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気遣い上手でスマートなお作法
飛行機に乗るときに使う、スマホの「機内モード」。通信機能(電話、通信、GPS、位置情報など)はオフになり、電波に影響しないダウンロード済みの映画や音楽、メモ、電卓は使えます。
私が最近活用しているのは、取材のとき。iPhoneの録音機能を使いますが、取材相手の前に置いた自分のスマホから、LINEがピコンと現れたり、最悪の場合は電話が鳴ったりした失敗経験があるので、それ以来必ず「機内モード」です。
そのほか、仕事や会議に集中するとき、携帯NGの病院やコンサート会場などでも、機内モードは便利です。それから、やってる人が多いのは新幹線での移動中。電波が弱い場所や移動中は、スマホが電波を探して電力を消費してしまう。そこで「機内モード」にしておいてバッテリー消費防止にする、というもの。
これのいいところは、ロック画面の下からスワイプして操作メニューを出し、飛行機マークを押すという2ステップで完了するところ。電源オフするのには、「長押し」と「横スライド」の時間がかかるけど、「機内モード」なら一瞬でできます。さらには、電源オンするときの長〜い(と感じる)待ち時間&パスコード入力というストレスも、なくなります。
▲ロックスクリーンから、指で上にスワイプ。操作メニューが出てくる。
▲左上の飛行機マークをタッチすれば<機内モード>に。
ということで、映画が始まる直前に、あわててゴソゴソと電源を切らなくても、機内モード設定にすればいいんです! ただし、映画館で明るい画面がチラつくと周囲に迷惑なので、ご注意を。
▲<ツール>の<設定>画面からも操作可能。<機内モード>にすると、同時にWi-Fi、Bluetooth、データ通信もオフになる。
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南 ゆかり
フリーエディター・ライター。Cancam、Oggiでもインタビュー、コラムなど連載中。夏から秋にかけては、書籍の執筆もがんばる予定。ただいまそのための体力づくり中。