「メールアドレスの決め方」の基本は
まずはメールアドレスの決め方について、基本的なことを確認しましょう。
メールアドレスの基本は半角英数字と記号
メールアドレスに使用できる文字は限定されています。半角英数字と半角記号のみが使用でき、全角は使えません。また、記号については、使えないものもあります。メールアドレスを決める前に、使える記号をあらかじめチェックしておくといいでしょう。
同じメールアドレスは使えない
メールアドレスは、インターネット上にある私書箱の住所のようなもの。他の人と同じメールアドレスは、使うことができません。
長すぎるメールアドレスは避けて
メールアドレスが長すぎると、相手の誤入力を招くリスクが生じます。わかりやすい単語をつなげていたとしても、長すぎるとそれだけで見づらくなるため、くれぐれも注意しましょう。
また、難解なものや意味のない文字の羅列のメールアドレスも避けるのがベター。自分自身が覚えられず、結局使えないということがないようにしましょう。
メールアドレスは長く使えるものを
置かれている環境や人間関係、気持ちは変化していくもの。恋人や好きな芸能人の名前や誕生日、流行りの言葉などをメールアドレスに入れると、長く使うことが難しくなる場合も考えられます。メールアドレスは長く使うものだということを念頭に置いて決めるようにしましょう。
シーン別メールアドレスの決め方を解説
ここからは、シーン別にメールアドレスの決め方を解説します。
ビジネス用メールアドレスの決め方
ビジネス用メールアドレスの決め方として大切なのは、「取引先やお客様がみても恥ずかしくないものにする」ということです。遊びの要素は入れず、誰からのメールか一見でわかるメールアドレスにするとよいでしょう。
自分も相手も覚えやすいシンプルなものにしておくと、メールアドレスだけで自分が送ったメールだと気が付いてもらいやすくなります。
ビジネス用メールアドレスで一般的なのが、企業名や屋号、所属部署、個人名を入れるパターン。個人で事業をしている人なら、自分の職種を入れるのも。社内に同姓のスタッフがいる場合は、番号を入れるなどし、区別がつくようにしておきましょう。
就活用メールアドレスの決め方
就職活動用メールアドレスの決め方としては、自分の名前を入れることをおすすめします。できればフルネームを入れると◎ 過激な言葉やネガティブな意味を持つ言葉を入れるのは避け、シンプルなものにしておくと、相手に変な印象を与えることはないでしょう。
プライベート用メールアドレスの決め方
プライベートで使うメールアドレスの決め方に、制限や制約はありません。自分にとって使いやすく、好きだと思えるものにするとよいでしょう。
仕事用や就活用と同じように名前を入れたシンプルなパターンや、ペットや家族の名前を入れたものにするのも。長く使うことができ、メールアドレスにも愛着を感じられそうです。好きな食べ物や趣味に関する言葉などを入れるのもひとつの方法。メールアドレスから共通項がうまれ、相手が親近感を抱いてくれるかもしれません。
いずれにしても、プライベート用のメールアドレスは長く使うことがほとんどです。使い続けることができるメールアドレスかどうかも視野に入れて考えましょう。
メールアドレスで迷惑メール対策を
不要な迷惑メールがたくさん届き、煩わしく思っている人もいるでしょう。メールアドレスの決め方によっては、迷惑メール対策をすることができるかもしれません。
短いメールアドレスは避けて
短い単語を組み合わせ、総当たりでメールを送り付けるのが迷惑メールのやり方のひとつといわれています。そうなると、短い単語のメールアドレスは迷惑メールが届く可能性が高いとも考えられます。
そこでメールアドレスの決め方として、「@」前の文字列を10文字以上にするのをおすすめします。ただし、長すぎるものや難解なものは使いにくくなることもあるので、注意してください。