【女性100人に聞いた】恋人と円満に別れるためのポイントは?
まずは、女性100人が考える「円満に別れるためのポイント」をご紹介します。
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
ワーママ100人に調査した結果、「話し合い」が41.9%でもっとも多くの声を集めました。次いで「金銭面で問題がない」…30.2%、「冷静に話す」…11.6%と続きます。その他には「お互いのため」…9.3%、「きっぱり別れる」…7.0%という意見も。
みなさんから寄せられたコメントを詳しく見ていきましょう。
話し合い
きちんとした理由も告げないままに一方的に別れてしまっては、恋愛以前の最低限の信頼関係まで損ねてしまいます。お互いの気持ちをしっかりと話し合い、納得した上で別れるのが基本と言えそうです。
「お互いが話し合ったうえ、きちんと納得すること」(40代・愛媛県)
「お互いの気持ちを素直に話すこと、そして相手を思いやりながら別れを決めること」(40代・愛知県)
「きちんとお互いの意見を言い合うこと」(40代・栃木県)
「きちんと会って包み隠さず話をすること」(40代・千葉県)
「方向性の違いや性格の相容れない部分など、具体的に伝える」(40代・大阪府)
金銭面での問題がない
お付き合いが長いと、共通のお財布にお金を入れていたり、貸し借りをしていることもありえます。後々トラブルにならないよう、しっかりと精算しておくことが大切。
「お金で揉めないこと」(40代・神奈川県)
「お金の分割」(40代・兵庫県)
「その後お金のトラブルがないようにする」(40代・山形県)
お互いのため
お互いにとって「別れた方が幸せになれる」と考えた方が納得できる、という意見も寄せられました。
「お互いの未来にとって幸せな話」(40代・岡山県)
「お互いやりたいことが違うなら分かれるという選択肢もある」(40代・神奈川県)
「ひとりになって、自分の夢に向かって突き進んでいきたい」(40代・福岡県)
「お互い自立していて、互いの人生を応援し合える関係性を築くこと」(40代・東京都)
冷静に話す
別れ話の際には、時に冷静さを欠いてしまうことがあるかもしれません。ですが、最後まで相手への思いやりを持って、感情的にならずに話したいものです。
「感情的にならず、相手の言い分もきちんと聞きながら話す」(40代・神奈川県)
「冷静に落ち着いて話し合いをする」(40代・東京都)
「怒りや相手をけなすような本音は胸の内にしまって、淡々と別れる話し合いをする」(40代・和歌山県)
「穏やかな話し合い」(40代・愛知県)
「お互い最低限の思いやりを持って話し合うこと」(40代・栃木県)
【100人に聞いた】円満に別れるための伝え方とは?
お互い納得できる話し合いが重要だと分かったところで、具体的にはどんな伝え方をするのがいいのでしょうか。伝え方を誤ると、相手にきちんと自分の気持ちが伝わらないこともあるでしょう。100人の女性に、中途半端にならない「気持ちの伝え方」を教えてもらいました。
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修復不可能である意思
核心をついた伝え方をしないと、相手に「まだチャンスがあるかも」と期待をもたせてしまうかもしれません。もう元の関係には戻れないことを、きっぱりと伝える姿勢も大事なよう。
「率直にお別れしたいと伝える」(40代・大阪府)
「揉めたくない。円満に別れましょうと、ハッキリ言う」(40代・東京都)
「本音を全部ぶつける」(40代・神奈川県)
「できるだけ冷静に事実のみを言う」(40代・愛知県)
「別々の道を行きたいとハッキリ伝える」(40代・千葉県)
感謝
お互いに好きという気持ちをもって付き合い始め、一緒に過ごした楽しい思い出もたくさんあるはず。これまでの時間に素直に感謝の気持ちを伝えることは、最低限の礼儀と言えそうです。
「『今までありがとう』と感謝の気持ちを伝える」(40代・長崎県)
「それまでに一緒に経験したこと、時間を共にしたことには感謝を伝える」(40代・群馬県)
別れた方がお互いにプラスになる
ずるずると付き合っていてもお互いのためにならないこともあります。そう思ったときは、今別れることがそれぞれの人生にとってプラスになる、と伝えることも必要。相手にとっては「自分の将来のことも考えてくれているんだ」と納得しやすくなるかもしれません。
「これから先のそれぞれの人生を大切にしようと言う」(40代・宮崎県)
「一緒にいることで自分がダメになると伝える」(40代・神奈川県)
「お互い忙しい生活ですれ違いが多いから別れたい」(40代・神奈川県)
「どうしても、自分ひとりで頑張りたいことができた」(40代・栃木県)
友だち
人として相手に好意がある場合には、すっぱり別れて他人になるのではなく、友だちとして関係を続けたいと伝えるのもいいでしょう。
「友人に戻りたいと思っている。できれば、別れた後も良い友達としてお願いしたい」(40代・栃木県)
「友達でいましょう」(40代・埼玉県)
「これからは離れても良き相談相手でいてほしい」(40代・北海道)
「距離を置いたほうがいい関係が築ける」(40代・神奈川県)
【体験談】相手が別れたくないときはどう対応する?
別れ話を持ち出したところで、相手がすんなり受け入れてくれないことも往々にしてありますよね。そんなときにはどんな対応するのか、みなさんの体験談を教えてもらいました。
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納得できるまで話し合う
別れを急いでしまうと、相手の納得が得られないことも。きちんと理解してもらえるように丁寧に話し合うことが大切です。そのためには、時間をかけることも厭わないで。
「感情的にならず、じっくり自分の気持ちを伝える」(40代・神奈川県)
「答えを急がずに何度も話す」(40代・千葉県)
「粘り強く説得する」(40代・東京都)
「時間をかけてでも受け入れてくれるよう努力する」(40代・愛知県)
距離を置く
いったん距離を置くことで、相手も自分で考える時間を持つことができますよね。
「とりあえずいったん、距離を置くことを伝える」(40代・栃木県)
「距離を取って待つ」(40代・大阪府)
「連絡を少しずつ減らす」(40代・東京都)
「少し時間をおく」(40代・新潟県)
関わりを断つ
時には、相手がまったく別れを受け入れてくれないこともあるでしょう。その場合、やむを得ず強行突破するという人もいました。円満に別れるためにはお互い納得するまで話し合いたいところですが、うまくいかないこともあるようです。
「何が納得いかないのか本人の言い分を良く聞いたうえで自分の意思も伝える。それでもだめなら強行で連絡を断つ」(40代・北海道)
「話がまとまらないなら自然消滅」(40代・神奈川県)
「説得しても無理なら、スマホを着信拒否にする」(40代・福岡県)
最後に
大事に付き合っていた恋人でも別れを経験することは多々あるでしょう。せめてお互いにとって素敵な思い出として残すために、最後まで円満にお別れしたいものです。そのためには丁寧な話し合いや、正直に気持ちを話すという人としての基本的な思いやりが大切だと分かりました。
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