【7月の服装】暑さ&冷え対策をしっかりと
7月は、梅雨明けを迎える地域が増え、6月に比べて気温や日差しも強まる時季。7月上旬の日中は暑さが気になるときですが、梅雨時期は少し肌寒く感じることも。インナーはノースリーブや半袖一枚でOK、薄手の羽織りがあると安心です。7月下旬は梅雨も明けてグッと気温が上がり、最高気温は30度超え、湿度も高く真夏日に。室内外でも快適に過ごすなら紫外線や冷房対策を兼ねた服装を心がけると◎。
【POINT】
・7月上旬は、気温に応じて薄手のカーディガンやサマージャケットなどが重宝。季節感のあるものを選んで。
・7月下旬は、紫外線・冷房対策にさらっと羽織れるシアー素材や通気性の高いアイテムを持っておくと安心。
【7月上旬】お手本コーデ
かぶりがちなデニムコーデも、きれい色のクロップドカーデで瞬時に今どきに
デニムコーデは最旬シルエットとバランスにこだわって、古臭くなく新鮮に見せたいもの。手っ取り早く今どきの着こなしに仕上がるのが、クロップドカーデ合わせです。ライトピンクと透け感が程よい甘さで、デニムにさらっと合わせるだけでさりげなくも今旬バランスに。トレンドのカーヴィーデニムでゆったりとしたボトムラインを描けたら一層洒落見えが完成します。
▶︎ベーシックコーデの見直しに「クロップドカーデ」が有効【スタイリスト渡辺智佳の頭の中#5】
【7月下旬】お手本コーデ
トレンドの「シアーシャツ」を羽織ってきれいめに
今季トレンドのシアーシャツをはおり、軽やかで大人っぽいニュアンスに。シアーシャツのハリ感が体をふわりと包み込み、あえてボタンを少しずらして留めることで立体感をだしこなれた印象に。ボーターハットとビジュー付きのプラットフォームサンダルできれいめカジュアルに仕上げて。
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7月の服装【上旬】おすすめコーデ
- 【1】ボウタイシャツ×カーキパンツ
- 【2】ネイビーワンピース×サイドゴアブーツ
- 【3】リネンオフ白ジャケット×パンツのセットアップ
- 【4】ストライプワンピース×白パンプス
- 【5】白トップス×ブラウンスエット×グリーンバッグ
- 【6】白ニットボレロ×黒ワンピース
- 【7】ボーダー柄Tシャツ×デニム×イエローサンダル
- 【8】クロップド丈ジャケット×オレンジスカート
- 【9】白ブルゾン×黒ワンピース×リブレギンス
- 【10】白ボリュームトップス×デニム×グルカサンダル
- 【11】ストライプカットソー×カーキカーゴパンツ
- 【12】グリーンストライプシャツ×グレータンクトップ×黒パンツ
- 【13】黒ブラウス×ドット柄パンツ×ライラックカラーのサンダル
- 【14】ベージュリネンパンツ×カーキブラウス
- 【15】白ジャケット×黒タンクトップ×黒スカート
【1】ボウタイシャツ×カーキパンツ
一枚で着映え度満点のボウタイ&ボリュームスリーブシャツは、あえてカジュアルなパンツと合わせるのが今どきの着こなし。きれいめミュールは、ジョガーパンツやパラシュートパンツのように裾をキュッと絞ったボトムと好相性。パンツにある程度ボリュームをもたせることで足首のくびれが際立ち、カジュアルパンツもきれいめに履けます。
▶︎きれいめとカジュアルをバランスよくMIXした今っぽコーデ
【2】ネイビーワンピース×サイドゴアブーツ
首周りと袖のたっぷりとしたギャザーが今旬のフェミニンでリラクシーな印象のワンピース。柔らかい落ち感素材なので広がらず、すとんとしたシルエットですっきり着こなせる。首元のボタンを外すと、Vネックになり抜け感のある仕様に。サイドゴアブーツとなら、足首がちらっと見えてちょうどいいバランスが楽しめます。
▶︎雨の日は撥水ワンピ&GUのレインブーツで快適に乗りきる!
