A.強い薬剤を使用しているため、髪へのダメージは大!
白髪染めはアルカリの力で髪を膨張させ、髪のキューティクルを開いて色素を内部に浸透させます。髪を膨張させる薬剤も色素成分も化学物質なので、当然髪にダメージを与えてしまいます。キューティクルが開くと、髪内部の水分や栄養分が流れでてしまうため、枝毛や切れ毛の原因にも…。そして、ホームカラーの薬剤には、自分で染めてもしっかり染まるよう、サロン用のカラー剤より強い色素成分が配合されているため、髪へのダメージも大きくなってしまいます。
3回に1回は美容室で染めるのがおすすめ
ダメージの少ない薬剤の研究も進んでいますが、ホームカラーが髪にも頭皮にも刺激が強いというのは事実です。ですから、月に1回染めているなら、3ヶ月に1回は美容室で染めて、しっかりトリートメントをしてもらいましょう。
白髪染めの後は必ずアウトバストリートメントを
ヘアカラーは髪のキューティクルを開いて色素成分を入れているので、髪の表面が傷ついてしまいます。キューティクルはシャンプーのたびに開くので、シャンプー後の濡れた髪はダメージを受けやすい状態。そこにドライヤーの熱を長時間当てると髪の乾燥が進むことに。ですから、タオルドライした後はアウトバストリートメントを必ずつけましょう。髪を油分などでコーティングし、ドライヤーの熱から守ってくれます。カラーリングの色もちもよくなりますよ!
カラーを繰り返してパサつく髪はこれでケア
オーガニック植物成分をはじめハーブエキスを配合した髪の美容液。パサついてまとまらない髪やカラーをくり返してツヤを失った髪を、ツヤとうるおいのある髪に。ラ・カスタ アロマエステ ヘアエマルジョン 80ml ¥2,750
ラ・カスタ オフィシャルヘッドセラピスト
細川ひろ子
美容師、管理美容師、毛髪診断士、認定講師。ラ・カスタ銀座本店でメインセラピストを努めながら、イベントやテレビ出演、NHKセミナーなど幅広く活動。専属技術インストラクターとしての技術指導、専門知識の提供も行う。著書に『解決! 大人の髪のSOS』(講談社)。
ラ・カスタ