フィーリングの意味・使い方
フィーリングはさまざまな場面で使われる言葉です。詳しい意味や使い方を理解して適切な表現ができるよう、まずは例文を交えながら意味や使い方を確認していきましょう。
意味は「感覚」「感触」など
フィーリングの意味は「感覚」「感触」「情操」などで、人間関係や芸術などにおいて、気分や微妙な雰囲気を指す言葉です。直感的な感じ方や、漠然とした気持ちを指します。
人や物事、場所に対して「なぜか気が合う」「よく分からないけれど好ましいと感じる」といった感覚を持った経験はありませんか?
フィーリングはその人の主観的な感じ方であり、必ずしもほかの人と共通した認識を持っているとは限りません。
フィーリングの使い方と例文
フィーリングは、その物事が自分に合うかどうかを判断する場面で使用されるケースが多いです。また、その人の感覚や感性という意味での使用もできます。
イメージを掴むために、例文を見てみましょう。
【例文】
・初対面なのに話がはずむ。私はこの人とフィーリングが合うみたいだ
・レクリエーションの方向性はあまり深く考えすぎず、フィーリングで決めた
・あのブランドのデザイナーとは、フィーリングがよくない
・あのアーティストの、日本人離れしたフィーリングに感銘を受けた
何気ない会話が楽しい人や考え方が近い人に対し、「フィーリングが合う」と表現します。直感的な感じ方や気持ちを表す言葉なので、論理的に考えた結果ではなく、何となく合うかどうかで物事を決める際に使うことが多いです。
また、アーティストなどの感覚や感性を評価する際にも、使われることがあります。
フィーリングの語源
フィーリングの語源は英語です。日本語として使用するフィーリングとの違いや、例文などを紹介します。
語源は英語の「feeling」
フィーリングは文字通り、英語の「feeling」が元になっています。「感じる」という意味の動詞「feel」に、接尾辞の「ing」を合わせた単語です。英語の例文を見ていきましょう。
【例文】
・This is a spacious restaurant with a feeling of openness.(広々した開放感のあるレストランです)
・I’m feeling good this morning.(今朝は気分がよいです)
英語での意味もほとんど同じで、肌から感じ取れる感覚や感性、喜怒哀楽などの気持ちを表現したいときに使われます。