【3】リネンオフ白ジャケット×パンツのセットアップ
さらりとした質感のリネンアイテムは、暑い時季に大活躍。ピリッと気持ちを引き締めてくれそうなリネンのセットアップには、ジュエリー感覚で取り入れたいビジュー付きパンプスをセレクト。全身同系色でまとめることで、ツイードパンプスも派手見えせず、通勤にも最適です。
【4】ストライプワンピース×白パンプス
大きめの襟にゆったりと広い袖、そして両サイドにスリットが入ったAラインシルエットが、きちんと感もありつつゆるっとリラクシー。襟元を少し開けるとこなれ感たっぷりで、襟元まで閉めるとAラインが際立ち端正な印象に。やや太めのストライプが遠目にもキリリと映えて。
▶︎【2023夏ワンピ】「きれいめシャツワンピ」は黒以外で脱・真面目が正解
【5】白トップス×ブラウンスエット×グリーンバッグ
動きやすさ重視の日は、ノースリパーカにスエットを合わせてアクティブに。カジュアル度の高いパーカも、きれい色を選ぶとやわらかさが出て運動会のような学校行事にもちょうどいい。ビビッドカラーのバッグが引き締めアクセントに。淡色スニーカーで全身優しいトーンが完成!
【6】白ニットボレロ×黒ワンピース
落ち感のあるフレアワンピにニットボレロを合わせた楽ちんコーデ。ストライプ柄のミニショルダーをアクセサリー感覚でオンすることで、モノトーンコーデをスタイリッシュに着こなしたい。
【7】ボーダー柄Tシャツ×デニム×イエローサンダル
斜めがけしたミニショルダーの色をサンダルとリンクさせれば、統一感が出て差し色コーデも大人っぽく。デニムのブルーとミニショルダーの卵色の配色も絶妙! ボリューミーなイエローサンダルがチアフルなワンポイントに。
▶︎ボーダーコーデを今っぽく底上げしてくれるフレッシュなイエロー小物
【8】クロップド丈ジャケット×オレンジスカート
ドラマティックなボリュームスカートに合わせたエレガントな着こなしを、トレンドのクロップド丈ジャケットで今季らしくアップデート。レトロ感のあるメリージェーンパンプスでこなれ感を演出。
▶︎きれい色スカートはクロップド丈ジャケットを合わせて今っぽさを
【9】白ブルゾン×黒ワンピース×リブレギンス
ザ・カジュアルが苦手な人におすすめしたい、エアリーなシフォンワンピにリブレギンスをレイヤードしたきれいめコーデ。シャカシャカ素材のクロップドアウターをざっくりはおれば、日焼け対策も万全です。足元には抜け感の出るベルクロタイプのスニーカーをセレクト。アッパーやサイドにメッシュ素材が使われているため、通気性がよく汗ばむ気候でも快適にすごせます。
▶︎休日カジュアルはトレンドアイテムを投入したレイヤードスタイルで
【10】白ボリュームトップス×デニム×グルカサンダル
甘さたっぷりのボリュームトップスを、デニムとグルカサンダルで合わせたカジュアルスタイル。トップスは撥水加工されているから、これからの梅雨時季にも夏のレジャーにも活躍間違いなし!
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【11】ストライプカットソー×カーキカーゴパンツ
カットソーはドロップショルダーで途中で切りっぱなしにしたようなクロップド丈に。カーゴパンツはゆったりワイドで、ドロストで裾をキュッとしぼめる最旬シルエットで今どきに。そして隠れポイントはバッグ。パンチングのショルダーバッグでフェミニンに味付けして。
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【12】グリーンストライプシャツ×グレータンクトップ×黒パンツ
ストライプシャツをジョガーパンツでアクティブに! タンクトップにあえて大きめサイズをバサッとはおり、洒落見えを狙って。ジョガーパンツとバックルサンダルでカジュアルにハズすのがおすすめ。
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【13】黒ブラウス×ドット柄パンツ×ライラックカラーのサンダル
ライラックはコーディネートにニュアンスを出してくれる一方、ともするとぼんやりしがち。だからこそ、合わせる服はモノトーンのような引き締め配色を選ぶのが正解です。見慣れた配色に一点、トレンドカラーとして差すのが王道の着こなしと言えそう。やわらかい色味が、大胆なドット柄パンツとも好相性。
【14】ベージュリネンパンツ×カーキブラウス
カーキとベージュ合わせは、大人っぽさとナチュラル感が同居。洗練度も一層アップし、こなれた雰囲気を醸し出せる。
【15】白ジャケット×黒タンクトップ×黒スカート
