全体に塗り、はちみつレモン漬けをのせ、トースター1200wで5分程焼きシナモンを振る。
レモンの風味が爽やか!「レモンカレー」
<材料> 2人分
鶏もも肉(唐揚げ用):250g サラダ油:大さじ1 玉ねぎ:1個 レモン輪切り:4枚 塩・こしょう:少々 ごはん:茶碗2杯分 レモン輪切りを刻んだもの:1枚分
A) すりおろしにんにく:小さじ1 すりおろし生姜:小さじ1 プレーンヨーグルト:150g カレー粉:大さじ1/2
B) コンソメ顆粒:小さじ1 生クリーム:50ml
<つくり方>
1)鶏もも肉と A を保存袋に入れてよくもみこみ、30分程漬けこむ。
2)玉ねぎはみじん切りにする。
3)鍋にサラダ油を熱し玉ねぎを弱火でじっくり炒め、玉ねぎがきつね色になったら1を加え、肉を表裏焼く。
4)3にBを加え弱火で 5 分程煮込み、レモンを加えひと煮立ちさせ、塩・こしょうで味を整える。
5)ごはんに刻んだレモンを混ぜて、器に盛りつけ4をかける。
レモンの酸味と苦みがアクセント!「レモン雑煮」
<材料> 2人分
レモン輪切り:2 枚 餅:2個 大根:20g にんじん:2㎝輪切り2枚 しいたけ:小2枚 小松菜:40g
かまぼこ:スライス 2 枚
A)白だし:大さじ2 水:370ml 醤油:小さじ1/2 塩:小さじ1/2
<つくり方>
1)大根はいちょう切りにする。にんじんは花形に切る。しいたけは飾り切りにする。 小松菜は根を切り落とし熱湯でさっと茹でて 3 ㎝幅に切る。切り餅はトースターでやわらかくなるまで焼く。
2)Aを鍋に入れて煮立て大根とにんじん、しいたけを入れて火を通す。
3)2を器に盛り付け焼いた餅、小松菜、かまぼこ、レモン輪切りを入れ、汁を注ぐ。
レシピ考案/渥美まゆ美(あつみまゆみ)
まいこ ホリスティック スキンクリニック院長
山崎まいこ
皮膚科医。勤務医として形成外科医、皮膚科医、美容皮膚科医として務め、2017 年東京・代官山にクリニックを開業。ホリスティックな視点から、外側の治療だけでなく、身体の内側、腸内の健康、心のあり方までサポートし、真の健康と美しさを追求している。オーダーメイドで患者に寄り添う医療には定評があり、各界著名人やビューティー関係者からの信頼も厚い。さまざまなアイテムの揃うECサイト「まいこホリスティックオンライン」の監修も務める。
まいこ ホリスティック スキン クリニック
管理栄養士
渥美まゆ美
Smilemeal 代表。栄養管理士。出版、メディア出演、レシピ開発などともに、企業向けの健康セミナーの講師や健康経営サポートサービスや料理教室、高齢者向け介護予防教室など健康サポート事業にも携わる。著書は『朝つめるだけ弁当188』『医者いらずの食材使いこなしレシピ』など多数。