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パワーワードの意味
新しく覚えた言葉を日常生活で活用していくためには、その言葉の正しい意味を知っておく必要があります。パワーワードという言葉を理解して、実生活で使っていきたいと考えている人に押さえてほしい、意味や類語を紹介します。
強烈なインパクトを放つ言葉
パワーワードとは「強いインパクトを放つ言葉」です。「一度聞いたら耳から離れない言葉」や「ことあるごとに思い出してしまう言葉」を指し、ビジネスシーンやSNS上で多く用いられています。
心が沸き立つポジティブなワードに限らず、負の感情を呼び起こすネガティブなワードでも、聞いている人に強烈な印象を与える言葉ならパワーワードとなります。
パワーワードは2010年代から広く使われるようになった言葉。三省堂が選ぶ「今年の新語2017」では、「忖度」「インフルエンサー」に次いで3位に選ばれています。
もともとは「心に響く言葉」
今でこそパワーワードは「強いインパクトを放つ言葉」として知られていますが、パワーワードが世に出始めたころは、今とは微妙に意味が違っていました。初期のパワーワードは、「強い説得力を帯びた言葉」「人を励ます力を持った言葉」「深い意味を持つ、影響力の大きな言葉」を意味していたのです。
意味合いが変化した背景には、SNS上での普及がありました。SNS上で「一度聞いたら忘れられないインパクトのある言葉」がパワーワードと呼ばれるようになったことで、その使われ方が広く浸透し、意味合いに変化が生じたのです。
類語は「名言」「流行語」「キャッチコピー」
パワーワードの類語には「名言」「流行語」「キャッチコピー」などが挙げられます。名言とは「人としての正しい道や物事の本質を見事に言い表した言葉」で、「耳にする人の心に強く訴えかける優れた言葉」です。座右の銘やスピーチに数多く引用されます。
流行語は「ある時期、多くの人々の間で盛んに使われる語や言い回し」です。多くの流行語が一定期間だけ爆発的に使われ、廃れていきますが、中には一般的な言葉として生き残っていくワードもあります。
キャッチコピーは「商品の特徴を端的に表現し、消費者の購買意欲を高める働きを持つ宣伝文句」を指します。人々の興味関心を強く集める性質が、パワーワードとの共通点です。
パワーワードの使い方
言葉の意味の次は、実際にどのような使い方をするのかを押さえましょう。パワーワードを会話の中で使えるよう、例文を紹介します。