爽やかなリネンジャケットで作る、大人レディなサマーモノトーン。ともすればかっちりとし過ぎてしまうジャケットのモノトーンスタイルは、ほんのり甘めテイストで華やかに着こなすのが正解。程よく力が抜けたリネン素材のジャケットとふんわり広がるスカートで、カッコよくも可愛げのある、好感度の高いレディスタイルに。
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7月の服装【下旬】おすすめコーデ
- 【1】黒のノースリワンピース×カーディガン
- 【2】レースカーディガン×白T×ピンクパンツ
- 【3】ブラウンニット×ブラウンカーディガン×白パンツ
- 【4】カーキワンピース×黒サンダル
- 【5】ベージュシャツ×ベージュトップス×オレンジスカート
- 【6】グレーブラウス×ツイードベスト×白パンツ
- 【7】黒のノースリワンピース×チェック柄ロングジレ
- 【8】サファリ風シャツ×白ニット×ベージュスカート
- 【9】ジレ×白Tシャツ×デニム
- 【10】黒カットソー×グレーTシャツ×ボタニカル柄スカート
- 【11】ネイビープルオーバー×スカートのセットアップ
- 【12】ストライプシャツ×黒トップス×黒デニム
- 【13】黒シャツ×オレンジパンツ
- 【14】白ジレ×白タンクトップ×イエローデニム
- 【15】黒ブラウス×白ワイドパンツ
- 【16】ミントカラーワイドパンツ×ロングジレ
【1】黒のノースリワンピース×カーディガン
ほのかな透け感が涼しげで、気になる二の腕もさりげなくカバーする、今季注目のクロップドカーデを羽織って。短丈なのでさらっとはおるだけで軽やかに仕上がるのも魅力。ストロー素材のクラッチでカジュアルにこなして。
▶︎【2023夏ワンピ】猛暑の日に絶対使える!ベーシックな「ノースリ黒ワンピ」は着回して印象チェンジ!
【2】レースカーディガン×白T×ピンクパンツ
トレンドアイテムを淡い色で取り入れたら、ほかはシンプルに徹しても十分洒落見え。流行りのパラシュートパンツはボリューム感とカッコよさが魅力。ペールピンクだと軽やかでほんのり甘さも感じられ、さらに洒落見えが叶います。それだけでインパクト十分なので、トップスはゆったりめの白Tでシンプルに。レースのカーデを肩かけしてフェミニンなアクセントを加えて
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【3】ブラウンニット×ブラウンカーディガン×白パンツ
白パンツ×ブラウンニットの大人配色に、モノトーンのコンビローファーでアクセントを利かせて。ヒールパンプスだとコンサバ見えするコーディネートも、ローファーを合わせればほどよいカジュアル感が加わり、こなれた通勤スタイルが完成します。
▶︎コンサバ感のあるスタイルの足元にマニッシュローファーを合わせてこなれ感を
【4】カーキワンピース×黒サンダル
ややウエストシェイプされたフレアシルエットに、肩周りのセーラーカラーが今旬の甘さを感じさせて。セーラーカラーの端は軽やかなシアー素材で、さりげなく腕周りをカバーするのも魅力。デザインが甘めなので色選びは辛口のカーキで大人めに。
▶︎【2023夏ワンピ】「きれいめシャツワンピ」は黒以外で脱・真面目が正解
【5】ベージュシャツ×ベージュトップス×オレンジスカート
モノトーン配色のサンダルが爽やか&引き締めポイントに。鮮やかなオレンジのフレアスカートは、ウエストゴムなのでリラクシーな着心地。ゴム部分を隠したい場合は、肩がけしたシャツはを腰巻きするという手も!
▶︎チアフルなオレンジスカートはニュアンスカラーを投入してなじみよく
【6】グレーブラウス×ツイードベスト×白パンツ
シャーリングブラウスにツイードベストを重ねたきれいめスタイルに、カラーサンダルで遊び心をオン! 靴で差し色をするのに抵抗がある人も、見慣れたグリーンなら取り入れやすいはず。グリーンは、ネイビーや白といった通勤服に多い色とも相性抜群のカラー。バックストラップ付きでパンプス感覚で履けるのも高ポイント。サイドはシアー素材になっており、足元に抜け感を出すこともできます。
▶︎【夏のカラー小物コーデ】きれいめ通勤コーデに遊び心をプラス
【7】黒のノースリワンピース×チェック柄ロングジレ
この夏もトレンド継続のジレ合わせなら、黒ワンピのカジュアル感が払拭され通勤コーデにも対応する辛口フェミニンな印象に。チェック柄のロングジレがハンサムなアクセントになり、縦長効果でスタイルアップも実現。黒ショルダーバッグと華奢なストラップサンダルで小物合わせもきれいめに。
▶︎【2023夏ワンピ】猛暑の日に絶対使える!ベーシックな「ノースリ黒ワンピ」は着回して印象チェンジ!
