なんだこのモヤモヤの正体は…
「えっと、今日はご飯いるんだっけ? 」「何でこんなに帰宅が遅いの? 」「今週末はどんな風に過ごすのかしら? 」こんな些細な小さなモヤモヤを感じたことはありませんか? 私、山内 梓(Domanistメンバー)も、結構ありました。こういった小さなモヤモヤの正体は〝わからない〟〝見えない〟〝未来〟への不安からきているように思います。小さなモヤモヤはいつしかストレスへと変わり…バ――――――ン!
ストレスが爆発する前に「報連相」を思い出して! !
でも、私たちはワーキングマザー。そこは新入社員研修で習った「報告・連絡・相談」で解決できるかもしれません。仕事のルールは家庭の中でも使える! というより、使って欲しい。仕事のときは感情を抑えて話をすることができるけど、夫に対しては「夫だからわかってくれているだろう」という甘い思いがどこかベースにあり、余裕のなさから、イラっとしたときに「感情」を直接伝えてしまうことも。でもそれは賢い伝え方ではありません。感情的に伝えたい気持ちは山々ですが、そこはぐっと堪えて!
家庭での「報連相」ってどうすればいいの?
▲ 会社に置き換えて考えてみると、同じ部署の同じチームの人が、今、何のプロジェクトをしていて、何が忙しいか、大体知っていますよね。
では家庭ではどのように「報連相」をおこなえばよいのか? 例えば、会社で新しいプロジェクトが始まる。その仕事を始めるときっと残業をしなければならない日が出てくるだろうな…ってこと、ありますよね? そんなときは、先回りして以下のように「報連相」。
報告−新しいプロジェクトのメンバーになった
連絡−場合によっては、残業になる日もくるかもしれない
相談−そのときはお迎えお願いね♡
と話しておくと、突然の残業でも「あ〜、その仕事で大変なんだ! 」と思ってもらえます。小さなことですが、そのときに初めて聞くよりも気持ちをよく受け入れてくれる。相手が自分が何をして忙しいのか、どういう状況なのか、を伝えるのもチームを運営するには重要だと思うんです。
平日はゆっくり話をする時間もないのが現状です。相手を思いやる余裕や余力がないけれど、伝えることは伝えておきたい。そんなときは冷蔵庫に付箋を貼る、LINEのノートで共有するなど、チームの運営を円滑にしていきたいものですよね。
子どもの教育にも効果があるらしい…
「報連相」ができている家族=コミュニケーションが取れている家族ということ。親がよくコミュニケーションを取っているのを見ると、子どもも自然と今日あったこと、相談したいことをお話しできるようになるようです。ぜひ、子どもの教育のためにも実践していきたいですよね。
文/山内 梓(Domanist) 構成/望月琴海
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読者ユニットDomanistメンバー
山内 梓
マスコミ勤務・35歳、2歳男児のママ。文芸雑誌の編集長を務めるワーキングマザー。趣味は美味しいレストラン探し。Instagramのアカウントは@airsymphony