子どもが1歳の時に初めてグアムへ。子連れ旅の教訓となった失敗談とは?
子連れ旅をライフワークとするワーママエディターのタカカナが紹介する子連れ旅のあれこれ。今回は、子どもが8歳となった今では子連れ旅歴が20回を超えた私が、初めて子どもとグアムを訪れた時にやってしまった失敗談を紹介します。
海外の旅先の中で、グアムは子連れではダントツに行きやすく、キッズフレンドリーなスポット
数ある場所の中で、子連れ海外デビューにグアムを選んだのは、とっても正解だったと思っています。時差もたった1時間で、飛行機で日本から3時間ちょっと、気候も年中あったかい。当時1歳だった息子も、プールに海に砂遊びに、とても楽しめました。あまりに子連れグアムが快適すぎて、これまで13回も訪れてしまったんですよ。今年もうまく日程が合えば、行きたいなと思っているほど。
では、何が失敗だったのか…。それは、私のリサーチ不足が原因でした。というのも、子連れ海外旅行は初めてでしたが(これまでグアムには行ったことがなかったけれど)、出産前はよく海外旅行をしていてそれなりに旅に慣れていたこと。そして「こんなに多くの人が子どもとグアムに行っているんだから大丈夫だろう」という安心感があったこと。このふたつの油断から、旅行の準備をそれほど綿密にして行かなかったのです。
1歳の息子に食べさせられるご飯がない! 困ったすえに、私がとった行動とは?
私のリサーチ不足により、初めてのグアム旅で失敗したことは、子どもに食べさせられるご飯がないということでした! 子どもが8歳になった今では笑いながら話せますが、子どもが1歳だった当時の私は、初めての子育てで余裕がなく、あたふたしていて。子どもに食べさせるものにも慎重になっていました。だからグアムらしいステーキ屋やハンバーガー屋を訪れても、まずは息子に食べさせられるものがあるか、メニューを必死に見てからこのお店に入るのか否かを決めるというようなタイムロスがたくさん発生しました。
グアムで子どもにご飯を食べさせるため、グアムで炊飯器を購入?!
そんなこんなで、食事の時間が毎回憂鬱に…。幸い、宿泊していたホテル「ハイアットリージェンシーグアム」に日本食レストランが入っていたので、何度もそのお店に助けられました。ただ、毎回毎回そういうわけにも行かないので、困った挙句に私が決断したことは、炊飯器を買うことでした(笑)。
グアムの巨大スーパー「Kマート」で、蒸し野菜も一緒につくれる炊飯器を買い、オーガニック製品も豊富なスーパーマーケット「ペイレス スーパーマーケット」でお米と野菜を買い、コンドミニアムではないホテルの客室で、毎日子どものご飯をつくったのです(笑)。日本からタッパー容器は持参していたので、お出かけするときは、そこにご飯と野菜を詰めて持ち歩いていました。そして、レストランでは大人が頼んだメニューの中に息子が食べられるものがあればとりわけ、手づくりご飯とともに食べさせていました。(グアムはキッズフレンドリーなお店なので、ベビーフードの持ち込みは基本的にOKのようでした)
失敗から学んだ子どもとの旅行の教訓は…なにはなくとも「備えあれば憂いなし」!
滞在中と帰国後に、改めてしっかりリサーチしてみると、子どもが食べられるものが意外にあることに気づきました。事前に、しっかり準備をしていたら、余計な出費や手間もかからなかったなと反省。以来、子どもとの旅行は、しっかり調べて、しっかり準備をしていこうと決め、子連れ旅がグッと快適に楽しくなりました!
というわけで、こんな失敗談や困ったこと、それゆえ調べたことをまとめたグアムのガイドブックがあったら、多くのママやパパの役に立てるかもと思い、つくったのが拙著『子連れGUAM』です。たくさんリサーチするのに越したことはないけれど、実際忙しいワーママ、ワーパパには、調べる時間を捻出するのはなかなか難しいもの。手前味噌ですが(笑)、子連れグアム旅の情報をたっくさん網羅したこの本は、きっとお役に立てるはずと思います!
『子連れGUAM』をつくるときに、絶対に載せたかった「グアムに乳児と行くなら覚えておきたい、安心して食べられる和食のお店」をこの記事でも紹介しています。
子連れグアム旅行についてまとめた『ラクチン・ストレスなし・子供も自分も楽しめるいちばん近い海外リゾート 子連れGUAM』、ぜひご覧いただけるとうれしいです!
撮影/羽田 徹、高橋香奈子
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子連れ旅エディター
高橋香奈子
会社員を経験したあと、約13年前にひょんなことからエディターに転身。フリーランスでフルタイムで働く、8歳男の子のママ。趣味は子連れ旅。リゾート気分を近場で堪能できるグアムの魅力にはまり、旅行ガイドブック『ラクチン・ストレスなし・子供も自分も楽しめるいちばん近い海外リゾート 子連れGUAM』(ワニブックス)を2018年に出版。ママ目線&子連れ向けのガイドブックはこれまでになかったと、高い評判を得て、20,000部を超えるベストセラーに。子連れ旅のあれこれを公開しているInstagramは@travalwithchild