【8】サファリ風シャツ×白ニット×ベージュスカート
ドライなタッチのニット&フレアスカートのセットアップに、サファリ風シャツをバサッとはおった、きれいめカジュアルスタイル。小物で色を足すことで、あっさりしすぎず印象的な着こなしに。ビタミンカラーの小物はナチュラルコーデと好相性!
【9】ジレ×白Tシャツ×デニム
斜め方向にハッキリとした畝が表れているフランス綾素材に、グログランテープやフリンジがリッチカジュアルなアクセントのジレ。「小ワザが効いていてちょっと攻めている印象がありつつ、働くママにはありがたい品の良さも感じられる理想的なジレです。ゆったりめの白Tとカーヴィデニムに合わせるだけで、抜群の洒落見えを実現。きれいめパンツで落ち着いたオンコーデに仕上げたりと、アレンジの幅も楽しめます
【10】黒カットソー×グレーTシャツ×ボタニカル柄スカート
植物の瑞々しいモチーフが目を引く、コットンフレアスカート。洗いをかけてあえてシワ感を残したカジュアルな風合いが、ボタニカル柄をこなれて見せてくれるポイント。ライトグレーとチャコールグレーを重ねたトップスを合わせて糖度オフにまとめると、大人っぽさもキープできる!
▶︎大胆なプリントスカートは甘さオフで着こなすのが大人のバランス
【11】ネイビープルオーバー×スカートのセットアップ
「ネイビーという知的カラーの魅力はスタイリストとして熟知していたつもりですが、実際に子供の行事を経験し始め、改めてネイビーコーデの万能さを実感。仕事からプライベートのおでかけ、子供の学校行事まであらゆるシーンに映えるネイビーのセットアップはやはり着回し力が大切です。その点、薄手のジャージーは着心地の良さと、きちんとしつつこなれ感もあるリラクシーな素材感が優秀。“コグ”のトップスはデニムで着崩したり、スカートはカジュアルなトップスで着回したりと単品使いも可能で、かなりおすすめです」(スタイリスト・渡辺智佳さん)
▶︎きちんと感は出しながらも楽に着られるスタイリスト絶賛のセットアップはコレ!
【12】ストライプシャツ×黒トップス×黒デニム
オールブラックで大人っぽくまとめた主役は、カーヴィーデニム。ゆったりと丸みを帯びているデニムのシルエットがそれだけで今どきのこなれたカジュアル感。ボトムが重ためなので、トップスは黒タンクトップでスレンダーにまとめて。日よけ対策にもなるシャツは、ストライプなどの柄ものだとコーデにアクセントになる上、シワが目立たないので手荒く扱っても安心。公園コーデにもぴったり。
▶︎子供と本気で遊べておしゃれママに見える「公園コーデ」は?【スタイリスト渡辺智佳さんの頭の中#3】
【13】黒シャツ×オレンジパンツ
ビビッドなカラーパンツを黒のシアーシャツで大人っぽく。メリハリのある着こなしだからこそ、主張の強いチェック柄パンプスもしっくりハマります。
【14】白ジレ×白タンクトップ×イエローデニム
大人でも取り入れやすいイエローの流行りのカーヴィーシルエットのパンツ。子供っぽくならないようキレのいい白ジレで辛口に。旬の短丈はモード感もあり、バランスよく見えるので小柄の方に特におすすめ。
▶︎大人のための「甘い春色」ボトムがこの春使える!【スタイリスト渡辺智佳の頭の中#6】
【15】黒ブラウス×白ワイドパンツ
フェミニンブラウスに細身パンツは街中でもよく見かけるパターンですが、今季はワイドパンツに代えてみて。それだけでハンサム感が増し、甘いブラウスを大人っぽく着られます。いろんなデザインで出ているフェミニンブラウスの中でも、特に目に留まるのが大きなラッフルやカラーのブラウス。ラブリーなデザインなので、メリハリのあるモノトーンで取り入れるのが正解です。
▶︎甘めブラウスをハンサムに傾けるならワイドパンツ合わせがグッドバランス
【16】ミントカラーワイドパンツ×ロングジレ
マンネリ通勤服の打破におすすめなカラーパンツ。ミントカラーのワイドパンツで華やぎを与えて。トレンチ風のロングジレを合わせIラインを意識すれば、全身すっきり見え。
最後に
7月の服装は、6月に比べて気温・湿度ともに高くなるので、通気性や吸湿速乾性の高い素材を選ぶと快適に過ごしやすいでしょう。室内の冷房対策には薄手の羽織やスカーフなどを活用して。明るめで爽やかなカラーのアイテムを取り入れれば、夏らしい涼やかなコーデに!
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