TVアニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』出演中の声優・山下大輝さん&内山昂輝さんにインタビュー!
仕事や家事、育児に一生懸命取り組んでいる女性のみなさんにご褒美を! そんな想いからスタートした、WEB Domaniによる大人の男性声優の皆さんへのインタビュー連載『女は耳から恋をする』、略して『耳恋』。今回は姉妹メディア『Oggi』とコラボ! 発売中の5月号本誌と連動し、インタビューや撮り下ろしポートレートをお届けしています。それぞれで異なる内容・写真を掲載していますので、ぜひOggi本誌も合わせてチェックしてくださいね。
今回のゲストは、現在放送中のTVアニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』に出演している声優の山下大輝さんと内山昂輝さん。男子中学生たちがバレエを軸に繰り広げる、情熱的でドラマティックな青春を描く本作。自分の想いに悩みながらもバレエの世界に傾倒していく主人公・村尾潤平役を山下さんが、幼少期からバレエの英才教育を受けて育った孤高の天才バレエ少年・森 流鶯役を内山さんが演じています。
スペシャルインタビューvol.1では同作品の魅力を山下さんと内山さんに語り合っていただきましたが、今回は山下さんのソロインタビュー、そして山下さんと内山さんの対談の続きをお届けします!
▲【WEB Domaniだけの限定カットを公開!】ニュアンシーで大人っぽい視線をカメラに向けてくださった山下さん。普段とはどこか違う表情にドキッとさせられます。
まずは、山下さんのソロインタビューからスタート!
これが「耳恋」連載2回目の登場となる山下さん(▶︎以前の記事はこちら)。とはいえ、気づけば前回のご出演から2年以上経っていまして…改めて自己紹介をお願いします!
山下:もう2年以上前のことなんですね! いたって普通の人間なので…どうしよう、自己紹介って難しいですね(笑)。声を生業にしている人…です。Wikipediaなどご参照いただければ(笑)。
Wikipedia上の山下さん情報は正しいですか?(笑)
山下:以前、何かの取材でWikipediaに書かれている情報について質問されたんですけど…「あ〜、ここからここまで全部違いますね」みたいなことはありました(苦笑)。でもそのことを発信したら、どなたかがすぐに訂正してくださいました。
ひとり歩きしてしまっている情報があったんですね。
山下:こそれはそれでなんだか面白かったです(笑)。特にネガティブな内容でなければどうぞ、というのが僕のスタンスです(笑)。
懐が広すぎます…! 続いては声優のお仕事についての質問です。自分の声の強みと弱みとは? 2年前に同じ質問したときは「素直な反応が声にのることが強み」と話されていました。
山下:基本的には今も変わらないですね。TVアニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』で演じている村尾潤平という役も、まさにその強みが生きているキャラクターだと思います。感じたことをそのまま表に出してしまう、とても純粋な子なんです。潤平は叫ぶシーンが多いキャラクターでもあるんですが、その点も自分の強みを反映できている気がします。僕、喉がすごく強くて、叫ぶキャラクターを演じることが多いんです。
山下さんの喉の強さは生まれつきですか? それとも強くなるように訓練やケアをされてきたのでしょうか?
山下:学生時代はテニスクラブに所属していたんですけど、そのクラブがとにかくスパルタで。毎日、大声を出して練習していたんです。改めて考えてみると、そこで自然に喉が鍛えられたんじゃないかなと思います。テニスに明け暮れていたあの頃の自分がいなかったら、今こういった役は出来ていないかもしれない。テニスが声優の仕事に直結しているわけではないけれど、あの道を通ってきたからこそ、今の自分が存在しているんですよね。
人生、無駄な経験は何もないですね。
山下:本当にそうですね。インドアな学生生活を送っていたら、また全然違う自分になっていたのかもしれません。自分らしさ、その人らしさって、やっぱり演じるキャラクターにも自然と出てくると思っていて。〝弱み〟は、自分とはまるで違う境遇・性格のキャラクターを演じるときは深みにハマりがちなところ。実経験があるかどうかで、自分から出てくるものが大きく変わるんですよね。たとえばアドリブのガヤ録りも、演じるのが〝学生〟ならそれほど難しくないんですけど、〝現場検証中の警察官〟は何を話せばいいかわからなくて戸惑います(苦笑)。こんなこと言ってそう…! と想像力を駆使して演技を広げていくしかなくて、もはや一種のファンタジーです(笑)。
▲【WEB Domaniだけの限定カットを公開!】物憂げな表情もとてもエモーショナル…!
では続いて、声優として一番大切にしていることは何ですか?
山下:常に演じるキャラクターの味方でいることですね。たとえばヒール役とか、一般的に応援されにくいネガティブな行動をとるキャラクターでも、その行動にはちゃんと目的や志がある。どうしてその行動をとるのか理解して、自分だけはその気持ちを応援する立場でいないといけない。どんなキャラクターであっても、隣にいて、理解して、味方でいる…それが役を演じる責任だと思っています。
さて、ここからは一問一答です。最近ハマっているものはありますか?
山下:ゲーム『Pokémon LEGENDS アルセウス』です! ポケモン全種類、コンプリートしました!
えっ、はやすぎませんか!?(※取材をしたのは2月初旬)
山下:夜通しプレイしていたらいつの間にか外が明るくなっていて、「やばい寝なきゃ!」って慌てる日もありました(苦笑)。一度ハマると止まらない性格なんです。今までは〝相棒〟や〝友達〟だったポケモンが、〝モンスター〟として表現されているところがすごく新鮮で。人間に友好的なモンスターもいれば、会った瞬間に襲いかかってくるモンスターもいる…そんな新しいポケモンの世界が面白くて、ハマっちゃいました。
疲れたとき、癒されたいときはどんなことをしますか?
山下:お風呂に長く入る!
意外です! 答えは〝肉〟あたりでくるかなと予想していました(笑)
山下:それはもう自分にとって当たり前のことかなと思って(笑)。美味しい食べ物が癒しであることは大前提として、好きな匂いの入浴剤を入れて長風呂をするのも好きなんです。
では最後の質問です。「僕、実は意外と●●なんです」の〝●●〟にあてはまるのは?
山下:う〜ん、意外なところかぁ…。こういうインタビューとかでも全部さらけ出しちゃっているので、「僕、実は意外と〝そのまんま〟なんです!」かな?(笑)。
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