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2017.09.30

自己プロデュース術6・“一流の男”にモテるヘアメークとは!?【銀座ではちょいブスがモテる!?の法則】

自己プロデュースの達人にして、自称“ちょいブス”な元銀座のNo.1ホステスが、理想の「自分」に近づくための、独自の自己プロデュース術を伝授!

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こだわるべきは髪型でもメークでもなく質感です

元銀座No.1ホステスにして、現在35歳、広告代理店勤務、バツイチ、二児の母・勝友(かつとも=名字)。銀座時代、会社経営者に大手商社のエリート、政治家、医者・・・と、かずかずの、こう言ってはなんだが、いわゆる“一流”の男たちを虜にしてきた彼女に、ぶっちゃけ、モテるヘアメークとは?の質問を投げかけてみると・・・。

「こだわるべきは、髪型やメークじゃなく、髪や肌の質感。女として、髪や肌の質感を美しく保つことは、若々しさ、色気、そして、品を表現するうえで、絶対に欠かせないと思っています」。

あるときは親友として、またあるときは悪友として、勝友を長く知る筆者であるが、彼女の華奢な鎖骨位置で切りそろえられた髪は、確かに、いつ、どんなとき見ても、サラサラでありながら、20代の若い子には決して出せない、とゅるんとした極上の、大人の艶感がある。そして、日常的に肌を気遣い、クリニックで処方されたビタミン剤を常に携帯しているという彼女の肌は、顔はもちろん、ノースリーブの二の腕やデコルテまでも、女の私でも思わず触れたくなるような、これまた若い子のようにパーンと張った肌というよりは、しっとりとした色っぽい湿度感がある。

聞けば、行きつけの青山の美容院へは、必ず月イチで通い、自宅でも必ず毎日シャンプー、トリートメント、コンディショナーの基本の3ステップでケア。洗髪後は、パナソニックのナノイードライヤーでしっかりドライ。

「シャンプーは、ドラッグストアでは買いません。美容院ですすめられたものか、オーガニックのもので、自分の髪に合うものを選ぶようにしています。私の年ともなると、少しずつ、髪にさまざまな悩みが出てきますし、ヘアケアにお金をかけるべきだと思っています。

スキンケアに関しても、少しでも肌が荒れると、女としてのモチベーションがとたんに下がってしまうので、すぐに皮膚科で診てもらい、ビタミン剤を処方してもらいます。スキンケアは、エスティ ローダーとイヴ・サンローラン・ボーテがお気に入り。ただし、肌が化粧品に慣れてしまわないように、定期的にラインごと買い替え、できるだけ毎日、丁寧にケアするのが習慣になっています」。

とはいえ、毎日、仕事が忙しい、子供がいるetc.・・・肌や髪の手入れに時間をかけられない場合は、いったいどうすればいいのか、聞いてみたところ、

「それは仕事や子供を、言い訳にしているだけ。ヘアケアとスキンケア、合計でたった15分、プラスするだけ。その、毎日の15分の積み重ねが、半年後、一年後、三年後の自分に、必ず表れます。自分のための毎日の15分と思えば、絶対にやりくりできるはず」。

美人がよく口にする“特別なことは何もしていない”というセリフ、そう、勝友も、よく聞いてみれば“特別なこと”は、何もしていないのだ。ただただ地道に、わりとあたりまえのことを、積み上げているだけ。ただし、毎日の忙しさにかまけて、意外と続けられない、この“地道なこと”を、淡々と、静かに、ただ女としてのプライドをもって続ける、勝友のある種の“執念”みたいなものに、何やら尊敬すら感じる、そんな筆者なのであった。

勤めていた銀座のクラブのママに憧れ、最初は週3のアルバイトホステスから、じりじりと、その後、最終的にNo.1へと上り詰めていった彼女の、次回はいよいよ、メークにおける自己プロデュース論について、お話しします。

今回の結論。『モテるためにこだわるべきは、髪型でもメークでもなく、質感である』。

そしてもうひとつ。『美人とは“あたりまえ”のことを“あたりまえ”に続けられる才能である』。

 

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