カカオトーク(カトク)とは
カカオトーク(カトク)とは、具体的にどのようなメッセンジャーアプリなのでしょうか。自分でも利用してみたいと考えている人は、ぜひチェックしてみてください。
韓国発のモバイルメッセンジャーアプリ
カカオトーク(カトク)は、韓国の「Kakao Corp.」という企業が2010年3月にリリースしたモバイルメッセンジャーアプリです。テキストメッセージの送信や音声通話・ビデオ通話が可能で、さまざまな形でコミュニケーションが取れます。
カカオトーク(KakaoTalk)
スマートホン向けのメッセンジャーアプリ。韓国のカカオコーポレーションが開発。リアルタイムのテキストの送受信のほか、写真や動画のやり取りも可能。VoIP技術を用いた無料の音声通話サービスもある。
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用
開発元の韓国では利用者が多い傾向にあり。カカオメール・カカオショッピング・カカオチャンネルといった関連サービスと連携できるのも魅力的なポイントといえます。
カカオトーク(カトク)は日本でも使用可能
カカオトーク(カトク)は韓国のカカオという企業がリリースしたアプリですが、グローバルにサービスを展開しているため日本でも利用できます。
LINEやWhatsAppといった別のアプリと併用し、相手によってはカカオトーク(カトク)を使うといった使い分けもでき、中にはビジネス用として利用している人も。
カカオトーク(カトク)の日本法人は「株式会社カカオピッコマ」で、国内サービスも展開しています。
Kakao Talk
・Google Play:インストール
・App Store:インストール
カカオトーク(カトク)とLINEの違い
カカオトーク(カトク)と、日本国内で広く利用されているLINEには、どのような違いがあるのでしょうか。おもな違いとして、既読表示とトークグループに関する仕様を紹介します。
既読の表示方法が異なる
カカオトーク(カトク)のグループトークに参加している場合、チャットを送信すると、その横に数字が表示されます。この数字は、その投稿を読んでいない人の人数を示したものです。読んだ人が増えるに連れて徐々に数字が減少し、全員が読むと表示されなくなります。
一方でLINEのグループチャットでは、投稿を読んだ人の人数が表示されます。3人読んでいれば「3」に、10人読んでいれば「10」と表示されるのが基本です。
つまり、カカオトーク(カトク)とLINEでは、既読・未読の表示に関する設計が逆になっているのです。
グループに入れる人数が無制限
カカオトーク(カトク)のトークグループには、最大3000人まで参加が可能です。LINEは500人が上限([友だちをグループに自動で追加]をオフにしている場合)なので、より大規模なトークグループを作成したい人にとっては見逃せないポイントといえるでしょう。
参照:ヘルプセンター|LINE
参照:チームトーク | kakao 고객센터
カカオトーク(カトク)の便利な機能
さらに便利にカカオトーク(カトク)を使用するには、さまざまな機能を使いこなしたいところ。知っておきたい 5つの機能を紹介します。
音声通話・ビデオ通話
ほかのメッセンジャーアプリと同様に、カカオトーク(カトク)でも音声通話やビデオ通話を利用できます。いずれもインターネット回線を利用するため、データ通信料は発生しますが、通話料は発生しません。
1対1の通話だけでなくグループ通話にも対応しており、最大5人で同時に通話できるのも魅力です。同時通話には制限がある点に注意する必要があります。
また、ボイスチェンジャー機能があるため、音声を加工することも可能です。友達同士のコミュニケーションがより楽しくなるでしょう。
参照:よくある質問 | kakao 고객센터
参照:無料通話/ビデオ通話/ボイスルーム | kakao 고객센터
参照:一般 | kakao 고객센터
トークカレンダー
自分の予定や、イベントのスケジュールを共有するのに役立つ機能が、トークカレンダーです。トークカレンダーを利用すれば、自分の予定をカレンダー上に記載して相手に伝えたり、イベントの日程をまとめて連絡したりできます。
カレンダー上に直接記載して確認できるため、伝え忘れや勘違いを防げるのも大きなメリット。予定を忘れることを防ぐのに役立つリマインド機能も付帯しています。
ハッシュタグ検索
カカオトーク(カトク)には、アプリ内で情報を検索できる「ハッシュタグ検索」という機能を搭載しています。テキストを入力するウィンドウに、ハッシュタグと調べたいワードを入力することで検索できます。
上記の方法で検索すると、ポータルサイトの「Daum」内でヒットした情報が表示されます。また、検索結果をカカオトーク(カトク)を使って友達と共有することも可能です。
投票機能
カカオトーク(カトク)のトークルームを開いた状態でメニューを表示すると、「投票」という項目があります。投票機能を使用すると、トークルーム内のメンバーにいくつかの選択肢から任意のものを選択して、投票してもらえます。
設定によって匿名での投票や、複数の選択肢を選んで投票することも可能です。イベントや会議の日程を調整する際にも役立つでしょう。トークグループ内のメンバーに、何らかの意思表示をしてほしいときに便利な機能です。
ボイスルーム
カカオトーク(カトク)内には、ユーザーに公開されている「ボイスルーム」が存在します。最大1,500人が参加できるトークルームで、参加者同士でコミュニケーションできる場です。
参加者は、進行役・スピーカー・リスナーの三つに分けられます。リスナーは発言できませんが、進行役に連絡してスピーカー権限を付与してもらえば、ボイスルーム内での発言が可能です。
参照:無料通話/ビデオ通話/ボイスルーム | kakao 고객센터
カカオトーク(カトク)の設定方法
新たにカカオトーク(カトク)を使い始める場合は、アプリのインストールと初期設定が必要です。基本的な初期設定として、アカウントの登録方法と友達の招待方法を解説します。
アカウントを登録
カカオトーク(カトク)のアカウントを登録する場合は、以下の手順で作業します。
1. アプリストア(Google Play/App Store)からカカオトーク(カトク)をインストールし、起動する
2. 連絡先へのアクセス許可の有無を選択する
3. 電話番号を登録する
4. SMSで受信した認証番号を入力する
上記のうち、手順2で連絡先へのアクセス許可を付与すると、連絡先リストに登録されているユーザーの中でカカオトーク(カトク)を利用している人が自動で追加されます。カカオトーク(カトク)を使っていることを知られたくない人は、オフにしておきましょう。
1. アプリメニュー「カカとも」タブ>「プロフィール」>「カカオアカウント」の順で選択
2. ログイン画面から[カカオアカウント新規作成]ボタンを選択
3. カカオアカウントとなるEメールアドレスを入力後「確認」ボタンを選択
4. 登録したメールアドレスに届いた認証コードを入力する
5. パスワードを入力する
6. 個人情報の収集及び利用に同意し、[登録完了]ボタンを選択
参照:【全般】カカオアカウントを登録したい|kakao 고객센터
友達を招待
カカオトーク(カトク)の利用を開始したら、「カカとも」と呼ばれる友達を追加します、新たにカカともを追加する場合の手順は、以下の通りです。
1. . アプリメニューから「カカとも」を選択する
2. 右上の追加ボタン「+」を選択する
3. 二次元コード・ID検索・メール招待で友達を追加する
二次元コード追加は、相手のスマホに表示されている追加用の二次元コードをスキャンします。ID検索は事前にIDを聞き、検索バーに入力してヒットしたユーザーを追加する方法です。
メイン・アイキャッチ画像:(c)Adobe Stock
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