金沢駅西口に隣接の〝ハイアット ハウス 金沢〟
実は元ホテルスタッフだった菱沼ですが、今でもホテルステイは大好きなことのひとつ。コロナの蔓延防止期間中は、子供と都内のホテルに宿泊し、なんちゃって旅行気分を味わったりしていました。子供が産まれてホテル選びの基準も変わってきましたが、ハイアットは安定のサービスとスタイリッシュさで、昔から好きなホテルです。
▲右側の建物がハイアットハウス金沢です
金沢は観光地ゆえ色々なホテルがあったのですが、このハイアット ハウスを見た瞬間「ここだ!」と即決。その理由は、キッチン付きの部屋があったからです。
そう、こちらのハイアットハウスは、通常のホテルステイはもちろん、長期滞在のレジデンススタイルも兼ねそろえているハイブリットホテル。日本には現在金沢だけにあります。お値段も土日で20,000円程度と、ハイアットにしては非常にお財布に優しい…!
キッチン付きホテルが子連れには最高
小さな子供を連れての旅行では、3食外食はなかなかハードルが高いもの…。だからキッチン付きのホテルは最高に有難い! そして食器やカトラリーも文句なしの品揃え。子連れの味方、電子レンジや食洗器まで完備です。
筆者が今回泊まったお部屋は「キッチンスタジオ」という客室で、41平方メートルと広々。ダイニングエリアがきちんと確保されており、食事用の大きいテーブルがあるのもうれしい点。
お部屋にて、ホテル近くのスーパーで買ったパンとヨーグルトで朝食を済ませたり、テイクアウトしたお寿司を食べたりと、ストレスなく4日間過ごすことが出来ました。トースターも借りることができますよ。
環境に配慮したアメニティ
数年前まで、ホテルはサスティナブルからほど遠いところにいたと思います。タオルやリネンの洗濯に毎日何百リットルもの水を消費しますし、アメニティはほぼ全てがプラスチック製。使い捨てのため、これまた毎日袋数十個分のゴミが出るわけです。しかしこの数年でだんだんと環境問題に真摯に取り組むホテルが増え、うれしい変革を感じるところ。その点で、このハイアットハウス金沢のアメニティはとても素敵なものでした。これを見てください!
一見よくあるプラスチック…?と思いきや、なんと廃棄してしまうお米を利用して作られた歯ブラシたちなのです。しかもmade in Japan。なんだか温かみがあるような気がしませんか?お米で作られた歯ブラシだなんて、海外のゲストもきっとうれしいと思います。
また、アメニティはロビーで「必要な分だけ取ってください」スタイル。子供用のパジャマや歯ブラシもあります。ビジネスホテルっぽくてちょっと…という声もあるようですが、環境問題に真摯に取り組む姿勢が伝わって、私自身は全く問題ないと思っています。
2023年3月まではヘラルボニーとコラボ中!
知的障害がある作家の作品を、様々なプロダクトとして発信するヘラルボニー。
▼ヘラルボニーについてはこちらの記事もぜひご覧ください!
今年の3月末まで、ヘラルボニーとのコラボレーションがハイアットハウス金沢で楽しめます。ロビースペースの空間にはヘラルボニーアーティスト達のスカーフやアートを展示。どれも素敵なデザインです。風が抜けていく広々とした空間にとてもマッチしており、ハイアットのスタイリッシュさが更に際立つディスプレイ。お部屋のコースターも可愛かったです!
素敵なホテルのおかげで旅の充実度は100倍
20代の若かりし頃は、「ホテルは寝るだけ!」と安さと立地至上主義。今考えるととんでもないホテルに泊まったりしていたな~と思う事もしばしばですが、アラフォーに近づき無理が効かなくなってきたこともあり(笑)、ホテルの快適さが旅の充実度を大きく左右するのを感じます。旅先でちょっとハプニングがあっても、ホテルが良ければ救われる…というのが私の持論。そのうえでハイアット ハウス 金沢は、心からおすすめしたいホテルです。
Domanist
菱沼阿弥
新卒でホテルに就職後、「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」で働いた経験をもつ。今までに訪れた国は25カ国ほど。産後は旅好きのアンテナを活かし、国内旅行にハマり中。ファッションアイテムも旅目線で選びがち。
Instagram:https://www.instagram.com/ayapecotrip/
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